2011/04/17 古処山(859.5m)・屏山(927m)
本覚寺P〜秋月街道〜古処山〜屏山〜本覚寺
 NO1
 ▲古処山山頂付近(庭園のような景観である)
2011年4月17日 天気 晴れ
 古処山は福岡県の嘉麻市と朝倉市にまたがっていて、私も何度か歩いている。特に東側の馬見山から屏山、古処山と縦走するコースは、自然林から苔むした岩、そしてツゲの原生林と変化もあって楽しめる。
 自然観察とボランティアの山の会でも数年前に縦走したが、今回は秋月街道を歩いてみようということになり、私にとっては初めてのコースなので楽しみだ。
 北九州からお姉さま方3名を載せて登山スタート地点である本覚寺で代表のYさんと合流することに。午前6時半に出発して現地に午前8時20分に到着。登山準備をして出発である。
<アクセス>
 嘉麻市内から国道322号線を秋月方面へ。峠を越え、だんご庵の標識で左折。だんご庵の前を通り過ぎて橋の手前の本覚寺の角を左折すると左手に結構広い駐車スペースがある。
<コース詳細>
 駐車場よりだんご庵まで戻ると小さな橋のところに「秋月街道旧八丁道」と大きな木の表示板がありますので入り込みます。するとだんご庵の敷地となり、お店の中を抜けると登山道らしくとなります。しばらく上ると国道に出るので横断します。石畳の道から平坦な道となると住居跡があって右に進みます。舗装された道に出ると植えられた桜がたくさん咲いていてしばらく花見です。ここはキャンプ場のような場所ですが、それらしき施設はありません。北に街道の続きがあるので進みます。倒木で真っ直ぐ進めないので杉林の中を迂回をして再び街道に出ます。石畳の道となると目の前に巨木が現れ、神木なのか石仏が置かれています。手を合わせて先に進むと急に開けて舗装道に出ます。国道かと思ったら違っていて右に歩くと今度は本当に国道に出ます。ここにも秋月街道と木の大きな表示板がありました。国道をしばらく上ると右手に古処山登山口の小さな道標がありますのでここから取り付きます。(車で走っているときは見逃しやすい)ここからが登山道です。心地よい風を楽しみながら植林体を歩きます。桧林を抜けると林道に出て横断して割と平坦な植林帯を進みます。尾根が狭くなって自然林になると勾配はきつくなり、ピークの山腹を巻いて急斜面を登りきると次の尾根上に出ます。境界を見て急登にしばらく喘ぐと稜線に出ます。アセビの花が満開です。朽ちた木のベンチの右側に遊人の杜からの道と合流し、山腹を右に巻くと斜面にはキツネノカミソリが群落していて花の開花した時の光景を想像するとその時期に再び来て見たい心境となります。再び稜線の急斜面で出ると苔むした岩が多く古処山ならでは景観が見られようになります。登りつめるとまるで庭園のように石が並んでいて何ともいえない景観に感動を覚えます。ここには石仏が多く置かれて信仰の深い山であることを感じます。避難小屋が見える広場は、馬攻めと呼ばれている城址とのことです。
次ページへ
今回のコース(クリックで拡大)
本覚寺上部にある駐車場
カキドオシ(垣通) オドリコソウ(踊り子草) キランソウ(金瘡小草)
車道を戻る だんご庵の駐車場 秋月街道 旧八丁道入口
だんご庵の中を抜ける キケマン(黄華鬘) サツマイナモリ(薩摩稲森)
倒木の下をくぐる スミレ 国道を横断
石畳の道 住居跡 左山?ここは右に
なんと桜満開 何桜だろう キャンプ場のようだが・・・この先右に街道入口
迂回路 山腹を巻く 石畳の道となり神木がある
急に開けて舗装道に出る(舗装道を右に) この標識がある 国道に出たところ
国道にある古処山登山口 植林体を進む こんな道が続く
右から出てきた(振りかえる) 林道に出たら右 この先左より
植林帯の尾根道を 自然林の尾根道となる ピークを巻いて
再び尾根に 気持ちの良い尾根歩き 境界がある
急登して アセビの花が満開 遊人の杜からの道との出合い
右に山腹を巻く キツネノカミソリと苔むした岩 岩場を楽しむ
 庭園のような景観に感動  コショウノキ(胡椒の木) 石仏がたくさんある 
   次ページへ  
     
山日記トップへ