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令和5年9月3日(日) 天気 晴れ
■出発時間:7時40分(観察センター前駐車場)
■メンバー:単独
暑さは和らぐことはない。平尾台も平地がこれだけ暑いと大して涼しくもない。少しでも涼しい内にと早い時間に自宅を出る。もちろん朝食は「お気に入りの場所」での予定だ。
観察センター前の駐車場は、さすがにガラガラ。まずは「お気に入りの場所」でモーニングだ。コーヒーはホットでもまだ涼しいので飲める。さて今日はどのルートで行くか・・・・。考えた末、この時期は草が伸びきって歩きにくいし、朝露でずぶ濡れになることも。そこでひとまず茶ヶ床園地から広谷湿原へと歩き、四方台へと歩くことにした。朝食を済ませて茶ヶ床園地へ行くと既に駐車場はほぼ満車状態。朝一で山に登ったりトレランしたりする人が多いのだろう。広谷湿原の先から四方台へと山道を歩く。今年はあちこちでナンバンギセルがお辞儀をしている。この植物は寄生植物であるが万葉集にも「思い草」として登場しているらしいから古くから日本に自生していることがわかる。四方台の側まで来て稜線に出ると南へと進む。稜線では東の海風が吹いてとても涼しく快適だ。途中から岩山目指し西へと降る。鞍部から岩山へはちょっとだけ登り返す。本日のピークである。名の通り、石灰岩が露出した山だ。南の先端に行くとその岩はテーブル状に広がっていてここで何度か休憩したことを思いだす。
岩山から鞍部まで戻り山腹を左回りに進むが、これまた胸の高さまで草が多い茂っている。Wストックはこのような時にとても力を発揮してくれる。両手で草を払いながら足下を確かめて歩けるからだ。つまずくこともなく無事脱出。しかし陽射しは強く焼けるような暑さが待っていた。キッス岩の道標を見て散策道を抜け、農道の砂利道に出ると茶ヶ床園地に戻り、再び散策道の森の中を戻り駐車場に到着。いやー暑かったが花はたくさん見れてしかもサギソウが咲いていてくれて本当に良かった。観察センターさん、『盗掘されないようにしっかりパトロールしてくださいね』と手を合わせる。今日も自然に山に感謝!!
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