岳滅鬼山

2021/5/3 岳滅鬼山（1037m）

シャクナゲとミツバツツジとフィールドアスレチック

福太郎前P～大南林道～登山口～岳滅鬼峠～岳滅鬼岳～岳滅鬼山～岳滅鬼峠～大南林道～福太郎前P

▲満開のシャクナゲとミツバツツジ

　令和3年5月3日（月）憲法記念日　天気晴れ
■出発時間：午前6時50分（自宅）
■メンバー：３名（チューさん、ヨッシーさん、カラス）
　今年のゴールデンウィークは、昨年同様で孫たちは遊びに来ない。となれば山三昧とゆきたいところだが、東京都などが緊急事態宣言が発令され福岡県も蔓延防止等重点措置が要請された。このような状況で遠出をする気持ちにはならない。かと言って家に閉じこもるのは地獄に等しい。未だ地獄は行ったったことがないが。
　ま、そんな理由（わけ）で山仲間のチューさんとヨッシーさんを誘い、ヨッシーさんが未踏の英彦山系である岳滅鬼山を歩くことにした。過去の日記を見ると2007年に浅間山から登り英彦山大権現へと縦走したようだ。もう14年前のことなのであまり覚えていない。（そのときの日記）
　今回は、英彦山大権現から岳滅鬼山へと登り、余裕があれば岳滅鬼峠から籠水峠側へ稜線を歩き途中から大南林道へ降って戻る計画を立てた。
　ところが、意外に手強いルートで14年前にはなかった疲労を感じ、岳滅鬼峠から岳滅鬼山を往復して峠に戻りランチタイムを過ごすときに3人で話し合った結果、体力的にも時間的にも余裕がないと判断しこのまま林道（大南林道）を降ろうと軟弱な決断になった。
　ま、コロナ禍の中で事故は絶対に避けたいところだし、無理せず帰路につくことにした。
　ところで英彦山大権現への道は、驚くほど広くきれいになっていたが、駐車場は参拝者用で「登山者はご遠慮ください」となっていた。しかし、その手前（しゃくなげ荘側）に山口油屋福太郎の駐車場の反対側に立派な駐車場ができている。登山者は皆ここに停めているようだ。
　英彦山大権現から林道は車両通行止めになっているので歩くしかないが、玉屋神社への参道入口まで車が入っていた。
　さてこの時期、シャクナゲやミツバツツジの花が見頃で犬ヶ岳や井原山は大勢の登山者で混むだろうと予測してこの岳滅鬼山にしたのだが、そう考えるのは私だけではなかった。やはり多くの登山者がこの岳滅鬼山に駆けつけた。途中で会った女性グループも同じことを言っていた。うっかりしていたが「鬼滅の刃」にちなんでか登山初心者のような若いグループも目にした。
　シャクナゲやミツバツツジの花は期待に応えてくれた。山の自然の風景にこの花たちは厳しさを乗り越え開花していると思うと街で見るよりも数倍に美しく感じるのは当然のことだろう。
　フィールドアスレチックに美しい花と楽しい山仲間との会話で今日も最高の山歩きが楽しめたが、体力の衰えを改めて感じた日でもあった。今日も山に自然に山仲間に感謝！！
■コースタイム
　Ｐ-(7分)-英彦山大権現-(8分)-沢の登山道取付点-(20分)-黒岩山取付点-(15分)ｰ大南林道-(10分)-登山口-(17分)-岳滅鬼峠-(30分)-岳滅鬼嶽-(15分)-岳滅鬼山-(40分)-岳滅鬼峠-(15分)-登山口-(7分)-大南林道-(45分)-鬼杉入口-(25分)-英彦山大権現-(7分)-Ｐ※休憩含まず。全行程で約5時間でした。　距離12.2km　標高差570m

今回のコース（地図上クリックで拡大）