2013年8月10日〜11日 九重(法華院温泉荘一泊登山)
2日目(大船山1786.2m)
法華院温泉〜坊ガツル〜段原〜大船山〜段原〜坊ガツル(昼食)〜雨ケ池〜長者原
 
前ページより
 2013年8月11日(日)天気晴れ
 ■行程
   朝食(6:30)→法華院温泉山荘出発(7:30)→登山口(7:48)→段原(9:24)→大船頂上(10:03)→段原(10:40)→登山口(12:03)→坊ガツル避難小屋にて昼食後出発(12:35)→雨ケ池(13:35)→長者原登山口(14:54)→長者原にて入浴(15:15)→出発(15:50)→道の駅玖珠(16:36)→メタセの杜→下曽根(18:30)
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 周りの声や物音が聞こえ始めたので少し早いが起き上がると、同じ部屋のメンバーも皆起き出した。外を見ると薄暗いが、三俣山には朝陽が当たり始め、日の出も近いことを知る。廊下に出ると少々肌寒い。女性群は理由は色々あろうが早起きである。既に布団は片付けられていた。それにしてもあれだけ飲んだのにトイレは1回だけであった。あのビールはどこにいったんだろう。 朝食では、御代わりの方が最初のご飯より量が多く、もったいないので完食したが、これがもたれて午前中気分がすぐれなかった。(それとも二日酔い?)
 法華院温泉山荘を後にして出発である。昨日と違ってとても涼しく、そして空気も澄んでいるようだ。今日は、2名を残し、12名が大船山に登頂する。
 坊ガツルは、朝陽を浴びたたくさんの黄色やオレンジ色のテントでまるでアニメの世界である。
 登山口から樹林帯に入り、しばらくは涼しい歩きとなる。後方から手ぶらの登山者数人に追い越される。身軽でうらやましい気もするが、我々は慎重派である。 さらに前方からは、早くもご来光をされた方々が、やはり身軽な格好で降ってくる。若い人が多く、最近の山ブームを感じる。
 何度も休憩をして30分遅れで段原に着いた。5合目で展望を愉しんだが、ここ段原からの展望も素晴らしい。九重の峰々が一望できる。大船山は目の前に黒く背を伸ばしているが、なぜか遠くに感じる。ここから樹林帯の平坦な道をしばらく進み、開けると急登となるが、景色は最高である。なにしろ北大船山を上から見れるのである。山頂に着くと昨日から行動が偶然一緒になっていた若い女性2人組が写真を撮っていたので集合写真を撮っていただくようお願いした(ありがとう)。 しばらく360度の大展望を愉しむ。ここまで来ると涼しくてここから離れたくない気分であるが、待っている人もいるし、遅くなるので未練もあるが下山を始める。来た道を慎重に戻り、登山口で待っていた二人が笑顔で迎えてくれた。きっと待ち遠しかったことであろう。
 新しくなった坊ガツル避難小屋で昼食を摂る。炊事棟で水補給するが、これが冷たくておいしい。自然の恵みにここでも感謝である。
 そしていよいよ下山。坊ガツルから雨ケ池経由で長者原とこれまであまり花を見ることがなかったが、それをまとめたかのように花々に出会う。
 きっと皆満足の山行であったのではないだろうか。おまけは長者原ヘルスセンターで入浴。私は10年ぶりくらいだが、きれいになっていた。
 車での帰路も順調に無事出発地点である下曽根に着く。
 この二日間、自然に山に仲間に、そしておいしい食事と清潔な寝床を準備してくれた法華院温泉山荘の皆さんに感謝。
本日のルート
日の出は近い(5:47)
三俣山には朝陽が当たっている
朝食(6:43) 出発(7:31) 坊ガツルへ
振り返ると山荘が見える サワギキョウが咲く 水が冷たそう
花がたくさん咲いている 坊ガツルのテント 登山口付近(7:48)
休憩 オトギリソウ 5合目からの展望
 
 ▲5合目からの展望(右に三俣山左に稲星山)
シモツケソウ 大船山の頂上部が見えてきた ドクゼリのようだが・・・
段原(9:24) イヨフウロ 大船頂上部
北大船山を背に 三俣山も見下ろせる 大船山頂上にて(10:04)
御池 オトギリソウ 360度の展望
下山は往路を戻る 樹林帯の平坦な道を快適に歩く   再び段原(10:40)
 立中山との分岐  降りは特に慎重に  三俣山が見える
 登山口に着く(12:04)→非難小屋で昼食  コオニユリ  トモエソウ
昼食を済ませ、 草原を気持ち良く歩く  三俣山の斜面を見ながら  川原では子供たちが遊んでいた
 オカトラノオ  長者原へ(12:50) アサキマダラがたくさん飛んでいた 
大船山があんなに遠くに見える  ママコナ   サイヨウシャジン
 マツムシソウ コバギボウシ   雨ケ池が見えてきた
 コオニユリ  雨ケ池(13:39) 砂防ダムのある涸沢を横断(14:04) 
 作業道に出る(14:46)  すげぇ ツチアケビ これもすげぇ
 おつかれさまでした
 ヒゴタイ  無事長者原(15:03)  
     
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