2015/6/7 英彦山(1199.6m) | ||
豊前坊〜北岳〜中岳〜バードライン〜豊前坊 | ||
▲オオヤマレンゲ(もくれん科もくれん属) | ||
2015年6月7日(日) 天気 曇り ■出発時間:午前8時00分(自宅) ■メンバー:家内と私の2名 早くも夏が来た。夏の花と言えばオオヤマレンゲである。 もし、この花が庭に咲いていてもそんなに感動することはないだろうが、山の中で見るとその美 しく気品のある姿は際立つ。やはり森の貴婦人と言われるだけのことはある。 花は下を向いているが上を向いた姿を想像すると確かにハス(蓮華)のようである。 この花を見たいがために一眼レフカメラを持った登山者が大勢集まる。 花は、未だ少々早い気がするが、このところの腰痛もあって今日は英彦山を歩くことにした。 自宅を出発したのが8時過ぎとなってしまったが中岳にちょうど昼頃に到着できるはずである。 豊前坊に着くと上の駐車場は既に満車であったため下の駐車場に停める。 出発準備をしている間に次々に車がやってきて賑やかになってきた。 夏とは言え、未だ涼しい。長袖のTシャツ1枚ではちょっと寒いくらいである。 高住神社では参拝客が結構いてこの時期にしては珍しいのではないか。 登山口からもう何度も歩いたコースが始まる。まだまだ新緑を感じながら石の登山道をひたすら高度を上げる。溶岩の壁の先がオオヤマレンゲの木がある場所である。 「咲いているかな」と近づく。よーく見ると1輪だけ開花していた。 写真に収めホッとする。 北岳肩では団体さんが休憩していて先に行かせてもらう。そしてもう一株のオオヤマレンゲは 何と3輪も咲いているではないか。 急登を喘いで北岳で一服。ここから中岳へのルートは私の大好きな道である。 無事中岳に到着するとヒコサンヒメシャラがたくさん花を付けてくれていた。そしてふと見ると懐かしい方々が食事を楽しんでいた。誰かにお会いする気はしていたが・・・・。 昼食を済ませ下山は参道を下り、バードラインを経て豊前坊に戻る。 オオヤマレンゲは中岳からの下りの参道にもう一株あってここでも見事に咲いていてくれた。ありがとう。今日も山に自然に感謝!! ■コースタイム 豊前坊-(65分)-北岳-(30分)-中岳-(25分)-バードライン分岐-(40分)-スキー場-(30分)-豊前坊※休憩時間含まず。全行程で4時間でした。 |
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今回のコース(クリックで拡大) | ||
豊前坊を出発(10:07) | ||
巨樹が歴史を感じる | 高住神社 | 登山口(10:11) |
大きな杉 | 逆鉾岩 | 屏風岩 |
ミズタビラコ (ムラサキ科キュウリグサ属 ) | 望雲台との分岐点 | タツナミソウ |
緑がきれいだ | 救世安民の碑 | 溶岩の壁 |
オオヤマレンゲは咲いていた | ガレ場となる | 肩に到着(10:57) |
オオヤマレンゲ | 難所をクリアした | ニガナ |
巨木が多い | ツル科の植物が絡んでいる | ジシバリ(きく科にがな属) |
登りきった | 北岳にて(11:14) | 巨石の前で |
左が南岳、右が中岳 | 眺めを楽しみながら歩く | 白蛇の置物 |
ブナが多い | ルンルン気分で歩く | イワガラミ |
南側が開けている | 気持ちの良い縦走路 | |
ドウダン | 巨石をよじ登る | |
北岳を振り返る | 巨石だらけ | 中岳に着いた(11:43) |
ヒコサンヒメシャラ | アップで | ツクシヤブウツギ |
山頂標柱 | 刈又山などが見渡せる | 非難小屋で昼食 |
上宮(12:15) | 南岳を見る | ベニドウダン |
これはサワフタギかな? | 石畳の参道を降る | お地蔵さん |
木の鳥居前で | 行者堂(12:27) | ガスがかかってきた |
開銭の跡 | この先がバードライン分岐 | |
バードラインへ(12:43) | いつもながら面白い | 巨樹とイワガラミ |
エゴノキ | この先を右へUターンするように入る | 山腹を巻く散策路 |
タツナミソウがたくさん咲いていた | 北西尾根との合流点(13:09) | ウツギ |
苔のついた石がゴロゴロとある | スキー場に出る(13:25) | 杉林の道 |
お疲れ様でした | ||
もうすぐ豊前坊 | 無事駐車場に着く(13:54) | |
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