210/7/4 平尾台
茶ケ床園地〜四方台〜中峠〜茶ケ床園地
▲オカトラノオ
▲オカトラノオ
▲ウツボグサ
▲カキラン 
2010年7月4日(日) 天気 雨 
 今年は、本当に梅雨らしい日が続く。6月の第二週からずっと週末が雨である。そのため山に行ってない。めずらしい年である。今日も雨だが、もう居ても立ってもいられず、雨覚悟で出かけることに。妻も賛成してコンビニで昼食を仕入れ、
平尾台へと車を走らせる。ガスが山を覆っているが、雨はたいしたことがないとなぜか思う。吹上峠を過ぎ、観察センターの交差点を左折し、千仏鍾乳洞へと向かう。この辺りはガスはかかっていない。千仏鍾乳洞への道と別れ、茶ケ床園地に着く。車は私たち以外に2台。こんな雨の日に来るのは物好きさんだけだ。散策路を経て大平山貫山の縦走路へ花々は昨年と同様、ちゃんと咲いている。ガスが濃くなり、霧雨となる。いつものお花畑ではカキランやウツボグサが咲き、井手浦への分岐から四方台目指し、急登を喘ぐ。稜線に出ると益々ガスが濃くなり風も強い。貫山は諦め、中峠目指す。稜線歩きと言っても景色は目の前だけだ。雨が強くなったので雨具を着て歩く。家内は、何か気を紛らすためか、鼻歌を口ずさむ。中峠へ無事降るが、いよいよ雨が強くなる。もしかしてショウブの花が咲いているのではないかと一旦広谷湿原へと足を運ぶがどうも未だらしい。雨はやみそうにないので引き上げることに。茶ケ床園地までの舗装道歩きが終わる頃に雨が上がり、澄んだ空気の中に特に緑のきれいな景色が目の前に広がる。さらに遠くを見ると雲海のように広がるパノラマが・・・・こんな天候にしか見れない景色を堪能できた。
2時間程度の散歩のような山歩きであったが、ストレス解消になり、帰宅して風呂上がりのビールは最高だった。おわり
平尾台入り口付近の池に咲くスイレン
茶ケ床園地をスタート
オカトラノオの花が咲く ウツボグサの花花の色が鮮やか サイヨウシャジンの花は瑞々しい
吹上げ峠への縦走路 たくさん咲いている カキランの花も時期である
正面から ウツボグサの白花 テリハノイバラ(照葉野薔薇)
ガスが濃くなってきた 井手浦との分岐 急登を喘ぐ
四方台 中峠付近 広谷湿原入り口
中峠を振り返る 雨上がりの澄んだ景色 竜ケ鼻が見える
 
 
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