2007/4/29 霧島縦走 韓国岳(1700.1)m〜新燃岳(1420.8m) 
No1
白鳥山(左手)・硫黄山(中央)・甑岳(右手)
韓国岳5合目から北東を見る(左から白鳥山・硫黄山・甑岳)

2007年4月29日 天気晴れ
昨日は開聞岳を登り、えびの高原でテントを張った。昨夜、車がなかったが、今朝は4〜5台止まっていて登山準備にかかっている人もいる。朝はさすがに冷えて車のガラスは凍っていたが、天気は快晴のようだ。AM6時35分 朝食、トイレを済ませ出発だ。
<コース詳細>
登山口は車道沿いにもありますが、ビジターセンターの舗装されていない駐車場の奥の木柱に「韓国岳登山道」と書かれた標識がありますので、そこから整備された石畳の遊歩道をしばらく標識に従い歩きます。目の前が開けると車道にある登山口からの登山道と合流します。すぐ前が硫黄山です。霧島縦走路と書かれた標識どおり、右に進みます。歩きやすい林の中、階段をあがっていくと二合目、三合目と標識があります。五合目は広い場所で北東の展望が望めます。(このページのタイトル部のパノラマ写真のとおりです)。階段はなくなり、ひたすら高度をあげ、ピークに出たら平坦となり、ガレバをそのまま行くと山頂です。
山頂は360度の展望で、南側には大浪池が見え、北側は火口が見えます。また、東南には昨年登った高千穂峰が堂々と現れています。展望を楽しんだら、東に進路をとり、まずは獅子戸岳を目指します。一旦下りますが、滑りやすいので注意です。下りきってとササの中を歩き、自然林となりやがて木がなくなり上り道となります。振り返ると韓国岳がまた違った形をして見えます。韓国岳山頂から約1時間15分で獅子戸岳山頂です。獅子戸岳もほぼ360度の展望が楽しめます。記念撮影だけして今度はいよいよ新燃岳を目指します。道は、再び下ります。下りきった鞍部には新湯温泉への分岐標識があります。上り道を約15分程度喘ぐと新燃岳の火口縁に着きます。初めてみるエメラルドグリーンの火口湖には感動です。写真で見るのとは大違いです。調子に乗った写真をたくさん撮って火口縁を歩きます。山頂標識は南側にあります。早朝の出発だったのでここで昼食を摂る事にしました。時間は午前11時。 高千穂峰を眺めながら昼食を済ませ、中岳を目指し出発です。なだらかな下りは木の桟道で歩きやすく、登山靴公害(登山靴が土を削って大きな溝になってゆく)も防止できるようです。鞍部まで行くと湯之野(湯之野温泉)への分岐標識があります。なだらかな上りを歩くと左手に火口が見えてきます。すぐに中岳山頂です。     次ページ
エコミュージアムセンター
登山口標識(後ろに韓国岳)
キリシマミズキ 朝日が昇ってきた 硫黄山
二合目の標識 えびの高原駐車場を振り返る
五合目 山座同定中 韓国岳山頂を望む
ショウジョウバカマ 韓国岳火口 八合目
ハム仲間と交信中? ガレバを歩く 遠くに高千穂峰
大浪池 大浪池をバックに 韓国岳山頂にて
次ページ
山日記トップへ