2011/09/25 酒呑童子山(1180.5m)・ハナグロ山(1086.3m)+渡神岳(1150.2m) | ||
NO1 酒呑童子山・ハナグロ山 | ||
2011年9月25日(日)天気 曇り時々晴れ 昨日の土曜日は、仕事だったので三連休とはいかず、日帰りの山行きを計画し、一昨日は家内と阿蘇の烏帽子岳、杵島岳、往生岳と歩いた。今日は家内が用事があるとのことで私一人寂しく歩くことにした。山は未だ歩いたことがない大分県は津江山地にある酒呑童子山と時間があれば渡神岳を歩くことにした。酒呑童子山とは面白い名で気になっていたが、調べるとあまりに歩行時間が短い。そこで峠を挟んで反対側にこれまた面白い名のハナグロ山と言うのがある。酒呑童子とは鬼の頭領のことのようだ。「ハナグロ」は犬の名前らしい。どちらも変わった名の山である。 ■出発時間: 午前5時(自宅) ■メンバー: 私1人 午前7時30分酒呑童子山の登山口であるカシノキヅル越に着いた。朝早く出ると車が空いていてナビで表示される予定時刻よりもかなり早く着いた。登山準備をしていると横に1台ワンボックスカーが停まり、降りてきたご夫婦と挨拶を交わす。鹿児島から来られたそうで昨日は八方ケ岳に登られたそうだ。それにしてもこの酒呑童子山を登るとは通である。「お先に」声をかけて出発。と登山口からプラスチック製の丸太の階段を歩き、平坦になると笹の道となる。振り返ると後から登るハナグロ山方面のピークが見える。登り始めて15分程度で小鈴山(1142.0m)に着いた。展望もないので写真を撮ってすぐに出発。自然林の爽やかな道にはシャクナゲが多い。再び階段を登り、大きな岩の横を通過する。鎖も張ってあって雨の日には頼りになりそうだ。下りの急斜面になるがここも鎖が張ってある。降りきると小鈴越である。ここからも林道に降りれるようだ。再び上りとなり階段が続く。笹も多くなり、見晴らしは悪い。小鈴越から20分ほどで垂直に近い岩壁にぶつかる。鎖もあるが、ホールドはしっかりしているので三点支持でひと登りである。8時40分、登りきると意外に広い山頂である。展望は北と南が開けている。特に北側は釈迦ケ岳や渡神岳が見渡せる。下山は往路を戻るが、同じ道だが来る時は気付かなかった大木や岩など見てピストンもまんざら悪くない。登山口で挨拶を交わしたご夫婦と途中ですれ違い、登山口に戻ったのは9時25分だった。ここからハナグロ山へは車道を少し東に進み法面が切れたところに登山口の標識がある。しかし酒呑童子山とは違って整備されてないので山経験が少ない人は同行者が必要だろう。尾根に出るとこっちもシャクナゲが多い。倒木が多いが踏み跡はしっかりあるので良く見て歩く。背の高さまでの笹の中を抜ける急登となり、登りきると右手が植林帯の平坦な道となった。すぐにまた自然林の上りとなって10時10分山頂に着いた。山頂は狭い。南側と東側が開けている。下山は往路を戻る。登山口に戻ったのは10時50分だった。未だ早いので渡神岳に登ることにして車で移動。次ページへ |
||
今回のコース(クリックで拡大) | ||
道の駅(鯛生金山) | ||
ここから左に | 登山口の標識がある駐車場(カシノキヅル越) | ツリフネソウの花が未だある |
登山口 | プラ丸太の階段 | 笹が多い |
ママコナ | ナルコユリの実だろうか・・・ | 振り返るとハナグロ山側 |
小鈴山頂上にて | 釈迦岳や渡神岳 | こんな感じの道が続く |
シャクナゲもちらほら | またまた階段 | 鎖が取り付けてある |
小鈴越 | 小鈴越にある標識 | 階段が続く |
急斜面の鎖場 | ホールドはしっかりしている | すぐに山頂 |
山頂 | 山頂にて | 釈迦岳や渡神岳だろう |
おそらく万年山 | 帰路に見たりっぱな枯れ木 | 登山口 |
ハナグロ山は車道を左へ | オオマルバテンニンソウ | 法面(のりめん)とガードレールの切れ目が登山口 |
草が多い茂っていた | ここもシャクナゲ | 尾根歩きは気持がよい |
最初のピーク | 自然林がなかなか良い | |
ギンリョウソウ | 笹に覆われている | |
ママコナ | 急斜面をひと上り | 歩きやすくなる |
シャクナゲが多い | 紅葉の時期も良いかも | 振り返る |
山頂にて | 南側の展望 | ママコナがたくさん咲いていた |
渡神岳の登山口である石健峠へ移動 |
||
無事駐車場に戻る | ||
次ページへ | ||
山日記トップへ |