2013/7/13 可愛岳えのだけ(728m)
西郷資料館〜烏帽子岳〜可愛岳〜ザレの平〜西郷資料館
西郷隆盛のゆかりの地 
 
 ▲山頂からの眺め
2013年7月13日(土) 天気 曇り時々晴れ
 ■出発時間:午前6時(自宅)
  ■メンバー:家内と私
 暑い、とにかく暑い。なぜここまでして山に行くのか?西郷資料館の駐車場に着いた私は自問自答していた。「どこか涼しいところでビールでも飲んで過ごせればなぁー・・・・。」スタート時点ではそんなことを考えていた。可愛岳は、宮崎県延岡市に位置し、出発地点は西郷隆盛宿陣跡資料館ですぐ傍をJR日豊本線が走る。標高が低いため、暑さは街の中と同じである。家内は文句を言わず、がんばると言ってくれた。雑木林の中を高度を上げるうちにやや涼しさを感じ始めたときにはホッとした。いやこの場合、「ホット」ではないな。やはり暑さのせいで、思いのほか時間がかかる。予定時間を約30分オーバーして烏帽子岳に到着。手前にストーンサークルらしき場所を通過してきたが、じっくり観察する余裕などなかった。それでも烏帽子岳の日陰で休憩していると風の通り道なのか、涼しい。死んではいないが、生き返った気分である。烏帽子岳の頂上には展望が開けた場所があり、太平洋が見渡せ壮快な気分である。これがあるから山を止められない。降りに使うルートとの合流点を過ぎてから稜線を歩くが、『可愛岳の頂上は未だか未だか』ととても長い道程のような気がした。もしかして春や秋に歩くととても気持ちの良いコースになるのではなかろうか。ようやくの思いで可愛岳頂上に立つ。既に予定時間は1時間近くもオーバしてしまった。ゆっくりもしていられず早々に下山する。下山のルートは南尾根ルート分岐から南へ降る。ザレの平と言うところは確かにザレ場。すぐに涸れ沢のガレ場となるが、とても歩きにくい。水飲み場を過ぎる頃に雷が鳴り出して雨が降り出した。幸い樹林帯の中なので濡れずに済んだ。シダが茂る道から植林帯の山腹を歩き雑木林を一気に降ると視界が開け、雨もすっかり止んで灼熱の登山道に出る。そして無事登山口に着いたが、二人ともボロボロという言葉がふさわしい。時間がないが、風呂で汗を流したいと言うことで資料館を覗く余裕もなく温泉を目指した。約40分かけて日之影温泉に着き、バタバタと入浴し、今夜の宿泊地である鹿川キャンプ場へと車を走らせる。 翌日の鉾岳へ
 ■コースタイム
 西郷資料館P-(70分)-林道出合-(35分)-烏帽子岳-(10分)-分岐-(40分)-可愛岳-(20分)-分岐-(10分)-ザレの平-(20分)-五合目-(30分)-西郷資料館P
 ※上記は休憩時間含まない時間。全行程では約5時間かかりました。
今回のコース(クリックで拡大)
道の駅宇目から唄げんか橋を見る(9:37)
西郷隆盛宿陣跡資料館駐車場(10:23) サングラスをかけた西郷どん 登山口(10:27)
シダが多い 時折視界が開ける スダ原遺跡とある(10:40)
陰平(10:47) 大きな倒木をくぐる 可愛いキノコ
何の虫だろう?たくさんいた 涼しそうに見えるが暑い 歩きやすい登山道
アヅキハナとある(11:21) 岩がゴロゴロとしてきた この辺りで休憩(涼しくなってきた)
暑いきつい 林道に出る(11:49) 鬼の舟
遺跡みたいな石がある 二本杉?どこに・・・(11:52) 杉の植林帯を進む
朝寝窪・ガッタン石とあるが・・・・ ストーンサークル(12:10) 急斜面が始まる
ロープも張ってある 稜線が見えてきた 巨石に立つ(12:24)
烏帽子岳頂上にて(12:28) 山頂は東南側が眺めが良い 岩渕から
太平洋だ! 山姥の尾(12:48) 岩壁をトラバース
南尾根ルート分岐(12:56) 前屋敷 落ち葉がとにかく多い
滑る滑る、ロープを頼りに 巨石群 軽快な稜線歩き
時折視界が開ける 巨木が多くなる 鉾岩(13:25)
コワッ 山頂が見える おっ!クワガタだ
巨石が多い 稜線歩きは結構長い ドルメンとある(13:34)
台場 やっと可愛岳頂上(13:44) 頂上からの眺め
降りは早い 石だらけ 南尾根ルート分岐点(14:19)
ザレ平(14:27) 涸れ沢のガレ場を降 水飲み場とある(14:34)
プチ滝  シダが多くなる 5合目(14:46)
歩きやすいので急ぎ足になる 植林帯を進む  ばくと岩? 
 もう登山口近い ひべら山197mとある(15:07)  シダがきれいである
 陽射しが強い  ノボリ尾とある(1518) 登山口(15:22) 

日之影温泉で汗を流し鉾岳へ
 民家を抜け 西郷資料館駐車場に到着(15:25)   
     
翌日の鉾岳へ
     
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