河童山 874m (福岡県糸島市)
 2020/3/29
白糸の滝P〜デッカ橋〜河童山〜羽金山入口〜獅子舞岳〜デッカ橋〜白糸の滝P
 
 ▲ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々)ユリ科ショウジョウバカマ属
   令和2年3月29日(日) 天気 曇り時々晴れ
 ■出発時間:8時00分(自宅) 
 ■メンバー:4名(家内、娘夫婦)
 寒い、こんなに寒いとは思ってもなかった。駐車場に予定より早く着いた私と家内は時間があるので
白糸の滝を見に行くことにした。桜の花は満開に近い。昨日まで雨で明日からまた雨の予報。今日だけ晴れとなっていたので家内の好きなショウジョウバカマを見に羽金山を計画した。娘夫婦の住まいが近いので誘ってみたところ即OK。新型コロナウィルスが怖いのでノンストップで登山口へ。マスクとアルコール消毒を持参し対策を。帰宅後、ニュースで小川知事が県民に不要不急の外出を自粛するようにとアナウンスがあったことを知る。その言葉に少し疑問を感じているが感染拡大防止になることは間違いない。
 娘夫婦と合流して登山開始。早速、お目当ての花が迎えてくれた。舗装道を歩いて行くと
デッカ橋とペンキで描かれた橋がある。渡り終えると舗装道から分かれて右へ登山道に入り込む。谷を詰めて荒川峠との縦走路に出合う。ここから羽金山へと進む。途中で降りてくる方に「上はそりゃもうたくさん花があるよ」と声をかけられた。道は次第に勾配がきつくなってくる。周りを見ながら歩いていると何とショウジョウバカマの大群落が目に入ってきた。「え!こんなに・・・・」踏まないように近くに寄って写真を撮る。しばらくその群落で時間を潰すが、それからの登山道はショウジョウバカマだらけ、多いとは聞いていたがこんなにあるとは思ってもなかった。(本日、「思ってなかったこと」が2回目だ)河童山への分岐点から河童山頂上へ。カヤの茂る山頂から羽金山の電波塔が見えるが、あまり展望は良くなく開けているが座る場所もあまりない。それでも腹時計はとうにランチタイムを過ぎているのでここで昼食をとる。当初、羽金山の頂上へ行くつもりだったが、かなり時間がオーバしてしまったのと羽金山の三角点は電波送信所の施設内のため、インターホンで係の人を呼び出すことになる。その方にも申し訳ないし、今回のテーマは「ショウジョウバカマの花」なので羽金山登頂はパスすることにした。もちろん全員賛成。河童山から羽金山へと降るがショウジョウバカマの群落は尽きなく見飽きるぐらいある。鞍部から再び上り返すと羽金山の電波送信所の入口に出る。そこからはデッカ橋まで長い舗装道歩きとなる。途中、地形図にもある獅子舞岳へと立ち寄るがとても名が付くような頂とは思えない。デッカ橋まで斜面に点在しているショウジョウバカマや巨石群を見たりと少々飽きてくる舗装道をダラダラと歩く。デッカ橋からは往路戻り、駐車場が見えてくると娘夫婦ともお別れだ。通常ならお茶でもと誘うが、こんな時なので真っ直ぐ家路につく。それにしてもツクシショウジョウバカマは弱々しく可愛いはずが、今日は何だかたくましさを感じた。
 今日も山に自然に感謝!!
 ■コースタイム

 白糸の滝P-(23分)-ゲート-(8分)-デッカ橋-(35分)-荒川峠縦走路出合-(35分)-河童山分岐-(3分)-河童山頂上-(30分)-羽金山電波送信所入口-(10分)-獅子舞岳-(45分)-デッカ橋-(7分)-ゲート-(20分)-白糸の滝P※休憩時間含まず。全行程で4.5時間でした。距離9.86km 、標高差403m
今回のコース(クリックで拡大)
白糸の滝駐車場に到着(09:28)
まずは、滝を見に
なかなか迫力ある滝だ ちゃんとルート図がある 娘夫婦と出発(10:07)
上の駐車場の舗装道を歩く キケマン 本日初のツクシショウジョウバカマ
昨日の雨でコンクリートの道は滑りやすい おそらくヤマルリソウ トウダイグサの仲間
タラタラと歩く ゲート(10:34) デッカ橋(10:42)
橋を渡ったところに縦走路登山口 谷沿いに道が続く コンクリートの道となる
きれいな沢だ ここにも ここにも!
丸太が敷かれているが、滑るので危険 なだらかな斜面を歩く 羽金山と荒川峠の縦走路に出合う(11:20)
道は直角に東へ 植林帯と雑木林の切れ目を歩く 平坦な道が続く
可愛いクロモジ属の花 明るい雑木林の中を歩く 石が多くなり勾配もきつくなってくる
ついに群生地に すごい しばらく鑑賞
たくさんあるから1本くらい良いのでは・・・・ それが絶滅の第一歩です 盗掘は絶対にしないでほしい
道の周りに続く 登り切ると開けた場所に出る(12:08) そこから河童山頂上へ
狭い道を抜ける 河童山頂上にて(12:11〜12:32) 分岐まで戻って羽金山へ向かう
十坊山(とんぼやま)かな? 未だ未だある 急斜面を慎重に
ショウジョウバカマだらけだ ピンク色 こちらは真っ白
明るくて平坦な樹林帯 気持ち良い 花が終わりかけるとピンク色になる?
この樹はアブラチャンかな 境界杭だろうか 真っ黄色なキノコ発見
羽金山の電波送信所(13:02) 注意書きがある 羽金山の頂上は諦めて下山開始
ここが獅子舞岳への入口 道は平坦ですぐに・・・・ ん?ここが山頂(13:14)
ゴツゴツと石がある 道路に戻る(13:16) 可也山かな?
フキノトウ ツチグリ すげぇ!
ショウジョウバカマはちらほらある 巨石 ちょっと飽きた
可愛いスミレ デッカ橋まで戻った(14:05) ゲートまで戻った(14:12)
そろそろ足が痛くなってきた ようやくスタート地点 お疲れ様でした(14:35)
   
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