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令和4年4月17日(日)晴れ
■出発時間:午前7時30分(小倉南区津田付近)
■メンバー:4名
前回山の会の臨時山行で英彦山のドクロ岩(双戸窟)を目当てに歩いたのだが、参加メンバーから不参加だったメンバーにどう伝わったかわからないが、参加できなかった3名のメンバーから強いリクエストがあり再度歩くことになった。ルートはほぼ同じだが、前回はミツマタの花が開花しているのではと思い群生地を通るルートを歩いたが(結局蕾だった)今回は花は期待できるルートではない。そこで泉蔵坊跡広場(弘法大師像などがある場所)から玉屋神社への登山道に抜ける道を歩いてみようと計画した。
天気の心配は全くなく集合場所より英彦山大権現へと向かう。途中、道の駅「大任の桜街道」でトイレ休憩。トイレに向かうときに・・・「ん?今日は女性ばかりだ」と気づいた。3人の婦人を連れての山旅なのだ。本来ならば緊張しても良いはずだが、ここまで気づかないくらいだからどうしょうもない。さてメンバーの一人が、シャクナゲ荘が平地になっているのを見て相当なショックを受けていた。昔らか英彦山を登る登山者にとっては狭い浴槽だったが愛着のある温泉だったことは間違いない。老朽化し本来はリニューアルするところだが、コロナウィルス感染症の影響が大きかったのであろう。
さて駐車場に着いたら読図の勉強を前回同様行う。現代はスマホのGPS機能があるから紙の地図を見ることはあまりなくなったが、それでも紙の地図は持ち歩くのが安全のためだし、そもそも地図の記号がわからなければスマホでも役に立たない。等高線を読み、記号を知ると道なき道を歩く面白さが、よくわかってくるはずだ。このルートはその楽しみを味わうには適していると思う。
駐車場から順調に双戸窟に到着し、一旦登山道に出ると虚空蔵窟に立ち寄る。そして登山道を外れ白岳へ、断崖絶壁を見て急斜面を降り泉蔵坊跡広場で昼食。そして広場の南側に古い石段があるので足を踏み入れるがすぐに道を見失う。地図を見ながら適当に歩き登山道へ出る。そこから玉屋神社経由で大南林道へと降る。その手前でミツバツツジがたくさん咲いていた。なんだか「よく歩いたねぇ」と花が迎えてくれた気分だった。そして今日のメンバーの満足そうな笑顔が何と言っても私へのご褒美であった。今日も山に自然に仲間に感謝!! |
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