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令和5年4月9日(日) 天気 晴れ
■出発時間:8時半(観察センター)
■メンバー:9名(男3名、女6名)
平尾台は私にとってはとても大切な場所である。幼年期を公害の街で過ごした私にとってはとても癒やされる場所だ。昔は、この広大な草原には牧場があって遊園地やモトクロス場などもあったが、昭和47年に国定公園に指定を受け、自然保護へと変化していった。おかげで今はたくさんの山野草が見れる。
さてそんな身近な平尾台だが、アタック山の会のメンバーは一部を除いてあまり歩いていないのでぜひ企画してほしいと言われ、せっかくなので希少な植物であるオキナグサの花を見に行こうとこの日になった。
今回は、仙貫岩から大回りするが、仙貫岩の手前からちょっとした洞窟があるので立ち寄る。皆初めてだと言う。写真は撮らなかったが、面白い場所だと思う。
風神山、不動山、堂金山をピークを踏むが、たいした標高差ではないため、ここが頂上だと言う感覚はない。茶ケ床園地に着くと駐車場は満車、トレランの練習での団体さんや登山の団体山もいて大賑わいである。
私たちは、中峠から再び稜線歩き、オキナグサを満喫して貫山へ。きつい登りをクリアしてランチタイム。結構達成感はあると思う。
そして下りだが、四方台から本来急斜面を小穴へと降るのが普通だが、何しろ高齢者軍団なので稜線を少し戻ってなだらかな斜面を下り、大きく回り込んで小穴の横(渕)を歩き十字路に出る。かなり大回りだが、安全が一番。小穴からは所謂お花畑だ。今回はヒトリシズカ、シュンランを目にする。そしてキス岩を見たことがないと言うメンバーが数人いたので立ち寄るが、ここも大人気か、熊本から来られた団体さんが、楽しんでいた。最後に私のお気に入りの場所を紹介して観察センターへと戻った。未だ未だ見所はたくさんあると皆に話すとぜひまた企画してほしいと言われ、調子に乗る私である。
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