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令和4年11月6日(日) 天気晴れ
■出発時間:午前6時30分頃(自宅)
■メンバー:単独
以前から気になっていた深倉峡からの峰入り古道へのルートだが、季刊誌のぼろに掲載され、入口とルートがはっきりとわかった。もちろん整備された正規ルートではないはず。紙面の最後に「初心者にはお勧めしない」とあるが、歩いてみて「確かに」と思う場所がたくさんあった。
深倉園地駐車場のトイレをお借りしてそこから少し上にも駐車場がある。今回はそこからスタートだ。駐車場で先客の方と話をしていると同じルートなので取りつきまでご一緒させていただくことにした。その方は初めての時に取りつきがわからなくて迷ったと言う。その方のおかげで間違えることなく、取りつくことができた。感謝だ。いきなり急斜面を息を切らしながら進んでいると前方にご夫婦を思われる方が休憩をしていて私も息をついてその方たちの後方を行く。細い尾根道は勾配がきつく、倒木などでわかりづらいところもある。いつのまにかこの3組の先陣を切って深倉越に着いたが、すぐに追いついてきてほぼ同時だ。深倉越は峰入り古道の通過地点だ。私はずいぶん前にここを通った。(2008年4月)ここから浅間山の分岐点である三国境(さんごくさかい)まではすぐだ。三国境からきれいな樹林の稜線歩きが始まる。三国境は、筑前、肥前、筑後の国境だ。現在この稜線は大分県と福岡県の境界となっている。従って福岡と大分を行ったり来たりしながら歩くというわけだ。
きれいな樹林帯は紅葉してさらに美しさを増していた。空が明るくなるにつれ紅葉の鮮やかさも増してくる。単独なのがもったいないと思う。多少のアップダウンをしながら英彦山中岳などを見て岳滅鬼山に到着。先客のご夫婦も同じルートで来たという。このご夫婦にはこれから何度も会うことになる。
少し休憩をしたが、昼食にはまだ早いので岳滅鬼峠へと歩を進める。ここから先は昨年の5月に歩いたばかりなので記憶に新しい。岳滅鬼峠から初めての法華窟に立ち寄る。この窟は、テレビでも放映されたので一度立ち寄りたいと思っていた。峠から10分もしないで窟に着く。岳滅鬼山でお会いしたご夫婦がいらしてここでランチタイムを過ごすようだ。私は、峠まで戻りランチタイムだ。戻る途中で駐車場から取りつき点までご一緒した方とすれ違う。「法華窟はすぐですよ」と私から声をかける。食事を終えるころ、追い越したご夫婦も峠から降ってゆき、先ほどの方もそして窟で再会したご夫婦も私より先に降りて行ってしまった。私はいつもよりのんびりと昼食を楽しみ、下山開始。林道に出ると再び窟でお会いしたご夫婦に追いつく。同じルートでほぼ同じ足並みなのだろう。途中で花が咲いているのを教えてもらい写真に収める。長い林道歩きも紅葉のおかげで飽きもせず。逆に満喫できて大満足の1日だった。せっかくなので来年は仲間を誘おうと思う。
今日も山に自然にお会いした人たちに感謝!!
■コースタイム
深倉園地P-(50分)-深倉越-(15分)-三国境-(30分)-岳滅鬼山-(13分)ー岳滅鬼嶽-(30分)-岳滅鬼峠-(8分)-法華窟-(10分)-岳滅鬼峠-(23分)-大南林道-(20分)-障子ケ岳登山口-(30分)-深倉園地P※休憩含まず。全行程で約5時間でした。 |
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