2020/8/29 英彦山(1199.6m)
豊前坊P〜北岳〜中岳(上宮)〜産霊神社〜バードライン〜豊前坊P
 
▲北岳から中岳への縦走路より・・・左が南岳、右が中岳
  令和2年8月29日(日) 天気 晴れのち雨
■出発時間:午前6時40分頃(自宅)
■メンバー:3名(かみさん、次女、カラス)
 35度前後の暑い日が続くが、英彦山はきっと涼しいのではと思い、家内と娘を誘ってみた。
 今回も前回6月に歩いたルートと同じである。もしかしてイワタバコの花が残っていないかと期待していたが残念なことに既に実を付けていた。
豊前坊に着くと気温は21度。駐車場はガラガラ。
 このところ山は混んでいたが、今日は空いている。
高住神社でお参りしてスタート。森林浴をのんびりと楽しむ。歩行速度は亀のように遅い。それでも溶岩の壁を通過し、木の階段を上り、北岳の肩へ。
 風の通り道のようで快適だ。もちろん二人は座り込んでこの心地よい風を満足行くまで味わっているようだ。
北岳への道はここから厳しいが、心配していた娘は見事にクリアして日頃のひ弱さを打ち消してくれた。北岳から中岳の縦走路はとても快適だ。空は澄み切って遠望が楽しめ、風は優しく心地よい
岩場も楽しみながら登れる。かなり時間はかかったが無事
中岳に到着。既にランチを楽しむ登山者がチラホラ。私たちも風の通り道でのんびりとランチタイム。
 下山は、参道を降り途中から
バードラインへ。青かった空が白くなってきた。山腹を巻きながら降り、スキー場に飛び出る。東屋で休憩しているとポツポツと小さな雨粒。まあ、森の中を歩くのでこれぐらいはいいやと豊前坊へと歩を進める
 雨は霧雨で熱くなった身体には気持ち良い。ところが徐々に雨粒は大きくなってきて雨具を着ることにした。駐車場に着く頃には青空なのに「雨」と言ういわゆる「天気雨」。
 私は、既にずぶ濡れだったので車で着替えて帰宅する。最後は雨となったが、眺めも楽しめて風も心地よく、花も見れて満足の山行だった。が、連れの二人はかなり疲れたようで帰りの車の中でうとうとしていた。今日も山に自然に感謝!!
■コースタイム
 (省略)全行程で 7時間でした。距離7.5km 標高差400m
今回のコース(クリックで拡大)
豊前坊P(8:05) 駐車場はガラガラ
出発、気温は21度(8:30) 高住神社へ参道を歩く まずはお参り
残炎だがイワタバコの花は終わっていた 苔が可愛い 岩場を進む
相変わらず存在感がある屏風岩 アキチョウジ(秋丁字)シソ科 きれいなシオジ林
救世安民(くせあんみん)の碑 溶岩の壁 木の階段を登る
肩で一服(9:57) キンミズヒキ(金水引)バラ科 新しく設置された橋を行く家内
ミヤマママコナ(深山飯子菜) おっ!由布岳が見えた! でかい
阿蘇山も見える 急な場所をクリア カタバミも近づいてみると可愛い
北岳到着(10:35) 記念に 澄んだ空が気持ち良い
毎度お馴染みの巨石 巨石の天辺のギボウシは実がなっていた この白蛇、13年前に初めて見てからずっとある
眺めは最高 北岳から中岳の稜線歩きを楽しむ 振り返ると北岳
中岳への岩場が続く テラスから北岳を望む 岩場を登り切れば山頂だ
山頂に到着(11:23) 昼食を済ませて記念に 崩れかけた上宮神殿
参道を降る 日本で最も美しい赤トンボと言われるミヤマアカネ 雲が多くなってきた
この鳥居、いつ横の木がなくなったんだろうか? 産霊神社 ゲンノショウコもよく見るととても可憐
枯木の周りがガスってきた 参道からバードラインへ降る(13:00) 何度見ても不思議だ
思わず触りたくなる 石車に乗らないように アサキマダラ発見!
分岐点で休憩(13:30) ホトトギス発見! 山腹を巻きながら歩く
崩れた場所もあるので注意 北西尾根の道との合流点 またもや発見
 石にしがみついている 苔の森  もうすぐ森を抜ける 
 スキー場に出る(14:21) ここで休憩していると雨がポツポツ   急いで帰ろう
 霧雨のシャワーを浴びながら歩くが・・・・  雨が激しくなってきた 無事駐車場に戻る(15:03) 
   
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