2017/8/20 福智山(900.6m)
上野登山口〜上野越〜鷹取山〜福智山頂上〜八丁越〜上野登山口
− 涼を求めて −
 
▲オミナエシの花が見ごろ
 平成29年8月20日(日) 天気 晴れ
 ■出発時間:午前7時30分(自宅)   
 ■メンバー:単独

 猛暑が続く、こんな暑い日が続くのは生まれて初めてのような気がする。
 それでもせっかくの休み、山に行かないわけにはいかない。エアコンの効いた我が家でじっと過ごすこともたまには良いかもしれないが、じっとしていることもできず、ついついビールを朝から飲んでしまう。そうなるとツマミを・・・となるので私にとっては肥満にまっしぐらなのである。デブでハゲは、やっぱり面白くない。ま、ハゲはどうしようもないが・・・・
 さてそんなこんなで長距離運転をする元気がないので前回に引き続き近場の山の「福智山」。今年は2月に行ったきりだったので久しぶりでもある。
 標高も900mなのできっと頂上は涼しいことだろう。七重の滝コースと行きたいところだが、夏は虫が多い。特にアブは蚊取線香も効かない。
 そこで上野(あがの)側から歩くことにした。
 旧赤池町駐車場(2006年に赤池町金田町方城町と合併し、福智町となった)に車を停めるが、温泉下に立派なトイレと駐車場ができていた。
 今回のルートは昨年の7月(過去の日記)に歩いた逆のコースを歩いてみる。
 沢沿いに上野越まで歩くが、虫がいないのでほっとする。鷹取山の広い頂上は直射日光で暑いが、それでも下界の暑さとはずいぶんと過ごしやすい。
 再び上野越まで戻り、山頂までのきつい坂道が始まる。
 ところが・・・・・
 樹林帯に中、ゆっくりと歩いていると耳の近くで「ぶ〜ん」と嫌な音。恐れていた虻(アブ)が現れた。これは、もう払うしかない。ザックにつけた蚊取の煙は、この虻には効果が全くない。きついが、走ってみる。突放したかなと思いきや、また「ぶ〜ん」。
 結局、山頂直下までまとわりつかれ、景色どころではなかった。
 次回は、虻の嫌がるはずの「ハッカ油」を入手しておこうと決めた。
 頂上は陽射しが強いが涼しい。温度計は23度Cを指している。さすが標高900mだけあって気温の差は大きい。このまま温暖化が進めば、人間は地下に潜るか、標高の高い場所に移住するしかない。
 悔しいが、温暖化の原因の一つであるエアコンは我が家でも必需品である。少しでも一人でも使わなければ良いのであろうが。
 ともあれ少しでも我慢できることはしようと思う今日この頃である。
 山頂では、この暑さにも関わらず、結構たくさんの人が涼風を求めてやってきている。
 虻はいつのまにか退散したようで(もっとおいしそうな人がいたのかも)一安心。
 下山は八丁越ルートを降り、スタート地点へと戻った。今日も自然に山に感謝!!
 ■コースタイム
  旧赤池町P-(10分)-登山口-(50分)-上野越-(12分)-鷹取山-(10分)-上野越(43分)-山頂-(50分)-おおつが林道-(30分)-登山口-(8分)-旧赤池町P
 ※休憩時間含まず。全行程で4時間でした。 歩行距離8.2km 標高差763m
旧赤池町駐車場をスタート(8:24)
立派なトイレができていた(8:36)
民家の横を通過
登山口(8:33) 八丁ルートへの分岐点(8:37) 清涼感たっぷり
快適に歩く 沢沿いに歩く 水量は少ないようだ
虎の尾桜への分岐(8:48) 植林帯を進む 川原を進む
堰堤の横の階段を上る 自然林になる 林道を横断する(9:10)
低木のなだらかな坂になる 上野越に着く(9:24) 鷹取山を目指す
草原に飛び出す クルマバナ 鷹取山にて(9:37)
標高600mにしては眺めが良い 福智山を背にオミナエシ 再び上野越(9:50)
この辺りから虻がつきまとう コバギボウシ アップで
ホトトギスの花は終わりに近い 水場を通過 陽を浴びて輝くキンミズヒキの花
左は尺岳とある 頂上部が見えた 露岩の頂上に着く(10:33)
山ノ神 山頂にて 北側の展望
東側の展望 方位盤 下山開始(11:00)
未だきれいなホトトギス発見 山頂部を振り返る オミナエシがきれいだ
振り返る右端に鳥居が見える ケルンがある 気持ちいいなぁ
鷹取山を見下ろす 降り始める 急な斜面には補助ロープが設置されている
植林帯を降る 林道を横断(11:52) 源平桜まで30分とある
露岩の道が所々ある 階段になっている ここからも往路へ戻れる
露岩の展望の良い場所 えぐられた道 露岩は石灰岩であろう
奇岩・・・名がついてるんだろうか 水を浴びたい気分だ 往路との合流地点(12:29)
山栗の実 無事登山口(12:32) ここのトイレは使えなくなっていた
     
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