2004/5/8  岳滅鬼山(1037m)

今度は本当に登頂した

 2004/5/8 天気 晴れ 
昨年11月にこの山に来たのだが、巨大ミミズの大群に家内が恐れをなし、やむなく断念した。秋の紅葉を満喫できるはずだった。「んー憎きミミズよ・・・・」そのまま帰れないと「深倉峡」に足を伸ばし、男岩・女岩をつなぐ巨大な七五三縄(しめなわ)に「なんじゃこら!」と思わず発声してしまった。(その記録はココ今回、この岳滅鬼山ツクシシャクナゲが自生していると聞き、この時期を逃さないぞと家内を誘ってみたが、あの巨大ミミズの大群の記憶が脳裏に蘇り、ただ震えているだけだった。「んー憎きミミズよ」  そんな訳で寂しくも一人で登頂することにした。
登山口までのアクセス(マイカー)
英彦山駅から英彦山を目指す国道500号を「しゃくなげ荘」へ向かって行きます。約5Km程で湯の山「しゃくなげ荘」の標識がありますので右折し林道を少し行くと英彦山大権現の鳥居が見えてきます。鳥居の反対側に広い参拝者用の駐車場があります。そのまま車で登山口付近まで行けますが、途中から悪路になるので今回はここに止めさせてもらいました。
英彦山大権現の鳥居
今回のコース
英彦山大権現の駐車場から林道を少し(7〜8分)歩くと左手に「玉屋神社」の参道入り口があります。(玉屋神社は当ホームページの「英彦山」で紹介しています)右手に朽ちた木の大きな橋があります。その下の沢を横断します。わかりづらいですが手前の木にテープが貼っていますから目印になるかと思います。沢を渡り少し行くと(しっかり踏み後がある)右手に再び朽ちた木の橋があります。渡らずに左手に進むとこれまた朽ちた建物があります。(ここは以前キャンプ場だったそうです。)右手に進み杉林の緩やかな坂を上っていきます。杉林を一旦抜け沢を横切り再び沢沿いに進み、背丈より大きな岩の間を抜け、再び杉林を、上りきると一旦平坦になり右下を沢にして杉林を抜け緩やかな上りを行くと沢にぶつかります。(写真)沢を横断し、積み石の上にあがり、すぐに左手に(テープを目印に)杉林を進みます。(途中、木が倒れたりしていますがとにかく踏み後とテープを目印にすれば迷うことはありません。)
玉屋神社参道入り口 何度か自然林と植林を行き、出発から約50分で大南林道にでます。(写真)ここに5〜6台車が止めてありました。(よくも悪路を来たものです)ここに大きな標識がありますので標識に従い斜め左に林道を進みます。右手に小屋が2棟見えてきます。その先に分岐した林道がありますが、まっすぐ進み、登山口の大きな標識ありますのでここから山道となります。杉林の急坂を行くと支尾根にでます。杉林から急に開けるとさらに急な坂になります。
ここでの鳥のさえずりはすばらしく鳥見も良いかもしれません。しばらく緩やかな上りを行くと岳滅鬼峠に着きます。ここには昔の藩境石「従是北豊前国小倉領」があります。左に10mほど行くと展望所と標識に書かれていましたが、木が茂り視界があまり開けてませんでした。ここから急登です。まず一つ目のピークは梯子を超えると巨岩があり展望が開けます。一旦急降下し、さらに急登し、2番目のピークを超え再び下り、このコース一番の難所3番目のピークへと這い上がるようにしてあがると山頂らしきところ(写真)にでますが、山頂はこの先にあります。下山は往路となります。
朽ちた大きな木橋
この沢を横断し、積み石の上を行く 大南林道 登山口
岳滅鬼峠での標識 小倉領の境石 新緑が素晴らしい
木の梯子が頼り 巨岩の上にて またもや梯子
下から見上げた急斜面 やっと「しゃくなげ」に出会えた 山頂かと間違えやすい。
コースタイム
英彦山大権現鳥居−50分−大南林道−5分−登山口−20分−岳滅鬼峠−50分−山頂−30分−岳滅鬼峠−10分−登山口−5分−大南林道−40分−英彦山大権現鳥居
※休憩時間は含んでいません。
山頂 展望はなし 英彦山大権現の庭園
今日の感想
残念ながらシャクナゲは花芽がないのかほとんど咲いていませんでした。登る途中で下山するパーティに「シャクナゲどうでした」と聞くと「ちらほらですね」と、聞いたからと言って引き返すこともないのですが・・・・・今日はたくさんの人たちに出会いました。でも単独も良いのですが食事がおもしろくないですね

山日記トップへ