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令和3年10月10日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時頃(自宅)
■メンバー:男性5人 女性4人
緊急事態宣言がようやく解除された。しばらく山の会は休止していたが、足慣らしのために臨時山行を企画した。参加者は全体の約半数だが、久しぶりなので話は絶えず賑やかだ。今日のルートは上野(あがの)登山口より八丁への尾根を急登し、福智山頂上へ。そして上野越へと降り鷹取山で昼食をする。そこまではごく一般的なルートだが、鷹取山から上野越に戻って白雲ライン方面へと向かい下山する。あまり一般の登山者は歩かないルートだ。谷沿いに降るのも良いが、あまり変化もなく遠望もない。それに比べ白雲ライン側のルートは途中から視界が開け、岩場もあるし、展望台や弘法岩など見所がある。ただ、1点だけ残念なのは舗装道を少しだけ歩かないといけないこと。ま、それぐらいは勘弁を。
気温は26度、未だ朝早いので涼しいが、このところ昼間は30度を超える。熱中症がとにかく怖い。もうずいぶん前のことだが、同行していた方が目の前で倒れて意識不明となり救急車を呼び病院へ。ところがその病院では手に負えず、大学病院に移送。意識がないまま、医師は家族を呼んで下さいと言われ駆けつけた家族が到着したころにようやく意識が戻り、何とか一命を取り留めた。私も同行してたメンバーもそのときのばかりは本当に居たたまれなかった。特にそのときのリーダは責任をとても重たく感じていたに違いない。それ故、熱中症に対しては過敏なほど気をつかう。とにかくまめに水分補給と休憩、周りが異常に早く気づいてあげることしかない。今回とにかくまめに休憩し、メンバーの様子をみたが、全然問題ないようでさすがこのコロナ禍でもちゃんと鍛えているなあと感じる。
八丁ルートは、尾根の急登だが、やはり陽射しが当たる場所はとても暑く、林の中は涼しい
それに頂上に近づくにつれ涼しさを感じる。山頂に予定時間通り到着し、しばし展望を楽しむ。未だ早い時間なのにたくさんの登山者で賑わっていた。山頂から上野越までは、楽な降りで暑さも感じなかった。鷹取山に着くと陽射しが強く日陰でランチタイムを過ごす。下山で白雲ラインから登山道に入ると時間的にも気温が最高点なのだろう。暑さで汗が止らない。弘法岩でわいわいがやがやとしているのを見ると熱中症にはほど遠いメンバーだ。登山口に着くと「白糸の滝を見に行きたい」と言われ立ち寄る。滝壺では子供たちが浮き輪をつけて遊んでいた。とても涼しそうに。今回、初参加のIさんは皆に歓迎されたようで次回も参加してほしいと願う。今日も山に自然に仲間に感謝!!!
■コースタイム
登山口-(60分)-おおつが林道-(65分)-八丁のケルン-(16分)-山頂-(45分)-上野越-(15分)-鷹取山頂上-(10分)-上野越-(7分)-白雲ライン分岐-(43分)-展望台-(7分)-登山口※休憩含まず。全行程で約6時間でした。 距離8km 標高差約750m |
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