2017/2/19 福智山(900.6m)
鱒渕ダム〜七重ノ滝コース〜豊前越〜烏落〜福智山頂上〜九州自然歩道〜鱒渕ダム
 
▲ダム湖の舗装道(サイクリングロード)から見た福智山
 平成29年2月19日(日) 天気 晴れ
 ■出発時間:午前8時00分(自宅)   
 ■メンバー:単独

  何と20日ぶりの山だ。未だ未だ稼がないといけない身分なので仕事優先だと言い聞かせる。それにしても永らく怠けていた身体は今日の久々の運動に耐えられず、特に膝は山頂まじかで悲鳴をあげてしまった。
 それでも下山時には、ある程度復活したかのようにみえたが・・・・・。
 さて本日は、数ある福智山登山ルートの中で代表的な七重ノ滝コースを歩く。その名のとおり七つの滝を楽しみながら歩けるので飽きることはない。
 鱒渕ダムから左岸(右側)の舗装道を歩く。梅の花が満開だが、花よりも香に引き寄せられる。目の前に頂上部が見えるが、ここからかなりの距離感を感じる。
 のんびりと歩いていると青い小鳥がガードレールの上に止まった。幸せを呼ぶと言われている縁起の良い鳥だ。
 登山口から沢沿いに歩いて赤い橋を渡ると滝巡りが始まる。一ノ滝二ノ滝と数えてゆく。 最後の大きな滝ではこれまた縁起良く虹がかかっていた。滝の上部に出てそのまま右岸を歩いていたのだがいつのまにか道が無くなっている。戻ってみると対岸にテープが見えるが地図を見ると真っすぐ沢沿いでも問題ないようだ。後から歩いてきた登山者から道を聞かれて真っすぐでもいけるようだと話をしたが、実はここは本来渡渉して対岸にとりつくと登山道があるのだ。帰宅後に過去の日記を見て思い出した。現在は印がなくわかりにくくなっている。沢沿いに歩き、登山道に出ると木橋が崩れた跡がある。さらに山瀬・豊前別れ手前の木橋も崩れてなくなっている。復旧して欲しい気持ちもあるが、無くても歩行に困らないのでこのまま手を加えることなく自然のままで良いと思う。
 急登を終え、稜線に出ると豊前越に到着。膝の調子が良くないようなので暫しの間、休憩して出発する。樹林帯の従走路は徐々に明るくなってきて福智山頂上部が樹の隙間から見える頃には快適な登山道となる。そして足元に石が多くなって樹林を抜けると開けた場所に飛び出る。ここは東西南北からの登山道出合う交差点だの烏落と言う場所だ。ここら頂上まで急登が続く。灌木帯を抜けると皿倉山まで見渡せる草原を歩く。これを見に長い道程をここまで来たんだと心の中でつぶやく。
 山頂は予想通りの人手だ。と言うのは今日は北九州マラソンなのでそちらに出る人や応援する人が多いはずである。 天候は抜群なのでいつもよりランチタイムはのんびりして下山は自然歩道を降る。こちらは昨年の9月に歩いたばかりなので記憶に新しい。
  それにしても久しぶりの七重ノ滝ルートを歩いたが、木橋は崩れたままで今後整備するのかどうかわからないが、自然保護の整備はともかく、それ以上の整備は必要ないと思う。
  今日も自然に山に感謝!!   
 ■コースタイム
  鱒渕ダム-(25分)-登山口-(70分)-山瀬・豊前別れ-(25分)-豊前越-(30分)-烏落(20分)-山頂-(70分)-ホッテ谷分れ-(25分)-登山口-(20分)-鱒渕ダム
 ※休憩時間含まず。全行程で6時間15分でした。 歩行距離13.7km 標高差767m
今回のコース(クリニックで拡大)
陽が差してきれいだ(8:36)
 ゲート(8:46)
梅が満開 ルリビタキだ! 登山口(9:09)
沢沿いに歩く せせらぎが心地よい 橋を渡る
樹林帯を進む 沢を渡渉する(ロープがある) 赤い橋は健在(9:30)
一ノ滝 鎖場がある 二ノ滝
右岸の壁にも滝 鎖が設置されている登山道 三ノ滝
四ノ滝 炭焼の跡 五ノ滝
六ノ滝 七の滝(小さく見えるが結構落差あり) 滝の上に出た
★本当はここで渡渉して対岸を歩かないといけなかったがそのまま沢沿いに歩いた。
エメラルドグリーンだ 沢沿いに歩く
道がない 橋が無くなっている この辺りの景観がとても良い
のんびりと歩く 山瀬・豊前別れ・・・ここも橋が無くなっている 小川を挟んで竹林と杉林
木橋・・・これも時間の問題かな 崩れた木橋 谷間を歩く
急登だ 豊前越に着く(10:48) 豊前越を後に
山頂が見えてきた 気持ちの良い縦走路 霜柱だ
石ころが多くなってきた 烏落(11:29) しばらく休憩
涸れることのない「たぬき水」 荒宿荘(こうしゅくそう) 視界が開ける
遠くに皿倉山が見える 巨石群 山頂にある祠・・・山ノ神
遠くに足立山、手前は貫山・平尾台 山頂は賑やか(11:55) 上野への道が見える
山頂にて 0.5度くらい 眺望と手作り弁当を味わう
下山開始・・・振り返る(12:30) 巨石の下を通過 ベンチでゆっくりしたい気分
灌木帯の登山道 樹林帯になる 丸太の階段
大きな杉 大杉渡りと名が付いた 河原のような道を降り
これまた大きな杉の下にベンチ 歩きやすくなった 尾根から谷へ
振り返る 谷から山腹へ 山腹の登山道
再び谷へ ホッテ谷別れ(13:40) 開けた
木橋を渡る 土砂崩れした場所 ベンチがある
サツマイナモリ 右手は沢 広い道に出る
沢の水を見ながら降る 登山口(14:05) 舗装道を歩く 
 赤い橋を渡る ゲートに着く   無事下山(14:20)
     
     
     
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