平戸の山巡り (志々岐山・屏風岳・安満岳)
NO2 屏風岳「びょうぶだけ」(394.4m) ・ 安満岳「やすまんだけ」(514.3m) 
屏風岳林道登山口〜山頂往復--車で移動--安満岳登山口〜山頂往復
▲ 屏風岳から志々岐山を望む
 
 ▲鯛ノ鼻への車道から安満岳を望む
2015年2月14日 天気 晴れ
 前ページ志々岐山)より
 志々岐山を登り終えた私たちは山頂から湾を挟んで見た屏風岳の登山口へと移動した。
 屏風岳を地形図で見ると裾野が丸く広がった島のように見えるが、よく見ると隣に佐志岳と名がついた山があるので屏風岳を頂点として広がっているわけではないようだ。
 志々岐山から目の前に見えたので近く感じるが登山口までは結構な道のりで40分かかった。おまけに林道に入るとツルや木の枝が道路に伸びていて愛車が傷だらけになってしまい落ち込んだ気持ちを抑えるのに苦しんだ。
 林道の脇の空いたスペースに車を停めて林道を歩くとすぐに登山口の標識がある。
 杉林を抜けるとシダの茂った坂道となる。鳥居をくぐるとストックの地面に刺さる音がカチンとしだしたのでよく下を見るとコンクリートの道が土に埋まっている。
 これがずっと続くわけだが、ここも鳥居があると言うことは参道として利用されるので登山者のためではなさそうだ。
 緩やかな傾斜の道が終わると石仏がたくさんある。どうもここが山頂のようで三角点らしきものがある。さらに奥にはコンクリートでできた建造物があるが、戦時中の遺構であろう。
 この上に立つと海に浮かぶ志々岐山が目の前にすることができる。また、その手前にもアンテナのために切り開かれた場所があってそこからの展望も良い。
 下山は往路を戻り、今度は安満岳である。読みは「やすみつ?あんまん?あんみつ?」と家内と車中で笑いながら話したが、「やすまんだけ」である。移動中はその隣の鯛ノ鼻(447m)を見ながら登山口へと向かう。
 きれいな舗装道はもうほとんど山頂まで伸びて広い駐車場には九州自然歩道の表示板がある。ピークハントになってしまい、この山のことをほんのわずかしか知ることができないだろうが、「ま、それもありか」と登山道に入り込む。
 と言ってもこれまた整備されていて運動靴でも問題なさそうである。鳥居をくぐると大きな石を積み上げた参道となる。これは人間の仕業ではないと思うほど見事である。と感心するがとても歩きにくい。そんなことが後でとても思い出になるであろう。
 再び鳥居があると本殿のようである。その裏に山頂標識があるが、樹林帯の中で展望はない。
 鳥居をくぐってすぐに左に進むと岩場の展望所がある。ここでしばらくその素晴らしい展望に見とれる。あっと言う間の山頂だったので帰路もあっと言う間に戻る。未だ時間があるので鯛ノ鼻公園を散歩して今夜の宿へと傷だらけの愛車で移動をする。
 宿は今朝来るときに通った平戸千里ケ浜にあるホテル欄風(らんぷう)である。とてもリーズナブルなのとショーを見ながら食事ができると聞き(ヒラメも目当て)予約をしておいた。
 少々贅沢だが、3月の結婚記念日を前倒しすると言うわけのわからないこじつけてた理由だが久しぶりの旅行気分である。建物は古いが露天風呂が色々あって料理もショーも費用の割に満足であった。ぜひまた夏の海水浴シーズンに来てみたいものだ。
 食事後、風呂に入るつもりであったがほろ酔い気分で布団に寝転がるといつのまにか二人とも寝てしまった。
 明日は、佐世保烏帽子岳長崎市内の金比羅山を歩く。翌日へ
 今日も自然に山に地元の人にホテルの人に感謝!!
 ■コースタイム
 屏風岳:登山口-(30分)-山頂-(20分)-登山口
 安満岳:登山口P-(20分)-山頂-(20分)-登山口P
 ※休憩時間は含めず。
屏風岳のルート(クリックで拡大)
屏風岳林道に登山口標識がある(13:00)
志々岐湾越に見る志々岐山
シダが覆い茂っている 鳥居がある(13:17) きれいな自然林を歩く
土の下にはコンクリートの道 平坦になると巨木もある ここが山頂(13:32)
三角点らしきものがある アンテナの立つところから 戦時中の建物
ここからの展望が良い 下山は往路を戻る(13:50) シダがすごい
無事下山、安満岳登山口へ移動(14:03) 安満岳のルート(クリックで拡大) 移動途中で見た鯛の鼻
安満岳登山口。駐車場は広い(14:40) ここも門柱が コンクリートの道
きれいに整備されている 鳥居(14:55) 巨木
石積みの参道 プレハブの社殿が見えた(15:00) とりあえず展望所へ
岩場の展望所 眺めは最高 日差しが強くなってきた
樹林帯の中に山頂標識(15:10) 帰路は往路を戻る 無事下山(15:27)
鯛ノ鼻公園の駐車場に車を停め 公園を歩く きれいなのに誰もいない

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本日の宿泊ホテル 海は透明度が高い
 
▲平戸千里ケ浜 
部屋のベランダから海が見渡せる ビールを飲みながら夕焼けに酔う ショーを見ながら食事
ご馳走だ!! 活魚の見事なさばき たこ踊り
翌日の烏帽子岳&金比羅山へ
ボールの曲芸 アクロバットも見事!
     
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