2021/4/18 福智山(900.6m)
鱒渕ダム〜ホッテ谷新道〜烏落〜山頂〜鈴ケ岩〜鱒渕ダム
  令和3年4月18日(日) 天気晴れ
■出発時間:午前6時20分頃(自宅)
■メンバー:単独
 桜も散り春たけなわも終盤だが、朝晩の気温はとても低く肌寒い。そして無計画な週末を迎え、前夜急遽近場の福智山を歩くことにした。
 自宅からだと
鱒渕ダムまで約30分。早く出て早く帰ろうと出発したが、駐車スペースは既にほぼ満車。ギリギリ1台空きがあったので停めるが、ここに停めるのは登山者ばかりでない。このダム湖では釣りを楽しむ人が結構いるのだ。800mほど先に広い駐車場があるにはあるが、やはり車道を長く歩くのはつらい。
 準備をして出発。冷たく強い風が吹くダムの堰堤を歩きゲートを抜け赤い橋を渡る。気持ちの良い朝だ。舗装道を歩いていると後ろから若者に追い越された。やはり、歩行速度は以前に比べ落ちていることを実感する。登山口で瞑想をしている二人の若者を見て静かに登山道に踏み込む。もうずいぶん慣れた道だ。
ホッテ谷別れから今日はホッテ谷新道を行く。この道は、昔と比べずいぶんと歩きやすくなったと感じる。登り詰めると鞍部の烏落ちに着く。ここで今日初めて登山者に会う。
 少し休憩して頂上まで一気に登る。椿の花が相変わらずたくさん派手に落ちている。道の脇には目立たないが小さなヤマルリソウの花がそれなりに賑やかに咲いている。視界が開けて展望が開けると冷く強い風を受け始める。頂上に立って温度計を見るとなんと5℃。寒いはずだ。頂上を少しうろうろして風の当たらない場所で少し休憩。昼食にはまだ早すぎるので
鈴ヶ岩へ立ち寄ることにした。
 
鈴ヶ岩の頂上はテラスとも言える平らな場所があって食事するには最高の場所だ。ここの主である大蛇には残念ながら出会わなかったが、のんびりと珈琲タイムを過ごした。
 下山はそのまま九州自然歩道を降る。登山口手前から何か発見できないかと林道を歩いたが、タラの木が3本と大きなサンショウの木をみつけたぐらいであった。
 今日も山に自然に感謝!
 
■コースタイム
 P-(23分)-登山口-(33分)-ホッテ谷別れ-(50分)ー烏落ち-(20分)-山頂-(15分)-鈴ヶ岩-(22分)-大杉-(12分)-1.8コル-(15分)-ホッテ谷別れ-(27分)-登山口-(20分)-P※休憩含まず。全行程で約5時間でした。 距離12.0km 標高差736m
今回のコース(地図上クリックで拡大)
既に多くの車(7:50)
ダム湖の奥が福智山だが、見えない
堰堤からゲートを通る ここより左へ(7:57) 赤い橋を渡る
若い人に抜かされた ムラサキケマン(紫華鬘)ケシ科 シャガの群生
 登山口(8:14)  キランソウ(金瘡小草)シソ科  イチゴの花が満開だった
ここから右の登山道へ 植林帯の道を歩く
 サツマイナモリ  スミレ  ベンチがある
椿の花がたくさん落ちている 木の橋を渡る 水の音を聞きながら歩く
 アケビの花(木通)アケビ科 カキドオシ(垣通)シソ科  ホッテ谷別れ(8:47) 
しょうた渡りとある 椿の花がたくさん咲いている 花の登山道だ
このスイセン誰か植えた? 水場は飲める状態でない 小石の多い道
待岩と名付けられた 石積みがある ホッテ平(9:08)
大きな石がゴロゴロとある 虫に見えて気持ち悪い きれいな新緑だ
スミレ 奇木 ギンリョウソウ(銀竜草)ツツジ科
中を覗いてみた 花の絨毯だ ヤマルリソウ(山瑠璃草)ムラサキ科
鞍部が見えた 烏落ち(9:47) 椿の花はここにも
たぬき水 荒宿荘(9:55) 分岐は左へ
ヤマルリソウがたくさん ヒトリシズカ(一人静)センリョウ科
ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴)ユリ科 皿倉山が見える 福智ダムも見える
巨石群 福智町 山頂にて(10:08)
北側の眺め(皿倉山) 足立山(奥)と貫山(中) 南側
南へと降る 巨石の横を通過 キジムシロ(雉筵)バラ科
鈴ヶ岩 スミレ テーブルがある
ここから右へ スミレ 大きな石が多くなる
平らな石の上から福智山の頂上部を見る 三菱マテリアルの鉱山と竜ヶ鼻 南に延びる縦走路
遠くに英彦山が見える 珈琲をドリップして 鱒淵ダム湖が見える
これもスミレ 九州自然歩道に戻る きれいな灌木帯だ
コショウノキの花 ガレ場を通過 沢を横断(大杉渡り)
大杉で休憩 歩きやすくなった 「1.8のコル」と表示がある
 谷間を進む  登山口まで1.6km 開けてきた・・・この辺りでタヌキに遭遇 
 カキドオシがたくさん咲いていた こちらはシャガの群生  ホッテ谷別れ(11:53) 
 タネツケバナ  ここまで戻った 林道を歩いてみる 
 イタドリがたくさん コンクリートの道をのんびりと歩く  無事登山口(12:24) 
 赤い橋へ みなもがきれいだ 昭和四十八年竣工とある。48年前だ 
   
 山日記トップへ