2007/6/3  多良岳(たらだけ996m)
No2

岩場の尾根歩きを続けると石祠が祀られている広い場所に出ます。ここが多良岳山頂です。
山頂から石段を降りて国見岳の分岐標識を見て岩場を鎖でトラバースし、荒れた道を急降下すると鳥居をくぐり再び石段となり、広い鞍部に着きます。ここは中山キャンプ場金泉寺経ケ岳、そしてこれから立ち寄る六体地蔵への分岐(合流)地点です。今回はここで昼食としました。食事を済ませ六体地蔵へ向います。しばらく歩くと絶壁が現れ六体地蔵の標識があります。岩にはイワタバコの葉がありました。これより金泉寺へとUターンです。合流点まで戻り、標識どおりに進むとすぐに金泉寺です。ここには長崎県営の山小屋があります。山小屋の人としばらく談話して出発ですが、経ケ岳は時間的に無理と判断し、ここより黒木へ下山することにしました。山小屋のトイレがある方に進むと登山道があります。下山道には「オオキツネノカミソリ群生地」と書かれた標識がありました。「黒木」と書かれた標識があるので迷うことはないでしょう。ただ、途中で左に入る分かれ道があったようで登山口に出て気づきました。と言うのも私たちが出た場所には足元に小さな標識があるあけでとてもここが正規の登山口とは思えませんでした。ところが少し降ったところにりっぱな標識があるのです。地形図をみると2つの登山道がありました。気づかずに通り越してきたようです。

<参考コースタイム>
一ノ宮岳登山口−(40分)−一ノ宮岳山頂−(50分)−前岳−(30分)−六体地蔵分岐−(10分)−多良円座−(10分)−多良岳山頂−(20分)−全コース合流地点−(15分)−六体地蔵−(20分)−全コース合流地点−(5分)−金泉寺−(60分)−黒木登山口−(30
分)−登山口P
※あくまでも参考時間です。全行程で約5時間30分でした。

<コースは色々>

多良岳は付近の山々を含め色々と変化に富んだコースが組めそうです。
最近では、遠方から来られる方が多くなったと山小屋の人が言ってました。
また、山小屋の人は親切で多良岳の花々の写真を見せてくれました。
なかには結構希少な植物もありました。
分岐標識 六体地蔵に立ち寄る
六体地蔵
イワタバコ 経ケ岳への標識 金泉寺へ
金泉寺山小屋広場 山小屋 八丁谷・黒木方面へ
黒木3.5KMの標識 フタリシズカ(二人静) レスキューポイント番号
岩に木が・・・水場でもある 植林帯を降る 山めぐりさんがカニを発見!
黒木登山口(経ケ岳の標識) ここから降りてきた すぐ下にも登山口が
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