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令和6年6月2日(日) 天気 晴れ
■出発時間:午前7時(小倉南区津田近辺)
■メンバー:7名
5月の終わりから6月の初旬にかけて九州ではミヤマキリシマを目当てにする登山者が多い。特に九重の牧ノ戸や長者原登山口は大変な混雑となる。アタック山の会ではここ数年、できるだけ穴場を探索してきた。先月末の例会山行は由布岳と、正直あまり期待していなかったが、斜面に点在するミヤマキリシマには少々驚いた。今日は福智山のヤマツツジ。あまりメディアで紹介されていないようだが、山頂付近のヤマツツジが開花するとそれは見事だ。大きな石がアクセントとなり庭園のようだ。人工的な庭園と違って石が主役ではなくツツジが主役で巨石が脇役となっている。この自然の美しい景観をぜひ山の会のメンバーにも目にしてほしいと思い、先週と連続してしまうが山行を企画した。
ルートは最もポピュラーで短時間で登頂できる上野(あがの)からのコースだ。上りは急登の尾根を歩き、下りは谷を降る。メンバーは急なことにも関わらず6名も参加してくれることに。天候もまずまずだ。登山者は予想通り少ない。トイレに立ち寄り登山口から入山。すぐに沢を渡り尾根道に取付く。巨石を見て明るい登山道を進む。急斜面をゆっくりと登る。林道で休憩をして開けてくると八丁ケルンだ。この辺りから山頂を見るとヤマツツジが開花しているのがわかる。東へちょっと寄り道してヤマツツジの群生地へ。「満開だ・・良かった」とホッとする。頂上に着くと大展望だが、霞んでいてすっきりしない。集合写真を撮って今度は上野越へと降る。ここではたくさんの登山者とすれ違う。ちょうど昼時に合わせて登ってくる人が多いのだろう。上野越から今度は鷹取山、ちょうどランチタイムだ。少々陽射しがきついが、風が心地よいので草原でのんびりとできた。下山は上野越から谷を降る。谷の登山道は、大雨の度に変化する。せっかくきれいに整備したが、崩れてしまう。登山者にはやさしくないが、これも自然なのだ。人間が自然にやさしくないので大雨をもたらせていると私は思う。無事登山口につくとなぜか寂しい気持ちになる。山も仲間との遊びも終わりだからだろう。高齢者になっても子供心は尽きない。今日も自然に山に感謝!!
■コースタイム
赤池町P-(15分)-登山口-(50分)-おおつが林道-(45分)-八丁ケルン-(30分)-山頂-(40分)-上野越-(15分)-鷹取山-(25分)-上野越-(40分)-登山口-(15分)-P※休憩含まず。全行程で約6時間でした。 |
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