2017/3/12 火ノ山303.6m・陶ケ岳230m(山口県)
第5駐車場-亀山-遠下山-梅ノ木山-火ノ山-陶ケ岳-陶ケ岳小屋-陶ケ岳登山口P-第5駐車場
 ▲亀山頂上直下
 平成29年3月12日(日) 天気 晴れ
 ■出発時間:7時00分 小倉南区下曽根付近
 ■メンバー:男性7名、女性6名 計13名
 中国自動車道山口JCTから山陽道に入ると海側に見えてくる低山だが急峻な岩の峰々が連なっているのが、火ノ山陶ケ岳である。 総称を火ノ山連峰と呼ぶようだ。
 私は、過去9年前の7月に一度歩いたことがあるが、夏の岩の尾根は容赦なく私たちの体力を奪い、途中で撤退をした苦い経験(貴重でもある)がある。そのためこの山はある意味トラウマだったので今まで山行を避けてきた。
 しかし、山が悪いわけでもないし、たくさんの人がこの山を楽しんでいるわけなので今回アタック山の会で気分を改め歩くことにした。
 小倉を出て王司PAで一人ピックアップし、現地でUさんと合流。快晴だが気温は低い。
 まさに登山日和である。
 亀山登山口までセミナーパークの横を歩くのだが、それにしても施設のスケールには驚く。地元のU氏に聞くと山口県内の研修や講演が、ここに集中していてイベントがあるとこれだけ大きな駐車場でも満車になってしまうらしい。あまり交通の便が良くない場所なのでなおさらであろう。
 駐車場からセミナーパークの裏側を歩いて亀山登山口に取りつく。樹林帯を抜けると岩峰を見上げながら高度感あるスリリングな登りを楽しめる。
 亀山頂上からはいくつもの峰をアップダウンを繰り返しながら稜線を歩く。
 ところでこの山はそれぞれのピークに山名が付けられているが、これが色々とあるようで亀山と言う名の山は存在せず、そこが火ノ山火ノ山姫山だと言う説もある。今でも山名が混乱している山は珍しいのではないだろうか。
 ともあれ火ノ山の頂上には「姫山」の標識もあるが、今回はここが火ノ山として頂上に立つ。ちょうど逆方向から上ってきた団体と一緒になったが、先を行くと場所を譲ってくれたので早いが集合写真を撮って昼食タイムとした。
 予定よりずいぶんと早いので展望を思う存分楽しんでいつもより長い休憩をする。
 そして次は陶ケ岳、遠方に見える峰の右端の絶壁に人が張り付いているのが見える。
 遠くに見えた陶ケ岳もアップダウンを繰り返して目の前にする。絶壁の上に立てると思うとワクワクするのはきっと皆同じだろうと思う。
 ところが、意外にあっという間にその場所に着いて広いせいか高度感がない。確かにぎりぎりのところに立って下を見れば別だが・・・・・。
 陶ケ岳から下山は来た道の反対側(北)へと降る。道は二つに分かれるが右に急斜面を行く。広場に出ると左は陶ケ岳観音祠、右は小屋(陶ケ岳観音山荘)があってその先に下山口がある。樹林帯を快適に降って登山者用駐車場に出ると車道を歩いて出発地点の駐車場に無事到着。改めて峰々を見ると歩いた軌跡が良く分かる。
 今日も自然に山に仲間に感謝!!
■コースタイム
 第5P-(15分)-亀山登山口-(45分)-亀山頂上-(15分)-遠下山-(30分)-火ノ山-(45分)-陶ケ岳-(30分)-陶ケ岳登山口P-(20分)-第5P※休憩時間含まず。全行程で4.5時間でした。距離5.9km 標高差292m  
今回のコース(クリックで拡大)
セミナーパーク第5駐車場にて(8:50)
 遊歩道を歩く(9:00)
芝桜が何株が花を付けていた 正面は亀山 セミナーパークの施設
亀山登山口(9:12) 石垣がある 急登が続く
雨だと厳しいかもしれない クライミングが盛んなようだ 手も使って
これから歩く峰々を見る セミナーパークが見える 結構スリリングだ
スラブ状の岩を慎重に まずは亀山頂上へ 東側の眺め
亀山頂上(9:58) 南のピークに石鎚大権現 火ノ山を目指す
振り返る 岩尾根が続く 遠下山 とおげやま(10:22)
次の峰を目指す 多い茂るシダの道 鞍部から再び上り返す
梅ノ木山(10:32) 火ノ山頂上が見えてきた テラスでのんびりしたい気分だ
岩が続く 振り返る ここを左に
火ノ山頂上にて(10:58) 三角点がある 祠もある
高度感抜群 歩いてきた峰々 楽しく食事
西側の眺め(下に国旗が・・・) 別名姫山とも ケルンまで戻って陶ケ岳目指す(11:30)
陶ケ岳へは急斜面を一旦降る 目の前に岩峰が クライミングを楽しんでいる
鞍部から再び上り返す 岩の上を歩く 急登が続く
露岩が続く 平坦になる 南原之頭?
こっちには「陶二の岳」 手前のピークめざし、再び降る ブロック状の岩
陶ケ岳の頂上が目の前に 山上三社大権現と彫られた石柱がある(12:13) 歩いてきた峰々
全員で 北へと降る(12:24) 急斜面を降る
陶ケ岳観音祠(12:29) 陶ケ岳観音山荘 広場の奥に下山口(12:33)
椿の花が満開だ 合流点 樹林帯をのんびりと歩く
小さな沢を横断 明るく広い道  石の屋根に皆驚く 
 登山者用駐車場に出た(12:56)  りっぱな案内板がある  標識もわかりやすい
 車道に出て第5駐車場へ  あの峰々を歩いたのだ 無事駐車場(13:16) 
     
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