2013/1/26〜1/27 天草の山(柴尾山・龍ケ岳・次郎丸嶽・太郎丸嶽

  寒い時は、暖かい場所が良い。と考えたわけでもないが、今回は天草の山に行くことにした。天草は私にとって母親の里でもあるが、ほとんど縁がない。しばらく住だこともあると聞くが・・・・。
 天草の山は、2011年3月に最高峰の倉岳と尾根続きの矢筈岳を歩いた。倉岳は山頂まで車道が延び、登山道も車道歩きとなるため正直趣に欠けた。それでも展望は最高で島々が海に浮かぶ景観は忘れられない想いでとなった。
 今回も、展望を期待して九州百名山地図帳(山と渓谷社)にも選ばれている龍ケ岳と次郎丸嶽・太郎丸嶽を歩くことにした。
 コースは、なるべく地図帳に掲載されているコースで歩こうと計画し、1日目は、距離の短い、次郎丸嶽・太郎丸嶽、そして2日目に念珠岳・龍ケ岳の縦走を計画し、朝早く出発したが、思いもよらない事態が起こり、途中で引き返すことになった。当然、運転時間を考えると断念する気分であったが、計画を何とか実行したい気持ちが勝り、何とか行程を変更して2座歩けないか考えながらとりあえず出発した。既に昼前となり、天草に到着は午後3時頃になりそうである。
 
 NO1.柴尾山(225.9m)
登山口〜頂上〜登山口
2013年1月26日 天気 晴れ
 
 ■出発時間:11時30分頃(自宅付近)   
  ■メンバー:家内と2人
 車中で計画を練り直した結果、今日は短時間で歩けてしかもホテルに近い山、そして明日は龍ケ岳縦走を諦めてピストンにすれば、次郎丸岳・太郎丸岳も歩ける。
 そこで今日の山は、柴尾山(しばおやま)とした。
小倉東I.Cより九州道は松橋I.Cで降り、天草方面へ。途中、道の駅「不知火」に寄り、ばんぺいゆ等のお土産を買って天草パールラインへと進む。橋を渡ると天草らしい風景となり、正面に今から登る柴尾山(しばおやま)が見えてくる。岩谷港に着くと公園に駐車する予定であったが、工事中のようなので登山口前まで民家の中、狭い道を車で進む。
 14時40分、3台程度停められる駐車スペースは、道路の行きどまりで登山口である。早速、ザックを担ぎ、歩き始めるが、標識は「ぞうやま」になっているではないか。ゾウヤマ?何で・・・・・どうも別名のようだ。狭い急な登りから広いなだらかな登山道になる。樹林帯はなかなか気持ちの良いコースである。突然明るくなると目の前に大きな螺旋階段がある鉄塔が見える。なんだろと思いながら近づくと展望台である。よくもまぁこんなところにこんなものを造ったもんだ。階段を踏んで上がって行くが、これが結構怖い。子供も喜んで駆け上がるかも知れないが、少々危険な気がする。展望台での眺めは絶景である。家内は思わず「来て良かった」と言ってくれて朝の「思いもよらない事態」を考えるとほっとする。
 下山は往路を戻る。15時30分、登山口に着いた。少々早いので途中物産館に寄り、予約していたホテルに向う。少々贅沢ではあるが、先週の車中泊での腰の痛みを思うと安いものだ。ホテルはネットでできる限り安い所を探し、4000円/1人以下の所を見つけた。
 17時、チェックイン。温泉に入りたかったが湯ざめするかもしれないと家内が言うのでおとなしく部屋で横になっているといつのまにか寝てしまった。食事は隣のレストラン(小料理屋)。18時から店が開くということでそれまで寝てしまう。宿泊費は安く済んだが、食事は贅沢に刺身盛りなど。お酒もすすんでついつい・・・・。それにしてもさすが魚屋さんの経営、新鮮な魚は本当においしかった。ご馳走様。
 明日も元気で歩くぞお!!

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<コースタイム>
 登山口-(30分)-頂上-(15分)-登山口
※休憩時間含まず。全行程で約1時間弱でした。

 宿泊:ビジネスホテル新月 TEL0964-59-0670 
 夕食:レストラン満海(ホテル横)
 
  
今回のコース(クリックで拡大)
道の駅 不知火
天草らしい景色(車中から)
登山口 ぞうやま? 歩き始める
歩きやすい登山道 木の周りを笹が覆う なかなか気持ちの良い登山道
山頂は広いが展望がない 展望台に上がる 絶景だ
展望台にて
仲良く 登山口に戻る 国道からの曲り口
上天草物産館 さんぱーる ホテル室内 うまかった

翌早朝に出発
あじのから揚げ ご馳走様でした
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