2014/6/29 英彦山(1199.6m)
豊前坊〜北岳〜中岳〜南岳〜バードライン・北西尾根経由〜豊前坊
 
 ▲オオヤマレンゲ(大山蓮華 モクレン科モクレン属)
2014年6月29日(日) 天気 晴れ
 ■出発時間:午前7時30分(自宅)   
  ■メンバー:K君(友人の子供)と家内と私の3名
 先月福智山に友人とその子供であるK君と歩いたが、今度は英彦山に連れて行く事になった。
 
豊前坊に着くと高住神社の駐車場は既に満車?・・・と思ったら未だ下の駐車場は空いていたので無事停める。
 1月に注文した新車は未だこないので今は代車に乗っているわけだが、この代車が若い人向けの車で少々恥ずかしい。ま、贅沢な話であるが・・・・・
 ともかく用を済ませ登山準備をしてスタートである。
 
高住神社でお参りをしていよいよ苔むした岩の登山道に取り付く。
 登山者は多く、前も後ろからも並んでいる。
 梅雨の間の晴れ間にも関わらず、気温も湿度もちょうど良い感じだ。緑の中は、未だ晩春のようである。
 
溶岩壁のオオヤマレンゲは花の時期はそろそろ終わりで花の数よりも鑑賞者の方が多く。行列ができるほどだ。順番を待って写真を撮るが、帰宅して見るとボケていた。
 木の階段を登り、鞍部に着くと一息。そこから再び登りが始まる。
 難所の岩場をK君はさすが男の子だ難なくクリアした。
 
北岳で小休憩し、中岳への稜線歩きも気持ちよく最後の岩場登りを楽しんだ。
 山頂の小屋はとりあえず完成したようで新しくできたトイレはとても清潔で協力金を徴収しても良いのでは思う。ただ、残念なのは、トイレの新設で小屋のスペースは狭くなったことで昔のように大勢の人が長時間留まるようなことはできないであろう。
 
中岳では、親切な家族連れの方が「写真を撮りましょう」と言われ遠慮なく撮っていただく。世の中、捨てたもんじゃない。
 
昼食を済ませ南岳へと出発してすぐに何と「中間の宮ちゃん」さんと偶然お会いする。本当に久しぶりだ。お元気で何よりである。「また、どこかでお会いしましょう」と別れる。
 
南岳では山伏(修験者)さんが、般若心経を唱えていた。展望所は朽ちていて危険であるのでここでは記念の1枚を撮ると早々に中岳に戻り、参道を下山する。
 参道の脇のオオヤマレンゲの花は期待通り開花して、下を向いて背に陽を浴びた花びらが何とも可憐で愛おしい。
 バードラインへ入り、
北西尾根を降ると旅はほぼ終わりである。
 K君は相変わらず元気で疲れを感じないようでついでに針の耳に立ち寄る。
 
豊前坊に無事着くとおかあさんに御土産に水を汲んで帰ると言う、何とも母親思いの子であろうか。ご褒美に未だ行った事がないと言う奉幣殿に立ち寄って帰路に着いた。
 今日は、初めてのパーティでの登山であったが、とにかくK君が喜んでくれて本当に良かった。
 今日も自然に山に出会った人にそして家内にも感謝である。
 
 ■コースタイム
 豊前坊-(60分)-北岳-(25分)-中岳-(13分)-南岳-(10分)-中岳-(12分)-行者堂-(23分)-バードライン分岐-(32分)-北西尾根分木-(20分)-舗装道-(20分)-針の耳-(20分)-豊前坊※休憩時間含まず。全行程で5時間でした。
    
今回のコース(クリックで拡大)
豊前坊く(9:20)
高住神社の参道を歩き始める 
天狗杉とK君 高住神社 さぁー出発(9:26)
アジサイが迎えてくれます 滑らないようにネ イワタバコの花が楽しみだ
筆立岩 石も樹も一色 これからきついよ
救世安民の碑の横を通過 溶岩の壁 オオヤマレンゲの花を鑑賞中
木の階段を上がる 杉の巨木に感動 巨木にツルが絡んで面白い
北岳に着いた(10:30) 今日のメンバー全員で 巨石横を通過
ここから南岳と中岳が見える 撫でると縁起が良い? 中岳目指して
気持ちの良い稜線歩き ブナを保護している 北岳を振り返る
岩場を登る 北岳を背に ツツジの花が未だちらほらある
岩場を上り終わると 山頂の巨木が目に入る(11:08) 山頂にて
ヒメシャラが何とか咲いていてくれた 新しくなった小屋で昼食(トイレができた) 上宮でお参り
今度は南岳へ タツナミソウが咲いていた 三角錐の刈又山
上宮のある中岳を振り返る 南岳頂上にて(11:53) 山伏さん
往路を戻る 山伏さんは走って上宮へ 中岳から参道を降る
オオヤマレンゲ 花がたくさん咲いていた 参道をゆっくりと歩く
行者堂(12:19) 背がとんでもなく高い ツツジの花が結構咲いている
 バードラインとの分起点 奇木  右から降りてきて左にV字に進む(12:58)
ここから野鳥観察舎入口方面へ(13:12)   テーブルとイスがある 大きな松の木と 
 無事舗装道に出る(13:32)  豊前坊へと スキー場(13:41) 
 ブランコができている 左手は亀彦地王神   針の耳に立ち寄る(13:54)
通れそうにない 車道を少し歩くと豊前坊  水を汲んで帰る(14:20) 
   
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