2015/4/18 鰐塚山(1181.1m)
広場P〜登山口〜山頂〜登山口〜広場P
 ▲イワザクラ(岩桜) サクラソウ科サクラソウ属
2015年4月18日(土) 天気 晴れ
 ■出発時間:6時頃(自宅) 
 ■メンバー:単独
 新版の山と渓谷社編九州百名山巡りは、残すところ7座となった。あと7座ではあるが、遠方ばかり残ってしまい、最低一泊山行となってしまう。
 今回は、久しぶりに土曜日休みがとれたので
宮崎県鰐塚山牛ノ峠を訪ねることにした。
 天気予報では日曜日は「雨」とのことなのでイワザクラ咲く
鰐塚山を1日目にして2日目に牛ノ峠を雨でも歩こうと考えた。コースタイムや移動時間を調べる限り、2座を1日で歩けないことはないが、時間に追われる山行はツアー旅行と同じでゆっくり楽しむことができないばかりか事故の元でもある。
 朝寝坊をしてしまった私は結局慌ただしく出かけることになったが、安全運転に徹する。
 空は、霞んでいなければきっと青空が広がっているのであろうが、最近はこんな日が多い。
 九州道をひたすら走り、えびのから
宮崎道へと進み田野I.Cで降りる。鰐塚山の登山口はこのI.Cからとても近いが、コンビニはこの辺りしかないので注意である。
 県道343号線を川沿いに南下すると「
わにつか渓谷いこいの広場」があるはずだが2005年の台風で消滅してしまった。今は舗装された道路が伸びて登山口手前に広い駐車スペースがある。
 ちょうどイワザクラの咲く時期でもあるためか既に車は10台程度駐車されていた。
 舗装道を道なりに行くと登山口の案内板があり、その左脇から登山道へと進む。
 急登の尾根道が続くが、自然林なので気持ちが良い。山頂にアンテナ群があるためか電力供給の鉄塔が何度か現れ、そこは開けているので良い休憩場所にもなる。もっとも自然を楽しむ者にとって人工物は無用な存在であるが・・・しかしアンテナは生活に欠かせない物でもあるので文句は言えない。
 長い尾根歩きが終盤になると緩やかな斜面となり山腹を巻きながら山頂へと近づく。斜面にはミツバツツジとイワザクラの花が咲いていて登山者も賑やかである。時期ではないがこの辺りにはショウジョウバカマやアジサイも多いようである。
 花を楽しみながら団体さんを追い抜くと舗装道に飛び出て目の前のアンテナ群に圧倒される。
 山頂は人工物に囲まれて正直とても山に登ったという気分ではないのだが、それでも霞んだ景色を見ながらおにぎりをほおばると来て良かったとつくづく思うのである。
 のんびりと昼食をしていると追い抜いた他の登山者がやってきて賑やかな頂上となった。
 帰路は往路をのんびりと降る。
 未だ時間が早いので
牛ノ峠も歩こうかと少し迷ったがやはり計画通りに進めることにした。
 それにしても時間があるので計画にはないが、汗も掻いた(かなり暑かった)ことだし、今夜の宿泊地である
道の駅山之口への通り道に「青井岳温泉」があるようなので立ち寄ることにした。
 入浴料も安く、湯はトロットロでなかなか良い温泉である。和食レストランもあるのでここに宿泊してご馳走でもと誘惑されるが、贅沢なことだし、一人では面白くないと諦め、後ろ髪ひかれる思い(髪は薄いが)をしながらも道の駅へと向かう。ところが途中で食材を仕入れるつもりであったがコンビニもスーパも全くない。結局、道の駅で今夜と明日の朝食まで揃えなければならないことになった。ま、食べるものはともかく、ビールがあればと店に入ったが無事仕入れることができホットした。
 天気は崩れそうだが何とかもってくれと祈りながら朝を迎える(
翌日は牛ノ峠
 ■参考コースタイム
 
登山口手前P-(5分)-登山口-(60分)-山頂まで1000m−(40分)−山頂-(60分)-登山道入り口まで600m-(15分)-登山口-(3分)−登山口手前P※休憩時間含まず。全行程で約3.5時間でした。
今回のコース(クリックで拡大)
鰐塚山の頂上にはアンテナ群がある
 
ここを右に(10:05)
道は狭くなる 広い駐車スペース(10:18) 歩き始める(10:28)
登山口が見える 案内板の左脇から登山道へ(10:30) 案内板が見える
急登する 巨木が現れる カラスザンショウの巨木
老木 これも 山頂まで2000m(10:53)
鉄塔がある(10:55) きれいな尾根道である またしても鉄塔
タラの木が多い 尾根は細くなる 3本目(11:04)
根が露出している 山頂まで1500m(11:11) 4本目
露出した根は蛇のようにも見える 5本目(11:21) 大きな岩がある
山頂まで1000m(11:29) 6本目 広く歩きやすくなった
7本目 急登する 山頂まで500m(11:48)
他の登山者に追いつく モミジガサなのかヤブレガサなのか・・・ コショウノキだと思う
ミツバツツジ イワザクラの群生 可愛い花である
登山道は山腹を巻くように続く 花が終わったショウジョウバカマ イワザクラ
アジサイ ミヤマカタバミ ユリワサビ
車道に出る アンテナ群 行き止まりが頂上
山頂にて(12:15) 方位盤もある 山頂からの眺望
アンテナ群は続いている ツクシが未だある トイレもある
下山は往路を戻りる 再び花々を楽しむ
巨木と一緒に 三又の木 無事登山口(13:36)

温泉へ
駐車場へ(13:40) 青井岳温泉(14:40)

道の駅へ
バス停がある 入浴料は420円
翌日へ
今夜は道の駅山之口で夜を過ごす 風呂上がりでもあるし・・・・
     
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