2023/11/5 岳滅鬼山(1037m)
アタック山の会 臨時山行 峰入り古道体験
深倉園地〜三国境〜岳滅鬼山〜岳滅鬼嶽〜岳滅鬼峠〜法華窟〜岳滅鬼峠〜大南林道〜深倉園地
 ▲縦走路にて
 ▲中央に猫の丸尾、左に英彦山の南岳と北岳
  令和5年11月5日(日) 天気晴れ
■出発時間:午前6時45分(小倉南区津田付近)
■メンバー:9名(女性5名、男性4名)
 アタック山の会も設立して10年になる。と言うことは当初からのメンバーは10年歳を重ねたことになるわけでそのころと比べ当然ながら体力は衰えている。それは例会山行での歩行速度などで明らかである。もちろん私自身が衰えを強く感じている。結果、毎月の例会山行の計画は全員が安全で楽しく歩ける山やルートを選択することになる。しかしながら、それでは新しく入会されたメンバーが物足りなくなる可能性は高い。現に過去数名その理由で退会したメンバーもいた。そこで臨時山行を企画し、例会山行とは違って、歩行速度を上げたりバリエーションルートを取り入れるなのどの山行計画を立てることにした。
 さて、今回はロープや梯子の連続あり、途中までは正規登山道ではない道も行くのでルートファイディングも多少触れることができるルートである。昨年、私が単独で歩いた
深倉園地から峰入り古道を歩いて岳滅鬼山に行くルートである。前回は紅葉が見事だったので同じ時期にした。
 参加者は9名。私の願い通り新メンバーの3名が参加してくれた。経験が浅いので今回はきっと良い経験になるはずである。
 
深倉園地の上の駐車場に停め、前年同様「姥ケ懐」の標識から入り込むが、橋が崩れて渡れない。やむなく、下のトイレにある駐車場から入山する。巨石の下に慈母観音が祀られている姥ケ懐で手を合わせて巨石の脇を昇って行く。ここからはヤセ尾根の急登が深倉越まで続く。深倉越から峰入り古道となり三国境を過ぎると見事な紅葉を目にすることができる。稜線は再びヤセ尾根となり時折視界が開けて遠望が楽しめる。岳滅鬼山に着くと一息ついて出発。一旦降り登り返すと岳滅鬼嶽であるが、狭い頂上で標識がなければ通過してしまう。そしていよいよここからの降りが修験道らしくロープや梯子の連続である。その途中ではあるが、「腹が減っては戦はできず」と言うことで鞍部で昼食を摂る。無事岳滅鬼峠に着くと大分側へと降り、法華窟に立ち寄る。不思議な空間に皆驚いていた。往路峠まで戻り、下山開始。檜の植林帯を抜け荒れた林道に出て大南林道に出る。岳滅鬼山へは通常ここを登山口としている。大南林道に出るとのんびりと紅葉を見ながら歩く。約1時間もの道程だが、会話が弾んでいるようで見所があっても気づかず通り過ぎてしまう始末である。話が尽きないうちに無事スタート地点である駐車場に着いた。皆満足したのではないかと思うが、何よりも脱落者も怪我もなく下山できたのが一番である・それもこれも皆の協力のおかげだ。今日も山に自然に山友に感謝!!
■コースタイム
 P-(60分)-深倉越-(20分)-三国境-(40分)-岳滅鬼山-(20分)ー岳滅鬼嶽-(55分)-岳滅鬼峠-(10分)-法華窟-(15分)-岳滅鬼峠-(25分)-大南林道出合い-(30分)-障子ヶ岳登山口-(45分)-P ※憩含まず。全行程で約6.5時間でした。
今回のコース(地図上クリックで拡大)
駐車場を出発(8:40)
下の駐車場へ
この橋、大丈夫? 姥ケ懐 キッコウハグマ
岩の脇から入り込む ヤセ尾根 両手両足で登る
急登が続く おっ紅葉がきれい 深倉越(9:54)
紅葉はこれからのよう 三国境(さんごくさかい)10:22 紅葉がしばらく見れる
改修中の英彦山上宮が見えた
落葉がきれいだ 見とれるメンバー 青空に映える
障子ヶ岳 良いね! 岳滅鬼山にて(11:09)
ちょっと疲れた シャクナゲの群生 岳滅鬼嶽(11:34)
梯子 ロープ場 崖を降る
木の根で滑りやすい・・この後、鞍部で昼食 見晴らしの良い岩に立つ オオオ!眺めが良い
またまた梯子 岳滅鬼峠(12:53) 何だろう?
ガレ場を降る 法華窟(13:07) 窓のような門のような
反対側から 往路を戻る 岳滅鬼峠へ戻る(13:33)
荒れた林道に出る(13:52) 大南林道に出る・・・・ここが登山口(14:00) のんびりと歩く
しばらく紅葉観賞
車両通行止めのゲート 男魂岩の説明板
お疲れ様でした
なかなか・・・・ 無事駐車場(15:18)
   
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