2023/6/4 福智山(900.6m)
鱒渕ダム〜登山口〜七重の滝〜豊前越〜烏落〜山頂〜九州自然歩道〜登山口〜鱒渕ダム
  令和5年6月4日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時(小倉南区自宅)
■メンバー:単独
 梅雨に入って天候は安定しない。週末は雨だろうと思っていたら天気予報はいつのまにか「曇り時々晴れ」となっている。それではと、そこからどこの山に行こうか考えるが、遠方に出かける気にはならず、結局福智山。そう言うと福智山(敢えてフクチさん)にはちょっと失礼かもしれないが、自宅から登山口まで30分ほどでなので私にとっては「ちょっと裏山へ行ってくる」と言うような感覚だ。ただ、山の自然は季節によって大きく変化するので歩いたことがない時期の福智山を見てみたいと思っていた。過去の日記では6月と12月がない。となれば絶好のチャンスだ!・・・・・・
 さてルートは少々ロングコースである
七重の滝コース。何度も歩いた道なので特に発見はなかったが先日の雨で水量は多く、見応えのある滝巡りができた。心配していた虫たちはブヨらしきものはいたが、アブは未だのようだ。豊前越からの縦走路は冬と違って木々が葉をつけて福智山の頂上部が見えていた場所も今は見えなくなっている。烏落では今まで気づかなかったがヤマボウシがたくさんあって花は終盤を迎えていた。山頂に近づくとヤマツツジがポツポツと現れ、岩の間に咲くツツジは日本庭園のようである。頂上に立って上野方向(あがの)を見下ろすと斜面を彩るヤマツツジが何とも言えない。先週、九重のミヤマキリシマのピンクの花を見たばかりだが、派手さはないが朱色の花にやさしさを感じる。しばらくぼっーと眺めていたら写真を撮ってほしいと声をかけられた。登山者は続々とやってくる。山頂標識の近くで立っていると、この「写真を撮ってほしいコール」が続くので、私は目が覚めたかのように移動してランチタイムにすることにした。初夏とは言え、標高900mではとても涼しい。単独行の私には珍しく30分程度のんびりとした時間を過ごしたようだ。
 下山は、
九州自然歩道を降る。途中でヤマツツジのたくさんある道を見つけたので来年は山の会でもこのルートを計画しようと思いつく。降りではエゴノキ、サワフタギ、ウツギなど木々の花がしばらく見れてなかなか楽しいが、森の中に入ってしまうと急ぎ足になって余り周りを見なくなってしまい、あっという間に登山口に出た。登山口からダム湖渕の舗装道を歩くが赤い吊り橋が通行止めのため今朝歩いた道を戻ることになる。身近な福智山だが、紅葉の時期はます渕ダム側から歩いたことがないようなので今年はぜひ歩いてみようと思う。今日も山に自然に感謝!!
■コースタイム
 鱒渕ダム-(25分)-登山口-(70分)-山瀬越分かれ-(33分)-豊前越-(50分)-烏落ち-(25分)-福智山頂上-(35分)-大杉-(25分)-ホッテ谷分かれ-(25分)-登山口-(35分)-鱒渕ダム※休憩含まず。全行程で約6.5時間でした。
今回のコース(地図上クリックで拡大)
ます渕ダムより出発(7:40)
ゲート
「当分の間、通行止め」とある 福智山頂上部が見える 結構長い舗装道歩き
登山口(8:10) 沢沿いに 七重の滝休憩所とあるが・・・・
橋を渡る 立派な樹だ 木橋を渡る
一番上の石を積んだ人はすごい 鉄製の立派な橋 これが設置されて七つの滝を数え間違えることがなくなった
一の滝 このルートの一番の難所の鎖場 二の滝
結構水量がある 三の滝 ギボウシがたくさん
四の滝 急登 五の滝
六の滝 滝の上部は不思議な感じがする 七の滝(9:00)
沢の右岸を進む 沢を渡渉する 広い登山道に合流する
ウツギ 再び沢を渡渉する しばらく平坦な道
沢をまたまた渡る すぐに山瀬・豊前別れ(9:23) ガクウツギ
 植林帯となる  イボタノキ ミズタビラコ 
 雑木林になる 高度を上げる  谷間のガレ場を登る 
 豊前越(9:56) 珈琲タイム   車止めがある縦走路
 快適な歩き コガクウツギ   エゴの木の花がたくさん落ちている
 登山者が少ない  タツナミソウ 烏落(10:46) 
 ヤマボウシの花はもう終わり  ここから勾配がきつくなる  たぬき水
 荒宿荘(こうしゅくそう) タツナミソウの群落   ツツジがきれいだ
 良い感じ  ヤマボウシと福智ダム湖 庭園のようだ 
 ツツジが見頃 八丁辻側  山頂にて11:15) 
 山頂から貫山方面 ランチを楽しむ登山者  下山開始(11:42) 
 結構ツツジが多い   鈴ケ岩屋 
 アップで ちょっと寄り道してツツジ鑑賞  スイカズラ
 九州自然歩道を下山  サワフタギ ヤマボウシ 
 ウツギ エゴノキ  大杉、休憩ポイント(12:19) 
 でかいキノコ  1.8のコ・・・・山頂まで1.8km(12:32)  谷間を行く
 ガレ場を抜けて 開けた場所   ホッテ谷別れ(12:46)
 マタタビだろう 橋を渡る  大雨で土砂が崩れた場所 
 アサキマダラさんだ  植林帯  林道に出る
 九州自然歩道の登山口 一旦七重の滝登山口へ   ゲートが見えた
お疲れ様でした
 ダムの堰堤を行く(13:45)    
     
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