2006/7/30 井原山 983.0m
No1
2006年7月30日 天気快晴  野河内〜水無〜井原山〜三瀬峠
いよいよ井原山オオキツネノカミソリ観賞登山の日が来た。今回はYさんのこえかけで「自然観察とボランティア山の会」という長い名前ではあるが発足人のYさんの精神がこめられた会が誕生した。私もYさんからつよーいお誘いでお手伝いをすることとなった。今回の山行で同時に会員を募集したのだが、予想に反して?今までYさん個人で開催してきた過去の参加者に声をかけたところ30名強の希望者が出た。(人気の高いことが証明された)そして今日の井原山は初めての人も含めて36人の参加者となった。小倉駅前にAM7時に集合し、九州道を経て野河内登山口から出発、暑さのためかなりバテ気味であったので予定より1時間ほど遅れた。目当てのオオキツネノカミソリの群落に感動し、全員無事に下山することができた。
下山後は滝の湯でお風呂に入り、車中でクイズ大会などをして賑やかに帰宅した。
なお、今回のコースは前回の下見と逆のコースを行くのでアクセス及びコース詳細は省略とします。
山の紹介
井原山(いわらやま)は、背振山系の第二の高さで背振雷山県立自然公園となっています。ルートも多種多様で経験や体力に合わせたコース、四季に応じたコース、特に周回コースで楽しむことができます。井原山は、オオキツネノカミソリの群生が見事で知られていますが、この時期だけでなく、春、夏、秋とそれぞれ多くの希少な花々に出会うことができます
オオキツネノカミソリ(大狐の剃刀)
「オオキツネノカミソリ」は「キツネノカミソリ」より少し大きく、最初に確認されたのが多良岳産のもので牧野富太郎(植物学者)によって学名と和名が付けられそうです。
 ・多年草のヒガンバナ科、茎の高さは30cm〜50cm程度
 ・花の色が狐で葉の形が剃刀に似ていることから名づけられた。
水無鍾乳洞
洞口は三ケ所あると言われています。下流の口は登山道の左脇に、上流のものは登山道を井原山にわずかに登った左支谷にあります。道脇の洞口から奥200mが探勝でき、奥の院、奥千畳敷きと呼ばれる高さ7m幅150mのホールが2つあるそうです。この鍾乳洞は地下水位の変化により形成され、洞床も三段のレベルが確認されていて福岡県では平尾台の目白洞、青竜洞と並ぶ長い胴で支洞を含めると1630mはあると言われているようです。
小倉駅前に集合
野河内(右手WC)
渓谷沿いの林道を歩く ネムノ木の花が見事 水無登山口
オオキツネノカミソリ 陽射しを浴びて 見事な群落
急登前に一息 一番の難所 きつい上り もうすぐ山頂
オカトラノオ 雷山を見ながら山頂で食事 多勢の人
次回は九重「涌蓋山〜一目山縦走」
担架用の竹を持つ副代表 記念撮影
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