2012/11/18 鹿鳴越連山(大分県日出町)
山田湧水〜殿様道入口〜百合野山〜古城山〜板川山〜七ツ石山〜経塚山〜山田湧水
遊山歩例会登山
 西鹿鳴越道降りでの展望(別府湾と高崎山)
 ▲七ツ石山頂上からの展望(百合野山から歩いて来た峰々が見える)
2012年11月18日 天気 晴れ
 ■出発時間:午前6時20分(自宅) ■集合場所:豊前お越しかけ(7時30分)  
  ■メンバー:MORIさん夫妻、がしんさん、あずきさん、KENさん、あこちゃん、カラス夫婦の8名
 遊山歩の例会にようやく参加できる日が来た。今日の山は、MORIさんから初めて聞いた山でよく知らない。鹿が鳴くと書くので鹿が多いのかと思えば、そんなことはなかった。それよりも殿様道とかザビエルが歩いた道だとか、何だか歴史を感じるルートであった。高速道は早見I.Cで降りて広域道へと入り、山田湧水の駐車場に停めさせてもらう(8:30)。ここから道路を戻って東へと車道を歩き、「ようこそ殿様道路へ」から山手に入る。トンネルをくぐり真っすぐ登って行くと殿様道入口とりっぱな案内板がある。ここから殿様の道と言うくらいだからりっぱな道かと思うと普通の登山道である。空が見えてくるとカラスウリの実が柿のように生っている。昔の豊前街道と説明板があったり、この辺りが「駕籠立て場」ではなかったかという説明板もある。鞍部に出ると百合野山との分岐点でここから百合野山をピストンする。冷たい風が秋の終わりを感じさせてくれる。百合野山頂上は、南側を切り開いている。分岐点まで戻り、西に進路をとり古城山(こじょうのやま)を目指す。平坦な道を歩いて行くと林道らしき道が正面に見えてくるが、ここは道標通り、左へ登山道を進む。植林帯の中を登って行くと古城山との分岐点標識があるので南に進む。山脇を横に歩くような道から急斜面を喘ぐと古城山頂上標識がある。山頂は狭く、展望はない。早々に分岐点に戻り、次は板川山(いたごやま)を目指す。檜の植林帯の尾根を歩き、自然林の急斜面を登りきると笹の茂った平坦な道となる。板川山の頂上はこの道の脇にあって標識がなければきっと通り過ぎてしまうだろう。山頂らしく南側を切り開いてくれたおかげで別府湾を見渡せる。景色は最高である。気持ちの良い縦走路は次第に展望がよくなり上りきると七ツ石山に着く(11:25)。百合野山ですれ違った佐賀県からのグループが昼食をしていた。私たちも素晴らしい展望を味わいながらここで昼食とする。展望の良い縦走路はこの辺りまででここからは一気に降る。鞍部に出ると山田湧水からの道との出合いで西に経塚山を目指す。目の前に大きなアンテナが見えてくるが頂上はその奥らしい。山裾を右回りに歩き、舗装された広域農道に出る。車道を少し歩くと経塚山への道標がある。少し舗装道を歩き、大きなアンテナを左に見て右の少し小ぶりのアンテナの方へと砂利道を入り込む。すぐに経塚山への道標があるので登って行くと山頂だが、ミヤマキリシマの群生には驚いた(12:35)。展望は360度で素晴らしい。石の上に立って見渡してみた。先客は佐賀のメンバー。山頂はきっと久しぶりに賑やかになったのではないだろうか。 ミヤマキリシマの花だけを愉しむのであれば先ほどの広域農道を車でくれば歩く距離はほんの少しである。そう思うと趣が欠けてくるので考えないことにした。アンテナも私の視界から消すことに。(住民の皆様ごめんなさい)
 下山は、舗装道を戻って七ツ石山との分岐点を通り過ぎてザビエルの歩いたと言う道を降る。別府湾を見ながら降って行くと道は石畳となり、「一目城・石切場」と書かれた説明板を見る。石畳が終わると広い平坦な道となり、旅の終わりを感じるようになる。目の前が急に開けたと思うと今朝出発した山田湧水が見えてきた(13:50)。先を歩いていた佐賀のメンバー一行とお別れを告げ、帰路に着いた。そして豊前おこしかけで解散。今日も山に自然にそして仲間に感謝である。今日で遊山歩は解散であるが、またこのメンバーで歩くことを楽しみにしよう。本当にありがとう。感謝、感謝、感謝・・・・・。
<コースタイム>
 山田湧水P-(25分)-車道歩き-殿様道入口-(40分)-百合野山との分岐-(17分)-百合野山-(15分)-百合野山分岐-(20分)-古城山分岐-(7分)-古城山-(7分)-古城山分岐-(18分)-板川山-(13分)-七ツ石山-(10分)-山田湧水からの出合い-(25分)-経塚山-(20分)-山田湧水からの出合い-(35分)-山田湧水P
※休憩時間は含まず。全行程で約5時間10分でした。
今回のコース(クリックで拡大)
山田湧水
 道路を歩いて東側の登山口を目指す
ようこそ殿様道路と標識がある トンネルの上は日出バイパスである 殿様道入口
殿様道について詳しく説明がある 爽やかな歩きが始まる 開けてきた
カラスウリがたくさん生っていた 変わった形の木である 頼りない橋と思いきやアルミの梯子で補強
昔の豊前街道跡とある 石で土留めをしている まずは百合野山へ
植林帯の急斜面を歩く ツルリンドウの実 冬イチゴは食べごろか
キッコウハグマ 百合野山にて(MORIさんより) マユミ
林道との分岐地点 植林帯の中を進む段 きつい登り
古城山にて(MORIさん撮影) 分岐に戻る 板川山(いたごやま)へ
のんびりと歩く 紅葉が未だ残っている 笹の間を気持ちよく歩く
板川山にて(MORIさん撮影) 板川山からの展望 黄葉もきれい
縦走路からの別府湾 海を眺めながらの快適な道 七ツ石山かなぁ
真っ赤に紅葉している 先客が昼食中 七ツ石山にて(佐賀の人に撮ってもらう)
今日歩いて来た稜線 別府湾が見渡せる 山頂にある標識
結構降る 山田湧水への分岐点 経塚山を目指す(アンテナの山)
広域農道へ 広い道となる 車道に出る(広域農道)
ヤマラッキョウがたくさん咲いている 経塚山へ道票 サイヨウシャジンの花も咲いている
ここから入る 経塚山の道標 経塚山頂上(ミヤマキリシマの自生地)
 狂い咲き  先客は同じコースを歩いた佐賀チーム 経塚山にて 
 車道を戻る  分岐を過ぎる 整備されている 
石畳  一目城・ 石切り場  なんだろう?
 道はとても広くなる 山田湧水が見えてきた  ザビエルが歩いたんだって 
   
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