平尾台 | ||
2020/5/23 | ||
令和2年5月23日(日) 天気 晴れ ■出発時間:7時半頃(自宅) ■メンバー:単独 4月7日にコロナウィルスにおける緊急事態宣言が出て仕事はテレワーク、休みも家でおとなしく・・・・そんな絶えられない生活が続いた。「アウトドアならば大丈夫だろう」と言うのは勝手な考えで、皆が我慢しているときに自分だけ楽しむことはできない。60歳を過ぎて、こんなに長い期間、家に閉じこもるのは生まれて初めての経験だ。仕事はまさにテレワーク。ミーティングやメーカとの打合せなどWebツールが大活躍だ。儲かっているのはこういった企業である。世間ではIT企業が儲かっているように報道されがちだが、我が社は不況である。なにしろ客先である病院やクリニックにはいつもの患者がいない。客先が大減収ではお手上げである。それでも休業はできない仕事なのでやるしかない。何とも大変な年になったもんだ。 さて一部の地区を除いてようやく緊急事態宣言が解除された。もちろん解除されたからと言ってウィルスがいなくなったわけではない。不要不急の外出は控え、特に会食は当面自粛だろう。 と言いながら今日は天候も良いので平尾台でもゴミ拾いしながら歩こうと久しぶりに出かけることにした。 朝が早かったのか観察センター前の駐車場は空いていた。今日はここからスタートだ。 不動坂を登り切るとシランの群落が迎えてくれた。自宅で見るのと自然の中で見るのとどうしてこうも違うのだろうか。花そのものはそう違いはないが、周りの風景のせいだろうか・・・・。 茶ケ床園地に着くと既に駐車場はほぼ満車。中峠を過ぎて広谷湿原へ。湿原には今は花がない。と言うか昔に比べ花が少ない。中峠へ来た道を戻る途中でパトロール中のF君に出合う。結構、緊急事態宣言中でも人が来ていたらしい。相変わらずゴミが多い。中峠から一周して茶ケ床園地に戻り、そしてお気に入りの場所でコーヒータイム。途中で山友の信ちゃんさんからいただいた「ビール」?ではなく「ピール」でコーヒータイムを過ごした。これがなかなかいける。ほんのり苦みがあって甘い。お茶やコーヒーに良く合う。白い雲と水色の空の下に広がるカルスト台地、輝くほどの緑、優しく肌をなでるそよ風。何とも至福の一時だ。誰もが現実逃避したい時だと思うが、まさに今、私はそれを実行している。ふとレジ袋が風で揺れているので目がゆく。中にはタバコの吸い殻やビニルの包装やマスクなどたくさんのゴミ。いきなり現実に引き戻されてため息が出る。 無事観察センターに着いたときは、こちらの駐車場も満車状態になっていた。今日も自然に山友に感謝!! |
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観察センター前駐車場に駐車 | ||
トイレを済ませ出発(8:15) | ||
車道をしばらく歩く | 蕎麦畑より農道を歩く | もしかしてオオルリかな? |
不動坂へ(8:29) | 最初の坂道はきつい | ニガナ |
シラン(紫蘭)ラン科 | センボンヤリ | シランの群落 |
不動山頂上(8:39) | アマドコロかナルコユリか? | しばらくシランを眺めながら歩く |
フナバラソウ | 不思議な花だ | 堂金山頂上(8:52) |
羊群原を進む | シランがたくさん咲いている | アップで |
ナルコユリ | 魚のような形して面白い | 千仏鍾乳洞への入口(9:01) |
貝殻山を右手に | 山腹を歩く | 遠方に変な花が・・・・・ |
茶ケ床園地に到着(9:18) | ウツボグサがたくさん咲いていた | 中峠を通過(9:35) |
広谷湿原へ | 広谷湿原 | きれいな水だ |
これもナルコユリだろう | 再び中峠(10:29) | 山友にお逢いした |
タツナミソウ | キセワタ | 小穴 |
四差路(10:52) | 貫山を眺める | キンラン (残念ながらピンボケ) |
シュンラン(これもピンボケ) | 美しいとはちょっと言えないサイハイラン | カノコソウ |
茶ケ床園地へと降る | 桃の種類の花は実になっていた | ジャケツイバラ |
アップで見ると雄しべが赤い | 面白い形の岩が多い場所 | ヤマサギソウ |
農道を横断 | お気に入りの場所(11:35) | ここで記念に |
アザミがたくさん咲いていた | ニワゼキショウ | タツナミソウ |
一旦茶ケ床園地へ | 茶ケ床園地から再びお気に入りの場所へ | コーヒータイム |
散策路へ(12:41) | ヤギが増えている | 駐車場は満車状態(12:58) |
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