2018/11/18 英彦山(1199.6m)
豊前坊〜薬師峠〜ケルンの谷〜中岳〜北岳〜豊前坊
  平成30年11月18日(日) 天気 晴れのち曇り
■出発時間:午前7時00分(小倉南区津田付近)
■メンバー:10名(女性4名、男性6名)
 豊前坊について唖然とした。何と予想していた紅葉した樹の葉が、全くない。葉が落ちてしまってないのだ。
 アタック山の会の11月の例会登山は、英彦山。テーマは「紅葉と読図」である。
 確かに紅葉は少し遅いかと思っていたが、こんな姿になるとは思いもしなかった。
 しかたない、冬枯れを楽しむしかない・・・・・・・
 さて、今日は読図と言うことでMさんが地図を準備してくれた。クイズ形式のような手法でとてもわかりやすく皆も楽しむことができたのではないだろうか
 ルートは、いわゆる「裏彦ルート」である。10年前は、本当に目印も乏しく、マイナールートだったが、今は多くの登山者の往来がある。
 出発時点から諦めていた紅葉は、ほんの少しだが残っていてくれた。そのほんの少しが貴重に思え、しばらく皆立ち止まって鑑賞した。
 ケルンの谷から谷を詰め、落石に注意しながら急斜面をクリアすると南岳中岳の縦走路に飛び出る。
 ここまで来ると賑やかな人の声が益々近づく。無事中岳に到着すると避難小屋の周りは人で埋め尽くされている。多くの団体がここで昼食を楽しんでいるようだ。
 多くの団体の中には、日本語でない(ハングルだろう)言葉が多く、英彦山も国際的になってきた。
 避難小屋は、なぜか空いていたので全員でランチができた。出発前に集合写真を撮るのだが、並んでいて順番待ちだ。しかも、三脚の前に人だかり、大きな声で手を広げて除けてもらう。外国人の方なので日本語は通じないが、だけど「ありがとう」は理解してくれた。
 賑やかな山頂を後に北岳、そして高住神社へと降る。団体のはずだが気ままにバラバラに歩いている外国人は私たちを追い越し、車道を別所方面へと歩いて行った。
 無事、下山した私たちは、帰りは道の駅「歓遊舎ひこさん」に立ち寄るため、別所経由でJR彦山駅方面へと車を走らせる。これが良かった。道脇に素晴らしい紅葉が見れたのである。そして降り出した雨は止んだようだ。
 今日も山に自然に仲間に感謝!!

■コースタイム
 豊前坊-(20分)-薬師峠-(80分)-ケルンの谷-(60分)-中岳-(30分)-北岳-(60分)-高住神社 ※休憩含まず。全行程で5時間15分でした。 距離6.4.km 標高差400m
今回のコース(クリックで拡大)
豊前坊を出発(8:30)
鷹ノ巣山 薬師林道へ(8:54) 薬師峠・・・・鷹巣山への登山口でもある
地図の説明をするMさん 取り付き点(9:17) 杉林を抜け急斜面を行く
痩せた尾根を行く 鷹ノ巣山の奇峰を眺める 絶壁を見て尾根へ
苔の岩がゴロゴロとあるのがこのルートの特徴 きれいな樹林だ おっ!紅葉だ
諦めていたが、わずかに残っていた ここにも 刈又山
北岳と中岳の山腹を巻く 急斜面を降る ケルンの谷(10:35)
急斜面を少し歩くと 籠水峠との分岐の印 倒木をくぐる
緩やかで広い谷間を詰める 勾配がきつくなる 両手を使って登る・・・落石注意
社殿が見える 北岳と奥は刈又山 大勢の人で賑やか(11:42)
避難小屋 珍しく空いていた(11:46-12:10) ツアー客で賑わう
ガスが出てきた 山伏さん 全員で(12:17)
ほら貝を吹いていた 岩場を慎重に降る 北岳
登り返す あの石が見えたら山頂は近い ビューポイントではあるが・・・・
北岳にて(13:00) 湿っていて滑りやすいので注意 一番の難所
溶岩の岩 韓国からの団体さん 今日は滑りやすいのでゆっくりと降る
きれいなシオジ林だ 望雲台分岐を通過 屏風岩
お疲れ様でした。
この後、道の駅「観遊舎ひこさん」に立ち寄る
高住神社に無事下山(14:03) 天狗杉は変わらず大きい
   
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