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令和1年7月28日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前6時30分(自宅)
■メンバー:10名(女性5名、男性5名)
連日30℃を超す猛暑で山歩きができるかどうか、外出さえ控える状況だ。それでも涼風を求めて少しでも高い峰をと阿蘇山を計画していた。しかし、噴火レベル2で火口から半径1km以内は立入禁止、もちろん、いつレベルが上がるかわからない状態だ。そこで代替として阿蘇外輪山の鞍岳&ツームシ山を歩くことにした。しかも9合目に駐車場があるので暑さも少しは避けられるだろう。
ちょっとしたトラブルがあったが、無事九州道を走り、途中基山PAでHさんをピックアップ、植木I.Cから一般道を走り、ガスに覆われた鞍岳9合目駐車場に着く。車の外気温は何と24℃を表示、ドアを開けると温度表示が故障しているわけではなかった。涼しい、気持ちいい・・・・。歩きだしてすぐにガスが抜け、陽が差すとさすがに肌に痛さを感じるが、それでも心地よい風は、冷たさを感じるくらいだ。
あっという間に女岳に着くと先客は女性ばかりの熊本のパーテイ。健脚ばかりのように見受ける。しばし、交流をして鞍岳へ、何とも早い2座目。360度の展望を楽しんで次はツームシ山目指し頂上の北から取り付くが、これが間違い、急斜面の危険な道だ。途中で気づき引き返す。本ルートは南東に取り付き点があって少々わかりにくい。少し降ると馬頭観音との分岐点、200m先なので立ち寄る。鞍岳頂上から間違って降りかけた危険な登山道との合流点の少し先に祠があった。なぜ馬頭なのか・・・?.そもそも馬頭観音は馬の無病息災の守り神としてを信仰されたそうだ。分岐まで戻り、鞍岳へと歩を進める。平坦な森林の中、快適な縦走路だ。森を抜けるとキスゲやシモツケが迎えてくれる。陽射しは強いが、気持ち良い。青空の下、広大な景色を眺めながら急斜面を登り切るとツームシ山頂上だ。目の前には、噴煙を上げた阿蘇山が見える。そして根子岳とすぐわかるギザギザの岩峰が煙の中から現れると神々しさを感じる。
ちょうどランチタイム、山頂は風の通り道。陽射しは当たるが、心地よい。大パノラマを堪能しながらオニギリを頬張る。何とも幸せな一時だ。もちろん、メンバー同士の会話も楽しい。
長めの休憩を終え、下山は「花コース」を歩くが、この時期、全く花がなかった。鞍岳と女岳との鞍部から往路を戻る。混んでた駐車場は、いつの間にか空いていた。
そしてせっかくなの今日はおまけ付き。鞍岳麓には四季の里旭志と言うキャンプやプール、レストランなどの複合施設がある。そこの温泉で汗を流し、さっぱりして帰路につく。
北九州まで少々長めの運転なのでまめに休憩しようと他のドライバーと話して出発したが、九州道は大渋滞。イライラしながらだが、ほぼ予定通り無事に帰えりついた。今日も自然に山に仲間に感謝!!
■コースタイム
東登山口-(20分)-女岳-(15分)-鞍岳-(20分)-馬頭観音-(10分)-分岐-(35分)-ツームシ山--(45分)-鞍岳分岐-(2分)-女岳分岐-(15分)-東登山口 ※休憩含まず。全行程で約4時間でした。 |
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