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令和2年11月28日(土) 天気 曇りのち晴れ
■出発時間:午前7時頃(自宅)
■メンバー:単独
福智山の中では、マイナーだと思っていた大塔の滝のルートを久しぶりに歩こうと思い、過去の日記を探した。すると13年前に上野(あがの)から福智山へ登り、烏落から再び上野へと周回したとある。 大塔の滝は、烏落からの「降り」で見たようであるが、あまり記憶にない。今回は福智山ダム湖から歩き「上り」で眺めることにした。
福智山ダム湖を車で回ると一方通行なので途中で引き返せない。ここが初めての場合はどこに駐車できるかわからないだろう。トンネルの手前に駐車場があるが、ここが満車だともう一周して駐車場の手前辺りの路肩に停めるしかない。
そう考えていたら既に路肩に車を停めているではないか、これはもしかして駐車場が満車?そろりそろりといつでもバック(逆走になるのでここだけの話)できるように駐車場へ進む。「駐車場が見えた!やっぱり満車?」と思ったら2台スペースがあった。良かった。
それにしても「マイナーなコースじゃなかったん?」と方言の入った独り言。「こんな朝早くからこんなに歩いてるとはもうメジャーなコースどすな」と京都弁。会話をする相手がいないと一人で馬鹿なことを言って寂しさを紛らわす。
さて、登山口は駐車場から少し戻った右側のガードレールの所に「福智山登山口」と書かれた非公式な立て札がある。ちょっと奥に入ると仮設パイプで造られた頑丈そうな橋がある。確か7年前にここを歩いたときはなかったはずだ。ここからは林道を3回ほど出合ながら歩く。(地形図を見ればちょうどヘアピンカーブのところで出合っているのがわかる)九州自然歩道の大きな説明板のある砂利道の林道に出る。ここが大塔の別れである。ここから右に行くと上野越へと行ける。帰路は上野越へと降るのでここに降りてくるはずである。今回は大塔の滝へと真っ直ぐに進む。基本的に滝コースとなると当たり前だが尾根歩きではなく谷歩きとなる。滝にぶつかると一休みだ。なかなか良い滝だが、水量が少ないせいか迫力に欠ける。石のゴロゴロした谷を詰めると6合目と書かれた立て札がある。「未だ6合目?」と思わず。たくさんの倒木を見ながら進むと丸太の階段になる。雑木林から灌木帯になると緩やかな坂となり烏落の広場に出る。ここからは歩き慣れた道を山頂まで一気に登る。途中、たぬき水に立ち寄るが、水量が少ない。少雨のせいだろう。山頂は曇っていて風が強く温度計を見ると3℃。強風なので体感温度はもっと低いだろう。展望を写真に納め早々に下山開始。上野越を目指す。烏落まで登山者に全く出合わなかったが、山頂から上野越への降りでは多くの登山者に出合う。上野越から鷹取山をピストンして東屋のある薙野を通って大塔の別れまでのんびりと歩く。大塔の別れからは往路を駐車場まで戻る。車道に出ると朝よりも車が増えて道路脇につながっていた。上野越からここまで一組の登山者と出合っただけだが、一体皆、どこを歩いているんだろうか。今日も自然に山に感謝!!
■コースタイム
駐車場-(23分)-大塔の別れ-(22分)-大塔の滝-(25分)-6合目-(19分)-烏落-(17分)-山頂-(23分)-上野越-(10分)-鷹取山-(6分)-上野越−(20分)-薙野休憩所−(8分)−大塔の別れ−(20分)−駐車場 ※休憩含まず。全行程で約4時間でした。 距離8.1.km 標高差741m |
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