2007/9/22〜9/25 屋久島(黒味岳1831m・宮之浦岳1936m・永田岳1886m)
No3
焼野三叉路〜新高塚小屋〜縄文杉〜ウィルソン杉〜大株歩道
<焼野三叉路〜新高塚小屋>
焼野三叉路から降って行くとそれこそ階段の踊場のような草のない場所に出る。標識には「平石」と書かれている。(地図では標高1707m)さらになだらかな道を行くと目の前に巨岩が現れる。平石岩屋である。なだらかな道を鹿と出会いながら行くと第二展望台、第一展望台と降って行く。第一展望台を過ぎるとヒメシャラの森となり、新高塚小屋に着く。焼野三叉路から約2時間45分で到着した。時計は午後3時45分をさしていた。
小屋はまだ空いてい場所を確保する。晴れていればテントを張るのだが今夜は小屋泊まりだ。濡れたものを干して夕食の準備に取り掛かる。登山者はその後、続々と現れ、小屋も満室状態となり、テントも2張り張られることになった。夕食を終わる頃には暗くなってきたたため、トイレを済ませ早くも寝ることに。しかし、周りの音で寝付かれず朝を迎える。
<新高塚小屋〜縄文杉〜大株歩道>
9月24日、朝食後、AM7時新高塚小屋を出発した。今日は縄文杉ウィルソン株を見て白谷雲水峡手前の白谷山荘に泊まる予定だ。新高塚小屋から約1時間で高塚小屋に着く。新高塚小屋の定員が60名に対し、高塚小屋は20名となっている。高塚小屋を過ぎるとすぐに巨大な縄文杉がある。しばらく撮影などして次は夫婦杉大王杉と見てゆく。この辺から観光客(ガイドが連れてくるツアー客)が増えてくる。道は、木道で離合しずらい。上り優先とは言え、団体が来るといつまでたっても進めない。そのツアー客のほとんどが普通のスニーカーなのでこちらが避けてあげないと滑って怪我をするかもしれない。さらにガイドの1人から「200名ぐらいくるので自然観察路を行ってください」と命令口調に言われた。私たちは、腹をたてながらも自然観察路を迂回することにした。自然観察路は木道ではなく通常の登山道である。整備はされていない。しかしながら、巨木群を楽しむことができたのでこちらに迂回して正解だったかもしれない。口の利き方をしらないガイドさんにもとりあえず感謝だ。1時間ほどでウィルソン株に着いた。たくさんの人がいて、賑やかである。ちょっと早いが、昼食をここですることに。きれいな水が沸き出ていてその場で飲める。屋久島ならではだ。ウィルソン株の中に入り、上を見上げるとハートマークに見えるとか・・・・・。ゆっり休憩をして楠川分れを目指し出発。右手に翁杉を見て約30分で大株歩道入口に着く。今歩いてきた道が「大株歩道」だと知る。ここより森林鉄道の線路沿いに歩くことになる。
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宮之浦岳目指し出発
平石岩屋と書かれている
平石岩屋の巨岩にて でかい シャクナゲの群生の中を歩く
第二展望所と思われる場所 地図で確認 ヤクシマママコナ(屋久島飯子菜)
第一展望所 ヒメシャラの森 新高塚小屋に着いた
鹿が直ぐ傍まで 楽しい夕食 新高塚小屋(MORIさん提供)
新高塚小屋を出発 滑りやすいので注意 高塚小屋に着いた
縄文杉・・・・ ものすごでかい 写真に納まらない
木道を歩く 夫婦杉 大王杉
自然観察路へ 株の中へ入る ヒメシャラの巨木
原始時代のようだ 巨木をバックに(MORIさん提供) ウイルソン株
これまたでかい 翁杉 大株歩道入口
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