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令和4年5月4日(水) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時頃(自宅)
■メンバー:孫と
今年のゴールデンウィークは久しぶりに息子一家と娘夫婦が長期間滞在することになった。そのため山は諦めていたが、中学生3年生になる孫が何と山登りに興味を持ち、何度か友人と宝満山に登ったと言うではないか。そして祖父との山登りも楽しみにしていると嫁が言う。本当かどうかわからないが、まずは小手はじめに福智山を歩くことにした。ところが・・・・・
鱒渕ダムに着くと肌寒い。自宅を出る時よりも冷えている。青空が広がりとても気持ちの良い朝だ。
ダム湖堰堤から赤い橋を渡り軽快に歩を進める。登山口よりいよいよ坂道だ。割とハイピッチで歩くが全く遅れずに孫は付いてくる。ホッテ谷分かれより本格的な山道だが、孫は全く疲れた様子がない。さすがにロードバイクで鍛えているだけあって、もしかしてトレランのように走って登れるのではないかと思う。山登りの楽しみは?と聞くと「タイム」だと言う。それで宝満山を同じルートで何度も登ったのであろう。「前回よりも早かった」を繰り返していたんだ。ま、今はそれで良いのだろう。あまり私の考えを押しつけても理解できないだろう。ただ、「この木はカエデだから紅葉はきっときれいだろう」とかギンリョソウを見つけ時は「よく見つけたね、これはユウレイダケとも言う植物だよ」とかヤマルリソウの群落を見て「近づいてよく見て、花びらが青いだろう、瑠璃色だよね」とか、自然観察を何気なくやって興味をもってもらうことにした。
頂上付近では、岩の上に登り、ちょっとスリルと遠望を楽しみ、ランチは鈴ケ岩屋でおにぎりをほおばる。そこにクマバチが飛び回ってきて孫はとてもびびっているので「何も気にすることないよ、追い払ったりしなければ刺されないから」と言ったりして自然の楽しみ方豊かさを少しでも味わってくれたかなあと思う
下山もハイピッチで降るが、私の方が完全に疲れたようで最後は膝がガクガクになってしまった。
とても歳を感じる山行であった。帰宅後は、皆でバーベーキューを楽しんだ。
今日も山に自然に孫に感謝!!!
■コースタイム
鱒渕ダム-(23分)-登山口-(35分)-ホッテ谷分れ-(50分)-烏落-(10分)-荒宿荘山頂-(10分)-福智山頂上-(15分)-鈴ケ岩屋-(70分)-登山口-(26分)-鱒渕ダム※休憩含まず。全行程で約5時間でした。★距離11km。標高差838m |
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