2011/05/05 親父山(1644.0m)・障子岳(1703m)・古祖母山(1633.1)・黒岳(1578m)・三尖(1474m)
親父山登山口〜親父山〜障子岳〜古祖母山〜障子岳〜親父山〜黒岳〜三尖〜親父山登山口
 NO2
 ▲障子岳から見た祖母山から大障子への稜線
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 黒岳分岐からすぐに親父山頂上に出る。山頂からはこれから歩く障子岳から古祖母山への稜線が見渡せる。雨がまともに当たるためここで雨具の上だけ着ることにした。気温が高いので中はTシャツ1枚で十分だ。頂上で着替えをしていると女性2名が登頂してきた。下見云々ということのようで山の会のことなんだろう。今から自分たちは、古祖母へ行くと言ったら、山頂で同じメンバーの○○さんに会ったら「私たちは周遊するので古祖母山へは行かない」と伝えて欲しいと伝言を頼まれた。結局、古祖母では誰もいなかったので伝えることはできなかった。親父山から障子岳へは、一旦降り、上り返すが、大した落差ではない感じだ。途中でB29が墜落した場所があるが、私はB29というと爆弾を投下した敵軍が打ち落とされて墜落したものと思っていたが、この時は救援物資を運んでいたが濃霧と雨で尾根にぶつかって墜落したそうだ。説明板を読んで初めてわかった。道は左に巻くように進む。出迎えてくれたように両脇にコバイケソウが葉を広げている。見晴らしがよくなって午前8時40分障子岳山頂に着く。360度の展望で形の良い祖母山が良く見える。一息ついて古祖母山を目指す。岩場を降るが、祖母山側には、天狗岩烏帽子岩の奇峰が見える。次回はこの尾根を歩いてみたいものだ。岩場を慎重に下り、岩のヤセ尾根に出るがここで何とマンサクの花が咲いていた。シャクナゲが未だ咲いていないのは当たり前だ。左手に岩壁を見ながら降って行くと土呂久との分岐に出て通り過ぎる。左側が切れ落ちた道となって下りきると広い場所に出た。そこには第一展望台と書かれているので帰りに寄る事にする。ここからは、スズタケの多い平坦な道となり上りになると枯れた木がたくさんある異様な場所を通過する。上りがきつくなって午前9時45分古祖母山頂上に飛び出る。テーブル状の岩に立つと西側の展望が良い。しばらく伝言を頼まれていたので休憩をするが、昼食の時間には未だ早いので折り返しで来た道を戻る。青空の障子岳が時々見えて雨が上がったので雨具を脱いで歩く。ついてる私たちは改めて「ついてる」と言い合う。第一展望台に立ち寄りランチタイムだ。風が強いので岩場から引っ込んだ木のところで展望と粗食を楽しんだ。尾根歩き、岩場をクリアして障子岳に着いたのは午前11時25分だった。障子岳では、6名くらいのパーティが登って来た。空はすっかり晴れ渡り眺めは最高である。親父山からすぐに黒岳へと進む。巨木が多いということは、この辺りは原生林なのだろう。下りきると目の前にもっこりとピークがある。ちょと早いがあれが山頂かと足も軽くなる。近づくと目の前に岩壁が立ちはだかる。左に巻いてロープ場を登りつめると縦走路に出るが山頂ではなかった。もうひとつ先のピークかとも思ったが、もう騙されない。たぶんまだ先だ。狭い岩の隙間をよじ登ってシャクナゲの群生地を行くと北谷登山口との出会いの道標がある。今度は山頂だ。ロープ場の急斜面をよじ登ると一旦少しだけ下って黒岳山頂に12時30分、ようやく着いた。展望台とあるので覗くと高千穂の街が見える。次は三尖だ。何と読むのかわからないまま先を行く。急斜面を下って振り返ると今いたのが絶壁だったというのがわかる。ここからも何度もピークがあってまだかまだかと疲れもピークになってくるが、三尖は意外にも登山道脇にポツンと表示がある。(午後1時30分)写真をとって疲れたが先に進む。もう一度ピークを乗り越えると後は下りだ。スズタケの道からブナ林の斜面を抜け、再びスズタケを抜け植林帯を右に見てスズタケの道を下って行くと林道が見えてきた。午後2時10分林道に出て左を見ると無事車もあってほっとする。登山口には障子岳でお会いしたグループがちょうど降りてきた。いやー本当にハードだった。
 ■コースタイム
 
親父山登山口−(90分)−親父山−(25分)-障子岳−(60分)−古祖母山−(35分)−第一展望台-(35分)−障子岳−(25分)−親父山(35分)−黒岳−(55分)−三尖−(45分)−親父山登山口※休憩時間は含んでいません。全行程で約7.5時間かかりました。
 ■おまけ
  帰路に竜ケ岩滝を見て高速道の渋滞を予想して高森町から九重を抜けることにした。途中道の駅に立ち寄り、家内との約束の温泉は産山村の温泉に立ち寄った。何とハウスを改造した面白い温泉で入浴料は400円とリーズナブルで露天風呂もあった。
 ■三尖
  「みつとぎり」と呼ぶらしい。確かにピークが三つあった気がした。
第一展望台への上り
第一展望台
 
後ろは古祖母山(風が強い)
展望台から東側にある奇岩 遠くに昨日歩いた大障子 昼食は質素
展望台と古祖母山 障子岳目指し、潅木帯を進む 青空が広がってきた
土呂久への分岐点 障子岳 振るかえる
再びマンサク 烏帽子岩、天狗岩と祖母山 再び障子岳頂上
祖母山を見ながら親父山へ 再び親父山 ここから黒岳へ
結構降る 奇妙な形の木が多い 巨木も多い
あのもっこりが黒岳? サルノコシカケ シャクナゲの群生地
山頂か? ピークの下を巻く ロープ場を登る
結構登る 山頂ではなかった 岩の隙間を通る
イワカガミが多い 遠くに親父山 北登山口との合流点
急斜面をよじ登る やったー!黒岳山頂 山頂から親父山を見る
奥の展望台に立つ 眺めは最高 三尖までの稜線
ピークがいくつもある ツゲの古木 急斜面を降る
シャクナゲと親父山 縦走路はアップダウンが多い 振り返ると黒岳の肩の絶壁
結構急な下り(滑りやすい) 登って一息 アケボノツツジの花で元気つけられる
まだまだ続くのか  アケボノツツジの花はこれからだ  シャクナゲの膨らんだ蕾
 このピークも山頂でない かなりばててきた  ようやく三尖頂上(縦走路の脇に標識がある) 
 スズタケの道を降るが 再びこのピークを登る  ブナ林のきれいな斜面 
 一気に高度を下げた  植林帯の先に林道が見えるが 再び笹の中を歩く 
 
緩やかな道になる  登山口に飛び出す 林道を少しだけ歩くと 
 
スタート地点に着く 途中で竜ケ岩の滝を見に立ち寄る かなり迫力あります 
 
 滝を見るために遊歩道が整備されています  帰路の途中で立ち寄った道の駅波野 大混雑 
   
 産山村にある花の温泉館に立ち寄る  ハウスを改造したようだ 玖珠手前のいつもの魚屋さんで夕食 
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