2004/4/29  蔵持山(472m)

No1

 2004/4/29 天気 晴れ  
福岡県の京都郡(みやこぐん)にある「蔵持山」で福岡県東部の山をほぼ歩いたことになります。今日は家内とともに足慣らしという意味で散歩に出かけました。
途中、国道から県道への分岐を見過ごして道に迷ってしまい、登山口に着いたのは既に11時でしたが、ちょうど山頂まで1時間なので食事を山頂でできます。
迷いやすいため登山口までの地図を作成し見ました。→登山口までの地図
蔵持山は英彦山六峰の一つとして数えられる豊前地方屈指の山で千年以上の歴史をほこり「蔵持山修験道遺跡」として数々の遺跡を残しています。(犀川町指定文化財の説明板より)また、遥拝殿には福岡県天然記念物の「蔵持の大杉」があり樹齢800年と言うから驚きます。
登山口
アクセス(マイカー)
国道10号線を大分方面へ、苅田町から行橋市街へ進み2つ目の橋の手前を右折し(土手沿い)すぐの交差点を左折、国道496豊津方面へ、左に大きな池を見、県道58号との交差点を過ぎ下本町交差点で県道201号に進みます。平成筑豊電鉄「犀川駅」の正面交差点を左折約1.5KmでY字路となり右手に行きます。すぐ「蔵持山神社」と標識があるので右折、ここから約1.7Kmで「蔵持山」の小さな標識があり左折するとお寺(念信寺)があります。ここから狭い林道となりますが舗装されているので車でいけます。念信寺から約3Kmで民家が2件〜3件あり、やがて舗装道が行き止まりとなり、そこが登山口となります。車は登山口付近に1台〜3台ぐらいはとめれます。(こちらからのコースは登山者が少ない)
杉林 今回のコース
登山口からすぐに杉林となり20分程度で小尾根にでます。5分ぐらいでY字路となり左が中宮への「本道」右が「近道」と標識があります。初めての私たちは「本道」を行きました。本道を下って行き、途中標識があり右に回りこみます。すると高座橋からの登山道にぶつかります。ここからは石畳で赤い鳥居があり中宮に着きます。遥拝殿で大杉をみたり説明板を読んだりして一息つき、上宮へと急な石段を登ります。この時期「シャガ」の群生が見事です。夫婦杉と言って2本の大きな杉が寄り添うようにたっていました。15分程度喘ぐと白い鳥居のある鞍部に出ます。標識はわかりづらいのですが、右に行くと三角点のある山頂で左に行くと上宮、屏風岩です。上宮での展望は全くなく、上宮の脇から少しくだり気味に細い尾根道を行くと「屏風岩」があり、ここからは素晴らしい展望が得られます。再び白い鳥居まで戻り三角点のある山頂へ
そこは日陰の広場となっていて行橋方面の展望が望めます。ここで食事をするのが良いでしょう。コースの地図を用意しました「コース地図
シャガ
コースタイム
  登山口−20分−「本道」と「近道」の分岐−15分−高座橋から登山道−10分−中宮−10分−鞍部−1分−上宮−1分−屏風岩−2分−鞍部−1分−山頂
※帰路は往路 山頂まで約1時間 中宮まで近道をとれば10分程度短縮可

感想
迷うことはないでしょうが、標識が痛んでいてわかりません。そのためか登山者も少なく寂しい気がしました。あまり手が加わるのも良くないでしょうが、せっかく県の天然記念物や遺跡が多いのでもっと知られても良いような気がします。
「本道」と「近道」分岐
赤い鳥居 遥拝殿
彫刻も面白い 上宮への登り口 樹齢800年の大杉
石段が続く 屏風岩からの展望 山頂


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