2017/4/30 英彦山(1199.6m)
豊前坊〜薬師峠〜ケルンの谷〜中岳〜北岳〜豊前坊
 
 
▲ヤマシャクが咲き始めていた
 
 ▲シャクナゲが数株だけ開花していた
 平成29年4月30日(日)天気 晴れ
 ■出発時間:8時頃
 ■メンバー:単独
 月末の仕事を何とか終わらせて4月最後の山歩きをする。
 GWは、家族が集まるので私だけ家にいないわけにはいかない。「山は逃げない」とそう思うのだが、いつの日か「元気なうちに色々と歩いておきたい」と思うようになってきた。歳を重ねたせいであろう。いつまでも青年の気持ちのはずが・・・・・。
 さて昨年の4月29日に英彦山を歩いたが、その時はヤマシャクヤクの花は残りわずでシャクナゲが最盛期であった。
 今年は、何でも遅いようなので今がベストではないかと期待を膨らませて歩くことに。
 豊前坊の駐車場は、思ったより車が少ない。薬師峠へと車道を歩いて裏彦ルートへと取りつく。杉林から尾根にとりつくと期待のミツバツツジは花芽もない状態。崖っぷちのシャクナゲは未だ花芽が固く閉じられている。
 これはもうヤマシャクヤクに期待するしかない。北岳との分岐からケルンの谷へと山腹を歩く。先行の男性二人が立ち止まって話をしている。「花がありますよ」と声をかけられた。
 「良かった」と思わず。ヤマシャクヤクは咲き始めのようで未だ数はないが、咲いていた。
 しかも7年前に見た時よりも株が増えているように感じる。このまま増えることを願う。
 ケルンの谷から南岳中岳の鞍部を目指し、谷を遡上する。
 シャクナゲの群生地に入り、少しウロウロしていると、何と花をたくさんつけたシャクナゲが陽ざしを浴びていた。とてもラッキーだった。
 このルートももう以前のように迷うこともないし、マイナールートとは言え、今日も3グループの登山者とすれ違う。
 最後の急斜面は落石に注意だ。多くの人が歩くようになったとは言え、正規の登山道ではない。当然ながら整備はされていないので落石も起こりやすいので注意だ。
 中岳上宮に着くと賑やかな人の声がする。小屋のある山頂を見下ろすと大勢の学生がいる。登山者で賑わう時間でもあるが、今日は隅で静かにランチタイムを過ごしているようだ。私もこの賑やかな場所から避難し、北岳へ向かういつもの岩場のテラスでランチタイムをとる。眺めも良く、静かだ。山はやっぱり静かでいてほしい。
 ランチタイムを終え、北岳への大好きなルートを歩く。北岳では清掃作業?の方が二人いた。北岳の山頂から南に眺めを楽しもうと歩を進めると死体?と思いきや女性の方が昼寝をしていた。邪魔しては申し訳ないと静かに退散。
 北岳から高住神社へ新緑や小さな花を楽しんで歩く。
  チュルチュルチュルチュルと鳴くミソサザイを目の前にして高住神社に無事下山。
  今日も山に自然に感謝!!
 ■コースタイム
  豊前坊-(15分)-裏彦登山口-(55分)-ケルンの谷-(40)-中岳と南岳の鞍部-(5分)-中岳頂上-(25分)-北岳-(55分)-豊前坊※休憩時間は含まず。全行程で4時間10分でした。距離6.2km、標高差411m
今回のコース(クリックで拡大)
豊前坊を出発(9:28)
鷹ノ巣山
薬師峠への入口(9:35) 望雲台の絶壁 薬師峠、鷹ノ巣山への登山口(9:39)
道は整備されていた 裏彦山ルートの入口(9:42) 杉林の中のケルン
雪の重みか・・・・ 尾根にとりつく 振り返ると鷹ノ巣山が見える
絶壁 北岳方面へ(10:04) 左側は切れ落ちている
ここからの遠望 シャクナゲの花は未だ未だのよう 細い尾根を行く
北岳へのルートと分ける スミレ 道標がある
見上げると岩がゴロゴロしている 新緑がきれいだ みやまはこべ(深山繁縷)
ネコノメソウ 巨樹 でかい
谷間は石がゴロゴロ ハルリンドウ ここから降る
中岳が見える ケルンの谷(10:46) 多くのケルンがある
谷を行く 小さな沢を遡上する ヒメレンゲ
きれいな林 シャクナゲ 川原のような場所
何と満開 ミヤマカタバミ
岩の上を歩く ヤマルシソウ ワチガイソウ
急斜面で1グループと離合 中岳と南岳の鞍部から上宮を見る(11:30) 北岳と刈又山
振り返って南岳 中岳にある上宮(11:35) 中岳頂上は大勢の学生
北岳への露岩帯 梯子が設置されていた 私の特等席
 ここでのんびりランチタイム(11:45-12:15) テーブル状の石は空席   アブラチャン
 ショウジョウバカマの花期は終わってた 気持ちの良い登山道 きれいな樹林
 中岳と南岳(左)  登り始める  ムシカリの花
 白蛇は無事に越冬したようだ 南岳と中岳 岩上に ギボウシの芽がたくさん出ていた
 
 ▲巨石の手前のビューポイントからの眺め
 北岳頂上(12:39)  頂上にて  ん?死体?と思ったら・・・お昼寝中
北岳から豊前坊へと降る スミレが多い  犬ケ岳が見える
鎖場をクリア 北岳の肩(12:54) ハルトラノオ
 溶岩の壁 石碑   ワチガイソウ
シオジ林  ミヤマカタバミ   望雲台との分岐
周囲は奇岩の壁  ハルトラノオがたくさんある 屏風岩
 ミソサザイ  根が露出している ヒゴスミレ 
 無事登山口(13:35) 登山口は高住神社   無事出発地点(13:40)
咲き始めたヤマシャクヤク
     
     
   
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