2013/2/24 岩宇土山(1347m)・上福根山(1645.3m) 熊本 五家荘
NO2
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 岩土山頂上のヤセ尾根歩きもすぐに終わり、植林帯と自然林の間を降り始める。足元には白い石灰岩の変わりに雪がうっすらと土の表面に重なっている。鞍部に着くとそこはオコバ谷分岐上福根山へは真っ直ぐに進む。前方から声が聞こえてくると数人のパーティが降ってきた。かなり早出をしたのだろう。皆さん、私よりずいぶんと先輩のようだが、おしゃれで元気が良い。シャクナゲの中を抜けると植林帯に入り、キヤノキ谷分岐の道標をみる。目の前が明るくなると青空と巨木の姿が上部に映るが、目の前には背丈ほどの笹が待ち受けている。笹漕ぎが終わると荒れた林道に出て横断して尾根に取り付くが、ここから上福根山の頂上部が望める。巨樹の気持ちの良い尾根であるが、すぐにまた笹漕ぎとなる。上を見ると青空と白骨化した枯木の映像が目に焼きつく。笹を抜け、露岩の脇を登るとシャクナゲの群落となる。苔のついた大きな岩群を斜めに登ると頂上に出る。
 11時43分、頂上では団体さんがちょうど昼食を終え、出発準備をしていた。私たちもここで昼食をすることにした。しばらくして朝、追い越して行った単独の男性がやってきて団体さんがいたから下で昼食を摂っていたとのこと。この方も福岡から来たと言う。
 12時15分、上福根山頂上を出発。オコバ谷分岐まで戻る。分岐からオコバ谷へと降る。雪が残っているので滑りやすい。薄暗い植林帯の中をひたすら降る。土が凍っていて滑りそうになるがアイゼンを着けるとそれもまた歩きにくいだろう。とにかく慎重に降って行く。上福根山から下山中に対向して登って来たベテラン風の方が、早くも追い越して行く。それでもとにかく慎重に降る。
 突然明るくなると広く開けた場所に出る。上部を振り返ると規則正しく並んだ植林と稜線がとてもきれいである。やがてたくさんの人の声が聞こえてきた。フジュソウの群落地である。開花したフクジュソウの花は、写真には収めきらない。たくさんの登山者もここで時間を費やしている。私たちもここでコーヒータイムとした。
 下山は谷へと降るが、途中の斜面にもフクジュソウがたくさん咲いている。沢に出ると左岸ルートの道標が目に入る。ガイドブックの地図では右岸を行くようになっているが、先行者が皆な左岸へと進んでいるので私たちもそれに習って進む。テープがしっかりとあるので迷わずに歩く。この辺りもフクジュソウがたくさん咲いるので踏まないように気を着けて歩く。が・・突然テープがなくなり踏み跡もなくなる。戻って確かめたが、ここまで、はっきりとした登山道である。結局、他の団体さんもここから適当なルートで下山をすることになる。
 結構手こずりながら(いや足ずりながら)降り、工事用の道路に出る。団体さんも無事降ってきて一安心だ。砂利道の道路をしばらく歩くと車道に出る。
 15時20分、車を停めたスタート地点に無事到着。
 結構時間がかかったが、なかなか濃厚な山行であった。今日も自然に山に感謝である。
 <コースタイム>
 登山口-(60分)-地蔵菩薩-(35分)-久連子岳-(25分)-岩宇土山頂上-(12分)-オコバ谷分岐-(25分)-林道出合-(50分)-上福根山頂上-(40分)-林道出合-(18分)-オコバ谷分岐-(30分)-台地-(60分)-工事用道路出合〜車道-(13分)-登山口
※休憩時間は含まず。全行程で7時間15分でした。
サルノコシカケ発見
うっすらと雪がある
オコバ谷分岐
ムチゴケの種類だろう 植林帯を通過 キヤノキ谷分岐
背の高い巨樹が多い ブナが多い 笹を抜けて
林道に出る 林道を横断し尾根に取り付く 尾根に出る
笹の中に埋もれて歩く 巨木が良い 露岩が見える
露岩の上部 急斜面はシャクナゲの群落地 苔の付いた岩が多くなる
上福根山頂上 展望はあまり良くない 花芽の付いたシャクナゲ
枯れた巨木も多い 露岩の脇が登山道 露岩の先はルートを間違いやすい
林道が遠くに見える やっと笹を抜ける 上福根山の稜線(西側)
 上福根山の頂上 オコバ谷分岐  雪が結構ある
 土も凍っていて滑る 結構急な道   開けた場所に出る、この下方が台地
 振り返る  しばらくフクジュソウをご観覧  
     
   たくさんの登山者がフクジュソウ見学  
 私たちもコーヒータイム 下山中にもたくさんのフクジュソウ   ん♪可愛いよ・・・・花が
 登山道は花だらけ    しばらく見とれる
 さぁ帰ろう 沢に出る   沢を降る
 レスキューポイント  左岸ルートとある  テープが目印
 苔むした岩が多い 砂防提工事中   テープがたくさん見える
 階段が造られている テープがなくなりどうしようか   適当に降る
 道路に出た  車道が見えた  無事久連子荘
     
     
   
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