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令和4年2月11日(金)曇り時々晴れ
■出発時間:午前7時45分頃自宅出発
■メンバー:単独
結構最近話題になっている通称ドクロ岩、ずいぶん前に目にした気がするので過去の山日記を見るが見当たらない。おそらく記憶違いだったのだろう。と言うことでネットで検索すると結構多くの人がルート(歩行軌跡)を公開しているのでそれらを参考に歩いてみることにした。
ただ単に双戸窟だけを見に行くだけなら奉弊殿から登山道を歩いた方が良いのだろうが、今回は英彦山大権現下の登山用駐車場からスタートし、英彦山大権現へと戻る周回コースを歩いてみることにした。取り壊されたシャクナゲ荘跡より英彦山大権現へ向かい、右手にある登山者用駐車場があるので車を停める。ちょうど福田太郎英彦山工場の入口である。工場下の駐車場の脇にコンクリートの歩道があるのでここより入る。コンクリートの道がなくなると踏み跡と赤テープを辿るが、踏み跡も赤テープもあまり頼りにはならない。GPSで自分の位置を確認しながら地図で自分なりにルートを見極めながら進む。谷を詰め山腹に上がると道は明瞭で小さなケルンより尾根に取付くと左手には古い墓石が点在している。痩せ尾根になると目印の巨石が見えて右にちょっと降ると写真で何度も見たドクロが姿を現した。これはもう面白いの一言だ。本当にドクロだ。近くで人の声がするが進方向に遠ざかってゆく。双戸窟から露岩帯を抜けると先ほどの声の主たちであろうグループに追いついた。ちょうど広い墓地で夜には来たくない場所だ。ここから少し登ると登山道にぶつかる。今回は未だ時間が早いので久しぶりに虚空蔵に立ち寄り、再び登山道に戻って玉屋神社方面へと歩を進める。さすがに登山道には歩いている方が多い。鬼杉と玉屋神社経由鬼杉への道標を見て玉屋神社方面へと直進。一旦降って登り詰めた峠より登山道を外れ、西に伸びる尾根を進むと白岳と書かれた古い板があった。この尾根の先っぽには大きな石がある。魅力的な石だが名前は付いていないようだ。尾根は左へと急降下して平坦な場所に出る。おそらくここから下は坊跡であろう。とにかく英彦山大権現へと方向を定め、歩きやすい場所を降ると建造物が見えた。左を見ると石段がある。巨木の間を抜け建造物に近づくとそこには弘法大師像と小さなお社がある。以前は玉屋神社への道があったはずだ。地図では旧道と思われる破線があって石段を行けば登山道に出るはずである。ここで腹ごしらえをして地図上の破線を辿ってみることにしたが道はよくわからない。しばらく行くと石垣が続きその脇に道らしき跡を歩きミツマタの群落を見て南に向けて進むとまたしても墓石が点在し、建造物が見えてくるとそこが英彦山大権現の敷地だ。降りやすい場所を選んで敷地内に出た。お参りして無事駐車場に戻る。初めてのルートはやっぱりワクワクして面白い。それに今回は英彦山には墓石が多く点在していることがよくわかった。
今日も山に自然に感謝!! |
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