自然観察とボランティアの山の会 山行記録  No24
宝満山(830m)
~ 涼を求めて ~

●山行日:2008年8月24日
●コース:自然観察コース   竈門神社~百段ガンギ~中宮跡~山頂~キャンプ場~晋池の窟~金の水~百日断食記念碑~シラハケ道~堤谷入口~本導寺バス停ロングコース 竈門神社~愛嶽山~鳥追峠~行者道~中宮跡~これより➀コースと同じ
●参加人数:35名
●集合場所:苅田町役場前、JR小倉駅北口
●バス:中型バス(北都観光)
●スタッフ:CL田中スエ子 SL屋部博嗣 班長3名 フリー8名(敬称略)
●行程:苅田町役場前(6:00)~JR小倉駅北口(6:30)~竈門神社(8:00)➀コース 竈門神社(9:00)~中宮跡(11:15)➀コースと合流~山頂(11:45)~キャンプ場(12:20)昼食~金の水(14:00)~本導寺バス停(16:00)~二日市温泉~御前湯(17:30)~JR小倉駅北口(18:30)~苅田町役場前(19:00)➁コース 竈門神社(9:00)~愛嶽山~行者道~中宮跡(11:20)以下➀コースと合流
●うだるような暑さが続いた8月の例会にふさわしい山歩きになった。竈門神社に到着後、会員の安全祈願をして登山開始。自然観察コースは、正面登山道からだが、とにかく石段が多い。一の鳥居を過ぎると暫くは穏やかな尾根道で気持のいい登山道だが、すぐまた石段の連続。杉の大木に励まされ、一歩一歩進むといよいよ百段ガンギ。規則的な石段を登りつめると中宮跡に着いた。石碑の周りに咲いている可愛いゲンノショウコが「ふぅ~」と疲れを飛ばしてくれた。さぁ、山頂までもうひと息。袖すり岩の狭い隙間を通り抜け山頂に到着。山頂は360度の展望が開け、眼下に福岡市街、博多湾が広がる。上宮の祠をバックに全員で集合写真を撮り終えると、お腹の虫が「グウ~」と鳴きだした。きっかり12時、昼食場を求め急いでキャンプ場に下りると先客の多いこと!出発する先客に涼しい木陰を譲ってもらい昼食。35分間休憩のあと下山。素晴らしい雑木林の中を晋池の窟、金の水、百日断食記念碑を通り、堤谷入口までの下山は木洩れ日の中、心地よい風が通り抜けて涼しい山歩だった。竈門神社の神主さんから「山の信仰は水の信仰でもある。水がないとすべて生きていけない。山がないと水がない。そういった意味で、山、自然を大切にしていかなければならない」という話を聞き、まさにそのとおりだと思った。この美しい自然を後世に残す為に、一人一人が気をつけて大切にしていかなければならないと強く感じた。今回の宝満山山行は深い歴史を感じる素晴らしい登山だったかなぁ~と思う。スタッフの皆さん、会員の皆さん、ご協力有難うございました。CL 田中スエ子

竈バスを降りて神社へ
安全祈願
ロングコース組 出発前の注意を 自然観察組は正面登山道から 自然観察組は百段ガンギを進む
ロングコース組は愛獄山へ 愛獄山にある祠 中宮跡で合流
山頂で全員で集合写真 山頂風景 山頂北側より降る(岩がすごい)
コバギボウシ キャンプ場で昼食 点呼をとって出発
普池の屈 金の水で若返る? 御前湯で汗を流す