2024/1/7 英彦山 四王寺滝
別所P〜奉弊殿〜四王寺滝〜産霊神社〜中津宮〜奉弊殿〜別所P
  令和6年1月7日(日) 天気 曇り一時雪
■出発時間:午前7時15分頃(自宅)
■メンバー:単独
 山の会でリクエストがあったので臨時山行を企画するために下見に出かけた。
四王寺滝はその名が「幻の滝」と呼ばれていた頃に氷瀑を見て感動したが、それ以来、見事な氷瀑を目にすることはなかっあ あの時の感動をぜひメンバーにと思うのだが、それなりに冷え込まないと難しい。とりあえず、そのタイミングを待つしか無い。今日は四王寺滝Wの滝をセット(周回)できないかとルートの確認を主に歩いた。
 
別所駐車場は意外と車が少ない。気温は低いが凍結はせず、もちろん雪もない。奉弊殿でお参りをして鬼杉方面へともう慣れた道程だ。上宮の神殿建替工事で途中通行止めなので登山者は少ないようで、奉弊殿では私以外に3組しか見当たらない。鬼杉へ向かうルートは静かなもので私しか歩いていないようだ。衣ケ池から滝へ向かう。それまでの道と打って変わって歩きにくい。登山道は有難い物で整備されていないルートは本当に歩くのが大変である。雪がちらほら降ってきたので雨具の上着だけ着る。滝に近づくにつれて石の大きさが大きくなっているような気がする。そうなると両手両足での歩行となる。前回(一昨年)ここは歩いたので迷うことなく滝にぶつかった。もちろん全く氷結していなくて誰もいない。前回はここから南岳へと滝の右側をよじ登って行ったが、団体で歩けるようなルートではない。Wの滝産霊神社を目指すことになるので反対の左側(右岸側)を行くことになる。しかし、明確な道はなく、印もない。とりあえず、絶壁の際をなぞるように進むというか方向的には戻るように西側の谷へと進み小さな尾根沿いに登り始めるが、とんでもない斜度になってきて滑ったら危険なルートに入り込んでしまった。とろどころ赤テープがあるが、おそらく積雪時に歩いた方が付けたのではないだろうか。30分ほど奮闘してようやく足だけで歩行できる場所に行き着いた。いやー疲れた・・・・・。ピークに立つと北岳が目の前に現れて眺めを楽しみ、鹿ネット沿いに歩いて産霊神社に無事到着。テーブルには男女1組の登山者がランチを楽しんでいて挨拶程度の会話をした。ここで私もランチだが風も強くても寒い。暖かいカップスープもすぐに冷めてきてのんびりと過ごすなんてできない。Wの滝も立ち寄ろうと考えたが、その気にならず下山開始。慣れた参道を降った。途中で2組の参拝客(登山者ではない)が登ってきた。1組は小さな子供を2人とご夫婦、昔私が若かった頃に同じように子供を連れて参拝ついでにスニーカで登ったことを思いだした。
 無事、参拝者で賑わう
奉弊殿に着く。家内と娘にお土産を買って参道を戻り、別所駐車場に。帰りは道の駅歓遊舎ひこさんで野菜を買い無事帰宅。もちろん今夜は新鮮な野菜で鍋である。今日も自然に山に感謝!!
■コースタイム
 参考にならないので省略、なお、山の会での周回は諦めることにした。
今回のコース(地図上でクリックすると拡大します)
 別所駐車場(9:13)
食堂の名前が変わってる
旅館はもうやっていない 参道を行く ミツマタはもうすぐ開花
奉弊殿(9:53) 右へと鬼杉方面へ とても歩きやすい
雪下ろしならぬ土下ろしが必要だ 道標がしっかりとしている 宿坊の跡だろう
虚空蔵への分岐(10:11) ここは左へ鬼杉へ 松の木が多い
梵字岩への入口 大きな岩 衣ケ池(10:32)
池の手前が四王寺滝への入口 三連岩 ちょっと頼りないつっかえ棒
涸れ沢を進む 石が大きくなってきた 両手を使いながら進む
目印になる巨樹 これもでかい 見えた!
予想通り全く氷結していない(11:10) 産霊神社へと岩壁を進む 割れ目がすごい
急斜面での一息 ようやく手をつかないで立てる 霜柱
巨石群 ピークまで来た 樹に隠れているが中岳と右手に北岳
鹿ネットに沿って北へ 産霊神社(11:53) ここでランチ(12:15まで゙)
北西尾根側 癒やしの苔だ 参道は歩きやすい
バードラインへの分岐(12:36) 南の展望・・・岳滅鬼山が見える
真っ直ぐな倒木 中津宮(12:44) 鎖場
巨石の間を行く 北側の展望 最後の鎖場
階段を降りる 天行と飛行 再び奉弊殿(13:23)
無事下山できました
今日もありがとうございます 無事駐車場(13:39)
   
 山日記トップへ