2005/6/5  扇ガ鼻(1698m)〜肥前ガ城(1685m) 

No1

 2005/6/5 天気 晴れ   
ミヤマキリシマの観賞に九重に出かけた。
先月の三俣山と同様、車中泊をすることにした。昨夜午後7時半に自宅を出発し、
牧の戸峠についたのは午後10時、濃霧で視界が利かずようやくたどり着いたが既に駐車場はほぼ満車だった。
翌日、午前6時に起床した。昨夜一旦星空が見えたように思えたが、ガスは依然として視界を遮り、そのせいか寒さを余計に感じる朝だった。
このガスの中、次から次へと登山者が集まり、売店前は早朝とは思えない賑やかさである。さらにトイレは「大」を待つ時間は何と15分から20分と渋滞である。
結局、私たちが出発したのは8時だった。
ガスはまだ立ち込めている・・・・


今日のコース
牧の戸峠の売店横より舗装された遊歩道を準備体操の変わりにゆっくり歩くと休憩場のある広場に出ます。ここより少し急坂ですが、マイヅルソウや景色を眺めながら木の階段を上がると稜線に出ます。ここで一息ついて阿蘇山などの遠望を楽しみ、さらに岩場を行くと沓掛山山頂です。(この辺りが行列ができてなかなか進みませんでした)さらに進むと平坦な道となり視界が開け右手に「扇ガ鼻」が見えてきます。
牧の戸峠から約90分で「扇ガ鼻」への分岐点です。標識がありますので右手に緩やかな上りを行きます。イワカガミの群落を見て人登りすると急に視界が開け見事なミヤマキリシマの群落が目に入ります。平坦になりますがすぐに急な登り道が目の前に現れます。下りの人と道を譲り合いながら一登りするとまたまた視界が開けさらに見事なミヤマキリシマを目にすることができます。こちらは割と登山者が少ないため穴場かもしれません。
右手の巨岩を目指し、緩やかな上りを進み、巨岩の間を抜けると「扇ガ鼻」山頂です。ここで一休みして往路を下りますが途中、右手久住への道程を行きます。
久住へのコースとの分岐より西千里浜を左手にし右手には「肥前ガ城」が目に入り平坦で広い道を進みます。やがて右手に巨岩が目に入り、岩場にぶつかる手前で標識がないのですが踏み後を頼りに右手より戻るようにして緩やかな上りを行きます。巨岩の横をとおりイワカガミの群落に目を奪われながら回り込むようにして稜線を進むと「肥前ガ城」の山頂に到着です。帰路は往路をとります。

アクセス
湯布院ICより水分峠、やまなみハイウェイを約25Kmで長者原。さらに約5Kmで牧の戸峠
牧ノ戸峠駐車場(AM8:00)
ミヤマキリシマ
マイヅルソウ
岩井川岳側 扇ガ鼻を背にして 雲海
扇ガ鼻分岐付近 扇ガ鼻へのルート ミヤマキリシマの群落
扇ガ鼻を背に 久住山側の斜面 ウスノキ
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