2013/5/12 三方岳(1479m) 宮崎県椎葉村
大河内登山口〜1366.6mピーク〜頂上〜1366.6mピーク〜大河内登山口
 ▲ブナの巨木
2013年5月12日(日) 天気 晴れり
 ■出発時間:午前5時50分(西米良温泉付近)
  ■メンバー:家内と私の2名
 山に登るときは、その山の形を遠くから眺め、きれいな富士型をしているとか、尖がっているとかなど期待を膨らませることが多い。ところが三方岳は、移動中にどれがそうなのか、登山口に着いてもどのピークが山頂なのかわからない。それほど辺りは山ばかりでこの山がいかに奥深いかよくわかる。
 昨夜は、地蔵岳を歩き、途中の西米良温泉付近でキャンプをして約1時間かけて大河内越にある登山口に着いた。天候は予想通り快晴である。登山口には九州大学宮崎演習林とあって立ち入らないようにとお願い文がある。
 登山準備をするが、ピーヒョロヒョロと鳶の鳴き声、ずーっと鳴いていたのでもしかして巣が近くにあるのかも知れない。
 登山BOXには名簿があって登山届の様式ではないが、いつ誰が訪れたかわかる。
 私も記入したが、昨日は同じ北九州市の5人の登山者の名前があった。
 さて登山道は広い樹林帯の尾根から狭い尾根へとなって行き視界が開けてきて眺めを楽しみながら歩くことができる。昨日の地蔵岳とは全く違う様子である。
 急斜面には、丸太(木製)の階段が崩れて障害物化して歩きづらい。せっかく苦労して作ってくれたのだろが・・・・・。
 ピークに立つと絶景が広がる。何枚も写真を写してしまう。
 次のピークまでは白骨化した枯れ木が広がり、これもまた素晴らしい景観の尾根歩きである。
 三角点を通過し、景色を堪能しながらヤセ尾根歩く。アップダウンもあるが、ブナの巨木やミズナラ、ヒメシャラのきれいな林も見れて壮快である。
 きつい上りをクリアすると再び視界が開け、山頂まで20分の標識がある。ここで大きく左折するとどうやら山頂らしきピークが見えてきた。さっきまで花は終わっていたと思っていたミツバツツジもこの辺りは満開状態で迎えてくれた。しかも花の絨毯までも準備して。ありがたいことだね
 遠望も楽しみながら急登をしてようやく山頂に着く。頂上は木に覆われていて展望はないが少し稜線に足を伸ばすと市房山石堂山などが見渡せる。と言うことは市房山からもここが見えたと言うことか。
 昼食には早いが、休憩も兼ねてここで腹ごしらえとし、下山は往路を戻る。
 下山時には、オンツツジの花も見れて飽きることなく歩いた。
 登山口付近まで戻ると朝鳴いていた鳶の声がまた聞こえだす。やっぱりこの近くに巣があるのであろう。
 今日も山に自然に感謝。

  ■コースタイム 登山口-(60分)-三角点-(110分)-山頂-(75分)-三角点-(35分)-登山口 
  ※休憩時間含まず。全行程で約5時間でした。
  ※帰路は九州道ではなく未完成の東九州道を走って見た。家に着いたのは午後6時半であった。
今回のコース(クリックで拡大)
5時起床
朝食を軽く食べる
レオンちゃんがお別れの挨拶に来た 市房山登山口への手前 トイレを借りる(6:10) りっぱな滝を見る
こんな道が続く 荒河内滝とある(6:44) 木に隠れて見にくいが結構落差ありそう
鹿だ! 登山口前の道路 大河内登山口(7:05)
広い尾根を歩き始めるく(7:34) 尾根は狭くなる 展望が開けてくる
こんな狭いところも 丸太の階段は崩れている(7:48) きれいな花が咲いている
北側の眺め(尾崎山) 三方岳120分とある(7:58) 市房山が見えてきた
きれいな尾根である 最初のピークで(8:10) 次のピーク
快適な歩きが楽しめる 東北側の眺め ミツバツツジも咲いていた
きれいな樹林帯 明るい場所のコケも面白い 枯木が広がる
三角点手前にて(8:30) 三角点(8:32) 東側(ここも枯木が広がる)
ヤセ尾根を歩く アセビの新芽 巨木が倒れている
ブナの巨木の多い潅木帯を登る あれが山頂かなぁ 山頂まで60分とある(9:05)
しばらくこんな道
ブナの巨木 これもでかい きつい登り
しばらく尾根の登りが続く きついなぁ 山頂まで20分(9:47)
眺めを愉しみながらの尾根歩き 変わった雲が ルンルン気分
 山頂は近い  花の絨毯 ミツバツツジ満開 
結構咲いている   素晴らしい景色だ 急登する 
 ミツバツツジがここにも  巨木も多い  あと5分
もう少しがんばれ  山頂からの眺め 山頂にて(10:23) 
 こっちはダメ 大きな奇木  山頂にもミツバツツジが咲いている 
 ▲市房山を眺める
下山開始(10:35)  やっぱりあのピークの奥が山頂
 絵になります 白骨化した樹木が広がる   オンツツジのようだ
登山口にある届出BOX  無事下山  記念に(12:28) 
おつかれさまでした  
 途中で道の駅に立ち寄る    
     
山日記トップへ