2013/10/26 釈迦ケ岳(830.6m)
宮崎県
法華嶽登山口-釈迦ケ岳-法華嶽登山口
 2013年10月26日(土) 天気 晴れ
■出発時間:5時30分(自宅)
■メンバー:家内と二人
 インターネットのおかげで今は様々な情報がすぐに得られるようになった。もちろん間違った情報も多いので注意だが。今回も野営地や温泉などをネットで調べ全体の計画を作成した。今回の2日間の旅は、宮崎県の南部。一日目は釈迦ケ岳、そして二日目は双石山(ぼろいしやま)・花切山を歩く。心配していた台風の影響もなく晴天に恵まれる旅となった。
 九州道はえびのJCから宮崎道を走り高原I.Cで一般道へ渋滞も無く忘れ物もなく順調に法華岳公園に着く。法華嶽薬師寺の方へ車を進めると車のUターン場所があって左に入り込むと広い駐車場で団体さんが登山準備をしていた。私たちも早速準備をして歩き始める。きれいな公園の入口に登山届けのBOXがある。公園内をまっすぐ進むと大きな標識に釈迦ケ岳登山口とある。とても整備された山である。一合目、二合目と標柱を見ながら進む。植林帯がいつのまにか雑木林になり、六合目では先に出発した団体さんが休憩をしていた。追い抜くと本格的な登山道となり、階段の急斜面を息を切らしながら登る。後ろから青年が一人追いついてきて道を譲る。アップダウンしながら途中少しの展望を愉しみながら休憩をとり九合目を過ぎる。小屋があるが避難小屋ではなかろう。ようやく山頂に立つと空は霞んでいるが眺めが良い。10月半ばだが陽射しが強く少々暑いので日陰を探すが、山頂の広場の上部が展望はないが平らな場所がある。そこにはポツンと三角点と思われる柱石がある。昼食のコンビニで買ったおにぎりをほおばっていると、家内が『展望所には行かないの?』と聞く。おっとすかっかり忘れていた。このまま下山するところだった。食事を早々に終え、展望所に足を延ばす。霧島35kmと書かれた少々不思議な道標の先をよーく眺めると確かに霧島が見える。
展望所から往路を降る。山頂では団体さんが昼食タイムを過ごしていた。六合目までは長い急斜面の尾根なので慎重に降ったが、それ以降は早い足取りで家内が先頭を行く。私が、『早く下山できれば温泉に寄れる』と話をしたものだからとにかく早い.。薬師寺の見学もカットして予定よりは早く温泉に行けると思っていた。が・・・・予定していた温泉は何と16時からとなっていて未だ15時前なので1時間以上待たなくてなならない。そこでネットで検索。近くに長日川温泉というのがあるではないか。しかも露天風呂。少々遠回りだが、未だ時間もあるので立ち寄ることに。
長日川温泉の駐車場は既に満車状態。第二駐車場もあるようだが、結構歩くことになる。もういい加減歩いたので何とか駐車し、玄関へ。かなりひなびた温泉である。一旦玄関から外に出て橋を渡ると女湯と男湯とある。温泉を出てから家内が地元の人から聞いたと言ってここは蒸し風呂が有名とのこと。私も入ろうとしたが満員状態だったので止めたが、入ればよかったと少々悔やむ。明日の食料を途中のスーパーで仕入れて宮崎市内の丸野駐車場へ(WCあり)。周辺は民家なのでひっそりと夜を過ごす。明日は双石山花切山
<コースタイム>
 登山口-(40分)-六合目-(60分)-山頂-(5分)-展望所-(5分)-山頂-(45分)-六合目-(25分)-登山口※休憩時間含まず。全行程で約4時間でした。

<参考>
 ・長日川温泉 宮崎市田野町乙1197TEL0985-86-1192 ホームページ
 ・裂罅水(れっかすい)とは
  岩石の割れ目・節理,断層破砕帯・石灰洞などの空隙に保持された地下水のこと。
 ・野口悦男(2008年11月物故)Wikipedia
  
今回のコース(クリックで拡大)
奥に見えるのが釈迦ケ岳であろう
登山口手前の広い駐車場(9:40)
登山届けが用意されている(10:00) 公園内を歩く 登山口の標識(10:05)
一合目の標柱を通過 植林帯の三合目(10:23) 標高410m山頂まで2.5km
雑木林の四合目を通過(10:31) 松の巨木が多い 歩きやすい尾根道である
六合目 ベンチもあって休憩ポイント(10:44) ここから急登になる 階段を歩く
巨木に見とれる 展望所(11:03) 東側の展望(日向灘が霞んで見える)
階段はきつい 今度は降り 樹林帯の痩せた尾根が続く
登りつめるとベンチ 岩場を急登 なかなか厳しい登り
山頂が近そうな雰囲気 展望所(11:34) 東側の展望(盤木山)
大きな岩を乗り越えて 小屋がある(11:44) 今度は本当に山頂だろう
山頂のお堂(11:47) はいポーズ(りっぱな方位盤がある) 矢筈岳側を眺める
東側の展望 山頂広場の上部で昼食 展望所へ足を延ばす
わずかだが紅葉も楽しめた 展望所から(12:11) 霞んでいるが霧島連山
6合目で追い越した団体さんに出合う 急斜面を降る 6合目(13:08)
シダが多い 無事登山口(13:34) 法華嶽薬師寺

移動
長日川温泉で汗を流す(15:06) 日本百名湯(野口悦男氏厳選)
外に出る 川原の横の露天風呂 霧島焼酎の原料だって
「わにつか山系裂罅水(れっかすい)」とある 玄関は華やかである 今夜の宿泊地へ
翌日は「双石山・花切山」
丸野駐車場(16:35) なんじゃ?
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