2014/5/18 英彦山(1199.6m) | ||
薬師峠〜ケルンの谷〜中岳〜北岳〜北岳肩〜薬師峠 | ||
▲シャクナゲの花は見頃を終えていた | ||
2014年5月18日(日) 天気 曇りのち晴れ ■出発時間:午前8時00分(自宅) ■メンバー:家内と私 今日は山仲間と貫山を歩く予定であったが、諸事情で中止となり、急遽、家内と英彦山でも行くかと慌てて支度をして出かけた。(「英彦山でも」とは失礼な言い方ですが) もうヤマシャクヤクやシャクナゲの花は終わっているだろうし、先週の山犬切でそれらの花はずいぶんと満喫したので新緑でも楽しもうと裏英彦山ルートを歩くことにした。 薬師峠では、数多くの登山者が高住神社方向から車道を歩いて行く。中には鷹ノ巣山へと行く人もいるだろうが、もう裏英彦山ルートはマイナーなルートでなくなった。 それを強く感じたのは、ケルンの谷へ降る部分である。岩場歩きがかなり減り、歩きやすいルートがテープで記されいる。今までの所要時間の半分程度で降れたような気がする。 また、ケルンの谷から南岳と中岳の登山道に出る谷間を登るルートについてもしっかりと赤テープが付けられていてしかもスズタケが枯れてとても歩きやすくなっている。ここもずいぶんと人が歩いたようで岩場以外は踏み跡がしっかりとしていた。このことが良いことかどうかは疑問であるが、迷うこともなく歩けた。 中岳付近で大勢の声がする。上宮前に出ると多くの学生が弁当を食していた。 その数の多さに驚く。いつもの常連さんはどこへやら・・・・・。 私たちも日陰で昼食をとり、中岳から北岳を目指す。岩場を降ると急に静かになって英彦山で私が一番好きな登山道を味わいながらゆっくりと歩く。 北岳の肩からずいぶん前(積雪時)に降った事がある谷間を落石に用心しながら慎重に降る。ここは、他人にお勧めできるようなルートではない。もし、岩が崩れ落ち、下部の登山道歩く登山者がいたならば大惨事になりかねないからである。それくらい大きな岩が浮いている。 登山道に出会うと往路を戻る。登山口に着くと強い陽射しの中、心地よい風が吹いて心も和む。 駐車場には、私の乗ってきた車だけが残っていた。今日も無事下山でき山に自然に感謝!。 ■コースタイム 薬師林道入口P-(8分)-登山口-(55分)-ケルンの谷-(40分)-南岳巻道出合い-(10分)-中岳-(30分)-北岳-(15分)-北岳肩-(25分)-登山道出合-(25分)-登山口-(8分)-薬師林道入口P※休憩時間含まず。全行程で4時間10分でした。 |
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今回のコース(クリックで拡大) | ||
薬師林道入口に着く(9:15) | ||
4台程度停められる駐車スペースあり | 薬師林道入口にはゲートがある | 薬師峠を通過 |
裏英彦山登山口(9:37) | 杉林を抜けると自然林となる | 斜面を上りきると尾根に取り付く |
尾根に取り付くと断崖絶壁に立つ | シャクナゲの花が迎えてくれる | ササが枯れている |
シャクナゲの花はもう終わりのようだ | ブナの巨木が多くなる | ヤマシャクヤクは花が終わり実が付いていた |
巨石の横を通過 | 谷を見上げる | キケマン |
岩がゴロゴロした場所を何度か通過 | 見上げるとすごい | ここからケルンの谷へ |
ケルンの谷に到着(10:40) | 道標がある | 中岳へと谷を上り始める |
ちゃんとした道はないが赤テープがある | ヒメレンゲ | 巨木が多い |
大きな倒木があるがとても歩きやすい | 岩場となる | シャクナゲだ |
緑がきれいだ | 岩場が続く | 満開のシャクナゲ |
中岳が見えた | もうすぐ登山道に出る(11:30) | 登山道から刈又山を望む |
中岳の上宮ではたくさんの学生 | ||
中岳上宮 | 山頂(11:40) | |
周りの木がなくなって益々目立つ | 小屋が新しくなる・・・ただ今工事中 | 北岳を目指す(12:07) |
北岳 | 岩場を降る | ツルが絡んだ巨木 |
北岳までもう少し | 南岳を背に | 巨石が見えてきた |
巨石から見た中岳と南岳 | 北岳にて(12:36) | ロープを頼りに降るところもある |
北岳の肩(12:50) | 北岳の肩より岩場を慎重に降る | 登山道まで急斜面を降る |
登山道に出て往路を戻る | 登山口(13:40) | 駐車している車道に出る(13:48) |
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