2017/1/22 宝満山597.8m)
昭和の森〜(河原谷コース)〜難所ケ滝〜仏頂山〜宝満山〜うさぎ道〜昭和の森
アタック山の会「新年登山」
 ▲難所ケ滝
 ▲従走路は雪景色
 平成29年1月22日(日)天気 雨(雪)
 ■出発時間:7時半 小倉南区下曽根
 ■メンバー:女性5名、男性6名の計11名
  アタック山の会の新年登山は、今年の干支にちなんで嘉穂アルプスに近い「鳥屋山(とやさん)の予定であったが、このところの寒波で登山口までの道路がチェーン規制等であるため急遽来月予定の宝満山に変更した。
 宝満山へは、昭和の森から難所ケ滝大つららを見て登ればこの時期を満喫できる。しかし、天気は「雨」。どうも天候に恵まれない山行がこのところ多い。
 小雨の中、九州道は福岡I.Cで降りて昭和の森を目指す。
 天候が良くないのできっと登山者は少ないだろうと高をくくっていたら駐車場は大混雑。
 幸い、雨はほぼあがり、登山準備には支障がないが雨具は全員着て出発。
 広い道路を進みゲートを抜け、車道に一旦出て進むと登山道にいつのまにか入っている。 帰路に使う「うさぎ道」との分岐を過ぎると周りは白く雪景色となってくる。
 小つららの手前に平らで広い場所があったので早めのアイゼン装着をする。混雑する狭い道でのアイゼン装着は他の登山者に迷惑でもあり、危険性もあるためだ。
 小つららの場所では、「どれ?」と言う声がまるで輪唱のように聞こえてくる。過去見たことがある人しか、ここが小つららのある場所とはわからないくらい全く氷結していない。
 登山道は、雪の登山道となり、案の定狭い道でアイゼンを装着するグループがいた。
 従走路と難所ケ滝の分岐から難所ケ滝を目指し、急登する。登山者の渋滞が始まる。
 大つららは、既に溶け出していて「見事」とは言えない状態だ。岩の上は凍っていて危険なので早々に降る。
 分岐まで戻って再び従走路への急な雪道を歩く。雪は徐々に深くなり、稜線近くなると吹雪いきた。これぞ「雪山」と言う感じだ。
 縦走路に出るとすぐに寒さ対策を皆にしてもらう。強風の中で衣類を着るのは困難だからだ。稜線沿いの従走路は予想以上に積雪し、白銀の世界である。
 いつの間にか仏頂山を通過して宝満山山頂直下の広場に出る。岩場を確認、事前に情報を得ていたが、鎖場の横にステップが設置されている。これなら安全に登れそうだ。
 鎖を見て不安がる人もいたが、ステップを慎重に踏み、全員なんなくクリア。岩を切り削って造ったかのような石段を登るとそこには絶景が待っていた。青空こそないが、雪化粧した峰々を間近に見ると「ここまできて良かった」と思うのである。
 山頂は登山者がとても少なく、ほとんどの人が難所ケ滝で引き返したようだ。
 底冷えがするが、昼食をする間は風がなく、昼食を終えたとたん吹雪いてきたので早々に下山開始。帰路はうさぎ道を降り、合流点から往路を戻る。
 悪天候と予想されたが、雪を楽しめた山行となった。
 今日も自然に山に仲間に感謝!!
  ■コースタイム
  昭和の森P-(60分)-うさぎ道分岐-(35分)-大つらら-(25分)-稜線従走路-(20分)-仏頂山-(18分)-宝満山-(20分)-うさぎ道分岐入口-(50分)-合流点-(50分)-昭和の森P※休憩時間は含まず。全行程で約6時間でした。距離8.9km、標高差609m
今回のコース(クリックで拡大)
昭和の森P(8:50)
広い道をしばらく歩く
ゲート(9:20) 池がある 登山道らしくなってきた
植林帯を歩く 車道に出る(9:32) 本格的な登山道になる
ケルン うさぎ道との分岐 河原を横断
雪道になってきた 大つらつらまで300m(10:23) ここでアイゼンを装着(10:25)
結構雪がある 勾配がきつくなってきた 石がゴロゴロとしている
補助ロープがある 分岐から難所ケ滝へ(10:47) 上りと下り道があるが上り道は難しい
大つらつら 気温が高く溶け始めていた 多くの人で賑わう
分岐まで戻って稜線を目指す(11:03) 倒木をくぐる 吹雪いてきた
樹林は強風で揺れる 稜線が見えた 稜線の縦走路に出る(11:26)
防寒対策を強化 きれいだ 予想以上に積雪していた
見事 感動しながら歩く 八葉の峰
何だろう?と言いながら通過 説明板には樅ノ木とあるが・・・・ 仏頂山(11:52)
すげぇ うさぎ道との合流点 山頂下の広場に出る(12:05)
巨石群 岩を登るコースへ 鎖場にはステップがある
階段も慎重に 雪景色した仏頂山 山頂は静か(12:11)
竈門神社上宮 登山者は少ない 全員で
昼食を終え、吹雪いてきたので下山(12:36) 梯子をクリア この岩の下を通過してくる
うさぎ道に入る(13:00) 雪の道が続く いつのまにか雪がなくなる
河原を横断すると往路と合流(13:54) 巨石の横を通過 ケルンの横を通過
植林帯に入る(14:20) ゲートが見えてきた(14:30) 無事下山(14:47)
     
   
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