2019/6/9 英彦山(1199.6m)
豊前坊〜北岳〜中岳〜バードライン〜豊前坊
 ▲オオヤマレンゲ(大山蓮華 モクレン科モクレン属)・・・・「森の貴婦人」と呼ばれている
  令和1年6月9日(日) 天気 曇り
■出発時間:午前7時30分頃(自宅)
■メンバー:家内と二人
 家内のリクエストに応えてオオヤマレンゲの花を求めて
英彦山を歩くことに
 少し、開花には時期が早過ぎる気がするが、せっかく家内が自ら山に行きたいと言い出したので賛同した。
 途中、
赤村の物産館に立ち寄り、野菜を調達する。そのため遅い時間に出発した。
 
赤村の物産館(赤村特産物センター)には、ちょうどオープンの8時30分に到着するが、既に多くの買い物客が押し寄せていた。 無事買い出しが終わり、ナビをセットし直すと遠回りの道を選択する。推奨ルートから距離優先などにしてみるが、どうしても油木ダムを避ける。ナビの地図を広範囲にしてみると通行止めのマーク。何度も通る道だが、敢えてナビをセットして良かった。
 さて遠回りをして遅くなったこともあり、
豊前坊の駐車場は既に混雑している。知り合いがいないか見回すが、いない。この時期はやはりミヤマキリシマの花を求めて九重近辺に出かけてるのだろう。
 
高住神社で安全祈願して多くの参拝者の中を通り抜け登山道に入る。
 登山道は木の緑と苔の緑で癒やされる。
 降りてくる登山者や追い越してゆく登山者と往来が結構ある。
溶岩の壁に来るとオオヤマレンゲの周りが賑やかだ。近づいてみると一輪だけ開花していた。何とか家内の期待を裏切らずに済んだわけだ。
 
北岳への鎖場は、鎖はなくなり、梯子とロープが設置されている。このルート一番の難所と言える。
斜面が崩れ以前よりも増して登りにくい。凍結したらもっと手こずるだろうと思う。
 
北岳から中岳へは、私の最も好きな道だ。途中の大きな人間の頭のような岩には、冬にはなかった髪の毛が生えている。そうそれはキボウシだ。花が咲くと滑稽にみえるだろう。
 
中岳頂上に着くとヒコサンヒメシャラの花がちょうど見頃だった。昼食は避難小屋の隅でいただく。
 今日は常連さんを見かけない。
 下山は、参道を歩く。こちらのオオヤマレンゲは、ちょうど見頃だった。そして
バードラインを降り、スキー場に出る。あとは豊前坊へと平坦な道をのんびりと歩く。短いルートだったが家内にしては久しぶりなので結構きつかったようだ。今日も自然に山に感謝!! 
■コースタイム
 豊前坊P-(55分)-北岳肩-(25分)-北岳-(35分)-中岳-(30分)-バードライン分岐-(50分)-スキー場−(20分)-豊前坊※休憩含まず。全行程で4.5時間でした。 距離6.2.km 標高差442m
今回のコース(クリックで拡大)
駐車場は、既に混雑(9:15)
トイレを済ませを出発(9:31) 参道を進み 高住神社で安全祈願
ミズタビラコ
ショウジョウバカマの花は終わった 望雲台への分岐 タツナミソウ
ヒコサンヒメシャラの花がたくさん落ちていた 緑だらけ きつい石段をゆっくりと
救世安民の碑 今日は登山者が多い 溶岩の壁
未だ蕾か と思ったら一輪だけ咲いていた ガレバから木の階段へ
木の階段を歩く登山者 北岳の肩で一服(10:35) このルーート一番の難所
大きな杉の木 北岳頂上(11:02) ここでしばらく休憩
人間の頭のようだ。ギボウシの葉が髪の毛のようだ 横を通過 中岳への快適な道
白蛇は今日も見守ってくれている ガスって視界は悪い 一旦降る
白い花の木がたくさんある サワフタギかな? これはエゴノキのようだ
石が平らで大きい ドウダンが満開 大きな平らな岩から北岳を振り返る
色がピンク 岩場をがんばって登る家内 山頂にはヒコサンヒメシャラが咲いていた
花びらがほのかに赤くなって・・・可愛い 中岳山頂(11:41) 避難小屋
英彦山神宮上宮前から南岳を眺める 参道を下る こちらのオオヤマレンゲは、見頃
大きな鳥居 産霊社(12:22) とにか背が高い
 開銭の跡  結構歩きづらい バードラインとの分岐点(12:43)ベンチが新しくなった 
 バードラインヘ  この道も一度整備されたが、今は崩れて歩きづらい 何度見ても面白い 
 以前は階段条になっていた  ウツギ ちょっと近道 
 山腹を巻く観察路だが、結構危険 タツナミソウの大群落  油断大敵 
 北西尾根との合流点(13:26) 真っ直ぐ進む  苔だらけ 
 スキー場に飛び出る(13:43)  スキー場と言っても・・・・ 青年の家の横を行く 
お疲れ様でした
 石畳が歴史を感じる  無事豊前坊(14:03)  
   
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