2011/05/03 岩石山(がんじゃくさん446m) | ||
滝巡り周遊コース | ||
▲獅子岩(獅子岩、梵字岩、国見岩の3つを含めて国見岩と言う説もあるとのこと) | ||
2011年5月3日 天気 晴れ(黄砂多し) ■出発時間:午前8時40分(自宅) ※午前9時45分添田公園駐車場着 ■メンバー:家内と私の2名 このところ黄砂で視界が悪い。空気の味もなんだか悪い気がする。そんな中、明日からの祖母行きを控え、今日は軽く近郊の山へ行くことにした。家内の希望もあり、もしかしてミツバツツジの花も見れるかと期待し、添田町にある岩石山を歩くことにした。岩石山の麓は桜の名所でもある添田公園があり、過去何度か花見登山と言う事で訪れた。名前の通り、石の山であるが、その昔は九州一の名城と言われた「岩石城」があったそうだ。建物こそないが、今でも柱穴や古井戸など当時をわずかながらしのばせている。 駐車場に着いた私たちは、準備をしてトイレを済ませ、添田神社の鳥居を目の前にして左に車道を進む。右手に白山宮を見上げ、真愛寺の先のところに登山口の案内板があるのでその通り民家の間の細い路地を入る。民家の庭の中を通るため、ここは静かに通り過ぎる。初めて訪れたときは、本当に通っていいのだろうかと不安だったことを思い出す。樹林に覆われた登山道に入ると今までの空気の味とはまるで違って心まで洗い流されるほどおいしく感じる。案内板は、新しくなって、わかりやすくなっていた。10時16分、人面岩に着いた。その顔は少年のように私には見える。人面岩からすぐに三ノ滝に出た。石仏のある小さな滝である。右の石段を上がり、急斜面を歩くと岩が多くなり、二ノ滝に出る。左に尾根に取り付き、急斜面の花崗岩の砂利道を歩いてゆくとシダが多くなり、開けてくる。振り返って下界を見ると霞んだ街並みが見えた。少し行くと小さな表示に一ノ滝とあるので右に少しだけ寄り道をする。水はほとんどない。再び戻ってさらに進むと巨岩に鎖がかけられている針の耳に着く。(10時28分)よじ登って岩と岩の間の細い隙間をくぐりに抜ける。こういうときは良く「心が汚れていると通過できない」と言われるが、無事に通れて良かったと子供のような気持ちになっている自分がとてもおかしい。期待のミツバツツジの花はほとんど終わっていたが、家内は、わずかな花にも歓声をあげていた。西登山口の道標を左に見て岩石トンネルの道標を過ぎ、10時45分、天狗岩に着く。岩の上に立って景色を見ると最高のはずであるが、今日は霞んでいる。山頂70mと本丸跡100mの分岐は、山頂へと進み、10時52分山頂に到着した。山頂には展望台が造られているので上がってみる。何年か前に来たときよりも木々が成長したのか、見通しは悪くなっている。でもだからと言って木を切ることはして欲しくないところだ。山頂で記念写真を撮っていよいよ見所の国見岩へと足を延ばす。山頂の東側より一旦下り、平坦な道を歩くと右に馬場跡の案内板があってすぐに巨岩が目の前に現れる。ここにも新しく大きな案内板が設置されていた。獅子岩、梵字岩、国見岩の説明が書かれている。岩の上に早速上がってみる。高いところは、なぜか気持ちの良いものである。しばらくここで岩上を楽しみ、再び先に進む。すぐに大砲岩を見て11時12分、八畳岩に着く。もちろんここで昼食だ。今日は少々暑いのでコンビニで買ったパンをいただく。今日は八畳岩は貸切であるためちょっと横になってみる。畳よりも当然硬いが、なかなか寝心地良いのでそのまま寝てしまいそうだ。ここからの眺めも良いはずである。目の前には、犢牛岳、そして犬ケ岳や英彦山が眺められる。下山は、山頂手前の分岐より奥の院へ向かう。途中、古井戸への寄り道もできるが、以前行ったので通り過ぎる。大きなスラブを通過して城の柱穴を見て降ると奥の院に出る。(11時51分)立派な鳥居があり、ここからの眺めも良い。広場にはドームがあって登頂記録が記されている。以前会った川崎さんは今も健在か。お参りをして階段を下り、滑らないように慎重に降ってゆく。乙女岩との分岐を通り過ぎ、ツツジの花を見ながらまっすぐ歩くと車道に出る。ここからは、車道歩きとなり、不動池を見てそえだジョイと公園の間を抜けると添田神社の鳥居が見えてくる。駐車場に着いたのは12時36分だった。 ■コースタイム 添田公園P−(5分)-登山口-(30分)-針の耳-(23分)-山頂-(7分)-国見岩・八畳岩-(15分)-奥の院-(25分)-車道-(15分)-添田公園P ※休憩時間は含くまれていません。全行程で約3時間でした。 ★次回はぜひ西登山口から登ってみようと思う。 |
||
今回のコース(クリックで拡大) | ||
添田公園駐車場 | ||
添田神社を左に車道を歩く | ||
ここが登山口 | カキオドシ(籬通) | 民家を抜ける |
手摺がつけられた | 手を合わせ進む | 人面岩 |
三ノ滝 | きつい上り | 二ノ滝 |
花崗岩の砂利道 | 添田の町が霞んで見える | ご存知!ギンリョウソウ(銀竜草) |
一ノ滝 | 針の耳への鎖場 | 針の耳 無事くぐりぬける |
西登山口の表示 | ツバキがきれいだ | こんな道が続く |
ハイノキの花のようだ | 岩石トンネルとの分岐 | 松の花が咲いている |
天狗岩にて | 山頂へ | 最後の上り |
山頂 | 決して照れている訳ではありません | りっぱな方位板 |
国見岩へ | 一旦降る | 下山は古井戸方面へ |
国見岩を目指す | 馬場跡 | 獅子岩 |
梵字がある | 国見岩へ登る | ここまでか |
交替して今度はカラス | 大砲岩の案内 | 下から見るとわかる |
八畳岩 | 平らである 寝心地良好 | 霞んでよくわからない |
ここから先も進める(整備されていた) | 下山開始 | この分岐を左に |
楔岩?どこ? | スラブを通過 | 滑りやすい |
柱穴 | 奥の院へ | ドームがある |
奥の院(お参りをする) | ここからの眺め | 鳥居をくぐり階段を下る |
ミツバツツジの花 | 乙女岩への分岐 | 気持のよい登山道 |
ツツジもきれいだ | 車道に出る | 藤の花もきれいです |
車道をのんびり歩く | 緑がいいです | 不動池 |
マガモが人慣れしている | そえだジョイのシンボル | ここからも登山道あり |
おつかれでした | ||
添田神社の鳥居 | 神木か | |
山日記トップへ |